同じ生きるなら積極的に喜びをもって生きていきたいと誰しも思うものです。
しかしそのためには大変な修行が必要ではないかと考える方もおられます。
今日はそんな本格的な修行ではなく、ちょっとした心がけ程度のもので人生を変えることができる秘訣をご紹介します。
①口癖(くちぐせ)を変える
ありのパパの信仰を持っていないときの口癖は「どうでもいい」でした。
しかし信仰を持ってからは自然にこのセリフは口から出なくなりました。
多分信仰を持つことによって人生への投げやりな態度がなくなったからだと思います。
信仰を持ってからの口癖は「どうにかなる。なるようになる」です。
これは本当の意味でそのように考えているのではなく無責任な態度の投影でした。
そのことに気づいてからは口にしなくなりました。
反対に「神様が必ず良くしてくださる」という神への信仰告白を口にするようにしました。
あなたはどのような口癖をもっておられますか?
もしご自分で「この口癖は否定的だな」と感じられたら、その口癖を口にせず肯定的な言葉を口をすることです。
そうすると不思議なことに考えが少しずつ積極的なものへと変わっていきます。
確かに言葉は人を支配する力を持っているようです。
②思い込みを打ち破る
たとえば近所の人や同僚が自分に挨拶しなかったとします。
その時「自分を嫌っているから挨拶しないんだ」と考えてしまう人がいます。
しかしそのとき「これは自分から挨拶するようにとの神の導きかもしれない」と考えることも出来ます。
ある人は「そんな馬鹿な!」と言われるかもしれませんが、前者の反応であれば心に否定的な考えが満ちあふれますが、後者の考えであれば心の中は前向きな考えで一杯になります。
さてあなたはどちらを選び取られますか?
③人のふり見て、我がふり直せ
ある方と一緒に新幹線に乗ったことがありました。
その時、車内販売が通り掛かりました。
たまたまその車内販売の人はその方と知り合いでした。
その方はコーヒーを注文したのですが、車内販売の人は「あなただけに特別なカップをご用意しました」と言いました。
その人がいなくなってから「あのセリフは皆に言っているんだよ」とその方は申されました。
ありのパパは心の中で「『そのように言っていただくだけで有り難い』と考えることも出来るのに、なぜわざわざ人を疑うようなことを言って自分を引き下げるのだろうか?」と思いました。
しかし我が身を振り返ってみると同じようなことを日常生活の中で山ほどやっていることに気が付きます。
案外、自分がやっていることは気が付かないものです。
しかし人がやっていることは良く気が付くという困った性質が人間にはあります。
その性質をうまく利用します。
人を裁くために用いるのではなく、自分が気づきを得るために用いさせていただくのです。
④自分の本音を無視して演技をしない
「このように実践すれば積極的になれる」と言われると建前で演じがちです。
しかしそれでは何の意味もありません。
かえってストレスをため込み、いつかは爆発してしまうかもしれません。
そうならないためにはどうしたら良いかというと自分の本音にしっかり気づくことです。
そうしてからその上で「私はどうなりたいか?」を自分自身に聞くことです。
たとえば「本当に自分は挨拶してほしいと願っているのか?」を自分自身に聴き、「そうでもない。挨拶されないことによって自分が嫌われているのではないかという恐れを持つのが嫌だっただけ」と分かれば対応は変わってきます。
それを自分自身に聴きもせず「挨拶はしなければならない」という思い込みでやっても効果はありません。
⑤一日の中で感謝できることを五つ思い出してみる
これはありのパパ自身が試してみて大変効果があったものです。
寝るとき布団に入って目を閉じ今日一日の中から感謝できることを五つ思い出します。
これを毎日やります。
そうすると朝起きるときに「今日も感謝できることが沢山ある日だ」と自然に思えるようになります。
また日々の生活の中の小さな出来事にも「あっ、これも感謝できる!」と思えるようになります。
どうぞ皆さんも試しにやってみてください。
わずか一週間でご自分の変化に驚かれることでしょう。
◎回復と平安を祈っています。