自分がゼロ歳人か一歳人か二歳人かを知ると生きやすくなる!

人間を理解するために様々な方法があります。
星占いとか、血液型占いなどは分かりやすく面白いです。
しかしそれらのものは面白く興味は引くのですが、残念ながら納得のいく根拠がありませんし、効果のほども不確かです。

それで今日はゼロ歳人と一歳人と二歳人という、分かりやすいうえに、人間関係をスムーズにすることが出来る方法をご紹介いたします。
これはすべての人をゼロ歳人と一歳人と二歳人に分けるというものです。

        

①ゼロ歳人

このタイプの方はどういう人かと言いますと、褒められたりすると「いや~、そんな褒められるような人間ではありません」と答える人たちです。
受容されても「受容されるにふさわしい自分ではありません」とか言うので、カウンセラーは一瞬途方に暮れることもあります。

人間関係でトラブルが起きたとき、このタイプの人は「私が悪いのです。私に問題があるのです」と深刻に受け止めてしまう傾向があります。
周囲は「いや、あなただけが悪いんじゃないし、相手のあることだから。」と言っても、「いえ、私が悪いんです」と譲りません。
この場合、相手が良心を持たない人々(反社会性人格障害・20人に一人の割合でどのグループにも存在すると言われる)であると、悲惨な結果を招くことがあります。

グループの中では、みんなについていくのが一番楽ちんだと感じます。
このタイプの人は、集団の中でみんながやり始めると自分もやるタイプですので、セルフスターターであることを期待するよりも、集団に働き掛けるのが良いのです。

        

②一歳人

このタイプの方はどういう人かと言いますと、褒められたりすると「ありがとうございます。もっと頑張ります」と答える人たちです。
言ってみれば、「豚もおだてりゃ、木に登る」タイプですね。
受容されると最も効果があるのが、このタイプの人々です。

人間関係でトラブルが起きたとき、このタイプの人は「わかりました。原因を分析し、対策を実行します」と言う人たちです。
最も現実対応能力があるタイプですが、それでもトラブルが続くと頽(くずお)れてしまうこともあります。

グループの中では、長老タイプといいますか、中間管理職タイプというか、やらなければならないことをテキパキと片づけていきます。

たいていの場合は集団の中にいますが、集団から離れて、孤立した状況に自分を置いていることもあります。
この場合は職業としては自営業や自由業が向いているということになります。
セルフスターターです。

        

③二歳人

このタイプの方はどういう人かと言いますと、褒められたりすると「そぉ、やっぱり?」と答える人たちです。
カウンセラーはこのタイプを敬遠します。
なぜなら受容しても、ちっともありがたがらず、かえって当たり前のようにもっと受容されることを要求するからです。
別名、「底無し」と申します(笑)。

人間関係でトラブルが起きたとき、このタイプの人は「え~、何で?全然わかんない」とか平気で言ってのけます。
言ってみれば、「カエルのつらにしょんべん」というやつですね。
あまりに無神経で問題解決能力があるとは言えないのですが、打たれ強くはあります。
叩かれていても、それをそう思わないところもあります。
職場で人間関係のトラブルが続発し、みんなが辞めていくのに、一人だけ残っているというのもこのタイプです。

グループの中では、たいていの場合、リーダー格でしょう。
自然にそうなります。みんながそのように認めます。
セルフスターターですが、興味がなくなると途端に役割を放棄することもあります。

まとめ:皆さんは何歳人であると自分のことを思われましたか?
そして皆さんの周りの方々は何歳人であると思われたでしょうか。
ちなみにありのパパは自分では一歳人であると思っています。

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