ご主人は奥様専用のカウンセラー。お母さんは子供専属カウンセラー!

心理学関係でベストセラーになるような本を読むと、女性は共感することを第一とし、男性は問題解決を何よりも優先すると書かれてあります。
そして結論は「だから男と女は互いの違いを知って歩み寄れ」というものだったりします。

ありのパパはこのような本を読むと「ほんまかいな?そうかいな」という文句が出て来ます。
皆さんはいかがでしょうか?

そこで今日は皆さんとご一緒にこの問題を考えます。

1.共感することを何よりも優先する女性とは?

①共感したい女性

確かに女性は「分かってもらいたい」という感情を強く持っています。
余りに誰も分かってくれないと、グレてしまい「私の気持ちなんか、誰も分かってくれないのよ。世の中なんか、こんなものよ」と木枯らし紋次郎のような方もおられます。

②共感だけ出来れば良いのか?

では共感だけしてもらえば気が済むのでしょうか?
もし自分の子供が登校拒否や拒食症で苦しみ悩んでいても共感してもらうだけで満足できるでしょうか。
決してそんなことはないと思います。

また育児に協力してくれない夫に文句を言って、夫が心を込めて話を聞いてくれた後でやっぱり何もしてくれなかったとしたらどんな気持ちになるでしょうか?
ありのパパが妻だったら思わず野球バットを握りしめるか、離婚届を握りしめるに違いありません(笑)。

③本当は何を望んでいるのか?

なぜ女性が共感してもらいたいかというと、それは共感の向こう側に確かな解決が待ち受けていることを信じているからではないでないしょうか?

女性は直感に優れていますから共感を伴わない解決策というものが実際には効果がないことを知っているのです。
その点、男性は可能性が乏しいことであっても、その解決策を受け入れてしまうということが往々にしてあります。
それで後から後悔するのです。

2.問題解決を何よりも優先する男性とは?

①男性が問題解決を優先するとは本当のことか?

ある食品会社で製品に異物が混入する事件か続発したことがありました。
その時、その会社の社長は全国から工場長を呼び集めて会議をしました。
異物を混入させた工場長に、社長が「どうしたら事故の再発を防ぐことが出来るか?」と尋ねたところ、その工場長は顔を顔面蒼白にしながら「すいません。すいません。ご迷惑をおかけしました。以後気を付けます」と答えるのみでした。
社長があきれて「あなたに謝ってもらっても問題解決にはならない。私が聴きたいのは再発防止策です」と言ってもやはり工場長さんの答えは同じものでした。

このような光景を見ると男性が問題解決を何よりも第一とするというのは当たっていると思いがちです。
しかし本当にそうでしょうか?

②問題解決を優先するときは心に余裕のないとき

もしこのとき社長さんが事故を起こした工場長さんに「あなたも一生懸命やっておられたのでしょう?それにもかかわらず事故が起きてしまい、私が残念に思う以上にあなたが悔しい思いをされているのではないかと察しています」と言って労をねぎらってから、「ところで優秀なあなたであっても事故を防ぎきれなかったのは、どのような要因が潜んでいると考えますか?あなたの意見を聞きたいのですが、教えてくれませんか?」と尋ねたなら、その工場長さんは全力で事故が起きた原因分析に取り組んだのではないでしょうか?

③男性も本当は共感されることを望んでいる

もし本当に問題解決をしたいのなら当事者を受容しない限り満足のいく解決は得られません。
上記の工場長さんがただただ謝ってばかりであったのは怒られるのが恐かったからです。
もし怒られるという恐れが取り除かれていたら、この工場長さんは命がけで問題解決に突き進んでいたに違いありません。

3.どうすることが最善か?

①女性はどうすればよいか?

a.ギブ・アンド・テイク

ご自分が共感されたいと思っている以上に男性はもっと共感されたいと思っているのです。
ですから「ギブ・アンド・テイク」の精神をしっかりと持つことです。
女性だけに限りませんが「まず与えられないと絶対に人に与えない」と堅く決心しているかのような方もおられますが、それだと永遠に望むものは手に入りません。

b.自分にしてほしいと思うことを人にもしてあげなさい

夫婦カウンセリングをしていて気づくのは、案外奥様が夫の話や子供の話を聴いていないということです。
それを指摘すると奥様は大体下を向くか「夫がまず私を受容してくれたら、私も家族を受容します」と言われます。

冗談抜きで「女性は家庭の太陽です」。
ご家庭が良くなるのも悪くなるのも女性であるあなたが鍵を握っておられるのです。
健闘を祈ります(笑)。

②男性はどうすればよいか?

a.夫は妻専用のカウンセラー

御主人に「奥さんの話をもっと良く聞くように」と申し上げると「私は妻のカウンセラーではありません」と答える方もおられます。
そのような方に申し上げたいことは「もし夫婦関係をうまくやっていきたいのなら、自分は奥様専用のカウンセラーであるという自覚を持つこと」ということです。

b.いつも心に余裕を持とう

男性は心に余裕がなくなると解決策に走ります。
これでは失敗するのは目に見えています。
問題解決を優先するということは一見合理的なことに見えますが決してそうではありません。
自分自身が高価で尊いことを信じることが出来ないときに自分を卑しみ自分の存在を隠そうとします。
その結果、問題解決だけが前面に出てくるというわけです。

人はみな神によって造られた神の作品です。
互いが互いをありのままで受け入れあうとき問題は解決に向かって動き出します。

◎平安と祝福を祈っています。

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