アダルトチルドレンの強迫観念とは何か?ACの強迫観念をやり過ごす8つの方法!

アルコール依存症はアルコールに嗜癖させる強迫観念によるものです。
ではアダルトチルドレンの強迫観念とは何でしょうか?
この記事ではACの強迫観念から7つを取り上げ、ACの強迫観念をやり過ごす方法について解説しています。

1.ACの強迫観念にはどのようなものがあるか?

アダルトチルドレンの強迫観念

①完全主義

これは何事も完璧にやらなければならないと強迫的に考えることです。
これには良い面もあります。
たとえば野球のフォームを完全なものになるまで練習し続けるとか、セリフを完全に喋れるようになるまで練習するとかです。
しかし完全主義を仕事全般・家庭全般・人生全般に適用すると大変ことになります。
なぜなら完全な人はこの世にだれもいないからです。
最後はみんなあなたから離れて行って、あなたはひとりぼっちになってしまうでしょう。

②人をコントロールする

案外このタイプの人は多くおられるように感じます。
大きく分けて三つあり、自分が劣った者・被害者のふりをして人をコントロールしようとする人。
理詰めで説得して人を自分の思いのままに動かそうとする人。
権威を振りかざして、または肉体的・精神的威圧を与えて人をコントロールしようとする人です。

問題はそのようなことをしている人(他人)ではなく、私たち自身が人にそのようなことをしていないかということです。
皆さんは如何(いかが)でしょうか?

③自己疑念・自己不信

「自分はダメな存在ではないか」「自分は劣った存在ではないか」このようなセルフイメージに苦しんでいるように見える人は余りおりません。
なぜならそのような思いを完全に抑圧しているので、そのような思いがあることさえ気づかないからです。

しかし何かにチャレンジしようとすると、訳もなく自信がなく脚が震えて前に進むことが出来ないということはないでしょうか?

④過剰な責任感を、愛や親切心と誤解している

たとえば電車の中で必ず席を譲るような人がいたとします。
そのこと自体は良いことですが、その行動が強迫観念から出ているとしたら問題です。
強迫観念から出ていなければ「今日は自分自身が疲れているから、申し訳ないが席を譲らないでおこう」と考えることが出来ます。
しかし考える間(ま)もなく体が反応しているなら、これは問題です。

⑤感情の抑圧(感情を感じることができない、感情を適切に現すことが出来ない)

「何にも感じない」とは感情を抑圧しているために、自分に感情があるのを気づけないということです。
しかし普段感情を抑圧している分、爆発したときには凄(すご)いことになります。
どんな感情が爆発しやすいかと言うと、それは怒りの感情が最も爆発しやすいのです。
なぜなら感情を抑圧している恨(うら)みが溜(た)まりに溜まって、恨みが怒りとして爆発するからです。

⑥哀れみと愛を取り違えている

典型的なのは「この人は私がいないとダメなの」と思っている女の人です(笑)。
これは裏側に見捨てられ不安が潜んでいます。

⑦否認

「だいじょうぶ?」と聞かれて「だいじょうじゃない」と答える人は余りいません。
なぜなら「良い朝ですね」と聞かれたら「そうですね。良い朝ですね」と答えるように社会的規範の圧力が掛かっているからです。
しかしこのような社会的儀礼にかかわることであれば問題はありませんが、これが人格の問題ですとそうも言えなくなってきます。

人は否認することによって「自分に問題は何もない」「うちの家庭に問題は何もない」というふりをして、自分の人生をやり過ごそうとします。
しかしそうは問屋(とんや)が卸(おろ)さないのです。

2.ACの強迫観念をやり過ごす方法

一体どうしたら強迫観念をやり過ごせるのでしょうか?
ありのパパが実行して効果があった方法を皆さんにお分かちします。

①手離(てばな)して、あとは神様におまかせ

腹が立つことや気になることやムカつくことや(笑)、それが何であっても「手離して、あとは神様にお任せ」するのです。
そうすると、あら不思議!心が平安になります。
心の状態は目に見えませんが、生活に変化が明確に顕(あらわ)れます。
出来なかったことが出来るようになり、一日が終わったときに心にストレスが全くない状態であるのに気づいて自分に驚きます。

〇心の平安・落ち着き(セレニティ)はあってもなくても良いものではなく絶対になくてはならないものです。

②今日一日を生きる

手離すのは一生に一度のことではなく、また一年に一度やれば良いものでもありません。
そうです。一日に一回ずつやることが必要です。
それも朝ごとにやるなら大変効果的です。

ある方が「一週間のうち前半はうまい調子で行ったのですが、後半落ち込みました」と仰(おっしゃ)いました。
そう仰るお気持ちは分かります。
しかし一週間をひとかたまりとして見ているところに、うまくいかない理由があるのではないかと、ありのパパは考えました。
そうではなく一日をひとかたまりとして見るのです。
そうしたらうまく行くようになります。

③私はそれの原因ではない

あるご婦人が「ちょっとした主人の振る舞いにとてもイライラさせられるんです。自分ではそれはおかしいと分かるのですが、その感じ方を治せません。どうしたら良いでしょうか?」とお問いになられました。
皆さんなら、どのようにお答えになりますか?(文章を読み進む前にご自分ならどう答えるかちょっと考えてみてください)

「実は私もなの(笑)」⇨誰もあなたのことなど聞いておりません。
「そういうこと誰にもあるよね」⇨問題を一般化しても解決にはなりません。
「神様に治していただきましょう!」⇨誰もあなたに相談する人はいなくなるでしょう。

ではどのようにお答えしたら良いのでしょうか?
人に対してイラッとするのは、それが自分にも原因があると無意識に考えているからです。
ですからイラッとする度に「私はそれの原因ではない」と自分に言います。
そうすると心の中で「あぁ、そうか。この人はそれをその人なりの考えに基づいてやっているのだ。自分が原因ではないのだ」と分かり、憑(つ)き物が落ちたようにホッとして冷静になれるのです。

④私はそれをコントロールできない

イラッとするのは「自分にはそれをコントロールする能力・権威がある」と錯覚しているからです。
パソコンなら決められた通りにキーを押せば予(あらかじ)め決められた通りの動きをします。
しかし相手が人間である場合、相手にはあなたと同じように自由意志があります。
あなたが自分の自由意志に基づいて行動するように、相手もその方の自由意志に基づいて行動します。
ですから相手が自分の思ったように動くなどと期待する方がバカだったのです。
その事実に気づけば「な~んだ。私バカみたい(笑)」と思うことが出来ます。

⑤私はそれを治せない

人を見て「こうすれば良いのに」と余計なお世話なことを感じるときがあります。
そのようなとき自分自身に「私はそれを治せない。私はあなたを治せない」と言います。
そうすると「回復させてくださるのは神ご自身」であることに心の目が向きます。

⑥これもまた過ぎ去る

様々な人間関係の中で私たちは疲れ果ててしまいそうになるときがあります。
そんなとき自分自身に言ってあげるのです。「これもまた過ぎ去る」と。
そうすると「なんだ。これも過ぎ去るのか。この緊張やストレスやイライラが永遠に続くのかと思った」と感じ、心のギアをニュートラルにすることが出来ます。

⑦反応する人から行動する人へ

ありのパパを含めてですが癇癪(かんしゃく)持ちは「これは怒って当然だろ!」と思う場面を選んで怒りを爆発させているのです。
思い当たるふしはありませんか?

この「怒って当たり前」の判断が心(意志)でなされずに無意識の領域でなされるために、あたかも脊髄(せきずい)反射のように怒っているように見えるのです。
これはいけません。
脊髄反射のままでは「心が自由な人」ということは出来ません。
判断を自分自身に取り戻さなければなりません。

ではどうしたらそうなれるのかということですが、それは今まで書いてきたことを一日一日実践することによります。
そうすると脊髄反射の人(反応する人)から充分に考慮して適切に行動する人に変貌しているのに気づくようになります。

⑧ACミーティングに参加し、12ステップに取り組む

ミーティングは自分の話をし、また人の話を聴くことによって、自分の心があらわになり正直になる経験をするところです。
人生がなぜか空回(からまわ)りしているようにお感じになる方は是非12ステップミーティングに参加されることをお勧めします。

12ステップは私たちが回復するために神がお与え下さった道具(簡単な霊的道具一式)です。

◎回復と平安を祈っています。

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