若いときは筋肉がなくても脂肪率が低ければそれなりのスタイルを保てます。
しかし歳を取ると、脂肪もないが筋肉もない身体は痩せ細っていてみすぼらしいだけでなく、生活にも悪影響を与えます。
この記事では脂肪を減らして筋肉を付けることが生涯を通して健康な人生を生きる秘訣であることを解説しています。
目次
①脂肪率を下げないと、老化の波をもろにかぶることになる
脂肪率を下げたことに安心して筋肉量を増やすことをしないままに歳を取ってしまうと、今度は老化の波をもろに被ってしまうことになります。
皆さんは[妙にやせ細っており、生命力を全く感じさせず、年齢よりも老けて見える人]というのを見たことはないでしょうか?
ありのパパがまさにそうでした。
若いときは生命力が溢れ、体も柔らかいので、脂肪もないが筋肉もないという体でもなんとか生きて行くことができました。
それがある時、スーパー銭湯の大きな鏡に貧相なおじいさんが映っているのを見て「このおじいさん、どこかで見たことあるな?」と思ったら、それはなんと自分でした(笑)。
心のどこかで「自分だけは歳を取らないのではないか」と思っていたのは妄想でしかないことを思い知ったのでした。
②脂肪を減らすのと筋肉をつけるのは、どちらが簡単か?
ありのパパにとっては圧倒的にダイエットの方が簡単です。
ダイエットであれば「一日100gずつ体重を減らしていく」ことは四群点数法を用いれば簡単に出来ます。
若いときは70kありましたが、この方法によって54kgに減らしました。
今回55kgの体重を脂肪量はそのままに筋肉量だけを増やして60kgにする30週間(約七ヶ月)の計画を立てました。
体重を減らすのが簡単に出来るなら、体重を増やすのも簡単に出来るのではないかと初めは高を括っていました。
確かに脂肪を増やすことによって体重を増加させることは簡単に出来ます。
しかし脂肪量を増やさずに筋肉量を増やそうとすると全然簡単ではないのに気づきました。
③筋肉を付けるためには体重の二倍のタンパク質摂取が必要
これは60kの体重の人が筋肉を付けようとするなら、一日120gのタンパク質を摂ることを意味します。
筋トレに関するどの書籍やホームページ・ブログを見ても、普段の食事から筋肉増量のためのタンパク質をとるのは難しいからプロテインを摂るようにと書かれてあります。
しかし肝心要(かんじんかなめ)の[日常の食事から摂れるタンパク質は何グラムだからプロテインは何グラム摂れば良い]ということが書かれてありません。
それで自分で計算してみました。
四群点数法に基づく食事をしている場合のタンパク質を一つ一つ書き出して、それを合計しました。
そうしたところ一日に72gタンパク質を摂っているのが分かりました(案外たくさん摂っているものですね)。
ということは、あと48gのタンパク質を摂れば良いということです。
プロテインのタンパク質含有量は約70%ですので、プロテインを一日あたり70g飲めば、筋肉を増量させるのに必要なタンパク質を摂取することができます。
これを一日何回かに分けて飲むようにします。
筋トレ直後と就寝直前の二回は必ず飲むようにします。
筋トレをしない日もプロテインを飲むようにします(筋肉は体の中で少しずつ造られているからです)。
④睡眠と栄養と時間管理の三つが揃わないと筋肉は付かない
(2019/09/09追記)
闇雲に筋トレをしても筋肉がつかない場合があります。
それは睡眠を十分に取っていない場合です。
それで身体に筋肉をつけようとすると生活のすべてを管理することが必要になります。
このことは自分で自分自身をコントロールできているという自信を与えることに繋がります。
筋トレをしない理由に「いや〜忙しくてさ」という言い訳があります。
これは逆にいうと忙しさに自分を支配させているということでもあります。
この支配関係を逆転させます。
ありのパパは筋トレをやるようになって何が良かったかと言えば生活のすべてを管理できるようになったことです。
『他人に自分をコントロールさせないで、自分で自分をコントロールする』これに勝って良いことはありません。
筋トレを継続的に行うためにはモチベーションの管理も大切です。
ありのパパは現在は、起床⇒ストレッチ⇒掃除⇒筋トレの順番でやっています。
この順番でやると自分の中の『やる気エネルギー』がなくなる前に筋トレを行うことができるからです。
◎平安と祝福を祈っています。