反省しないで棚卸しをしよう!アダルトチルドレンの反省は自分いじめ

(2021/03/13記事更新)反省とは自分いじめだと思っていませんか?
ひょっとしたら棚卸しさえ自分いじめに使っている方がおられるかも知れません。
この記事はなぜ一般的な反省ではなく12ステップの棚卸しでなければならないのかを解説しています。

        

1.反省しないで棚卸しをしよう!アダルトチルドレンの反省は自分いじめにほかならない

反省は自分いじめ

「あなた自身を許しなさい。ハイヤーパワーに助けを求めなさい」(ACのための12のステップ146頁9行目)

反省しないで棚卸しをしましょう。
中には「健康的な反省ならいいだろう?」という方もおられるかも知れません。
しかしアダルトチルドレンには健康的な反省はできません。
反省しようとすると即自分いじめになります。
なぜならアダルトチルドレンは自分いじめを嗜癖として使っているからです。(ACの問題行動の11番目)

アダルトチルドレンの問題行動
アダルトチルドレンが使う病的な人間関係嗜癖の一覧表 1.私たちは人が怖いので人々から孤立することを嗜癖として使…

アダルトチルドレンで既に12ステップに取り組んでおられる方の中には12ステップの棚卸しを自分いじめとして使っている方もおられるかも知れません。

あるACは棚卸し作業が済んだとき「こんな自分は生きていてはいけないと思った」と言いました。
それを聞いたありのパパは内心「なんでやねん!」と驚きました。

このようになってしまうのは棚卸し作業を自分の人生を支配していた古い行動パターンを見つけることと、それと対極にある新しい行動パターンを考え出すことを目的にせずに、漠然と棚卸し作業に取り組んだのが原因です。

棚卸し作業はただやっていれば何とかなるというようなものではありません。
棚卸し作業中は常に「自分は何のために棚卸し作業をやっているのか?」を確認しつつ行っていく必要があります。

        

2.棚卸しの秘訣は自分自身の新しい親として接すること

自分が自分自身の親になる

「ハイヤーパワーのあなたに対する意志を知ることを求めなさい」(同7行目)

自分自身とは本能を指しています。
本能は周りとうまくやっていきたいと願う共存本能、自分の生きている環境を安心・安全な状態に保ちたいと願う安全本能、特定の人と肉体的に一つとなりたいと願う性本能、そしてこれらの本能が将来に渡って満たされることを願う将来野心の四つがあります。

アダルトチルドレンの子供時代は生物学上の養育者から虐待ないし養育放棄を受けていたため自分が大切にされたという経験が乏しいです。

大人になってからは自分が自分自身を大切にするということを蔑(ないがし)ろにしてきました。
というか「自分自身を大切にするってなんですか?意味が分からない」みたいな感じで人生を過ごしてきたのがACの大半ではないでしょうか?

そのためアダルトチルドレンは自覚的・意識的に「自分自身を大切にする」術(すべ)を身につける必要があります。

自分自身を大切にするとは自分自身を赦すことです。

ありのパパはずっと「ロボットみたいになんにも感じずになすべきことを淡々とこなしていければよいのに」と思って生きてきました。

電子レンジのターンテーブルがグルグル回っているのを見ると、見とれてしまい、ずっと見ていました。
それは電子レンジは「調子が悪い」とか「なんか分からないけどムカムカする」とかがないからです。

ありのパパを始めとするアダルトチルドレンの皆さんは自分の本能(共存・安全・性・将来野心)を傷つけるだけ傷つけ、その上で否認という蓋(ふた)をして気づかないふりをして生きてきた人々だったのではないでしょうか?

これからはそうであってはなりません。
自分自身を大切にする生涯を送ろうではありませんか。

自分自身を許すとは具体的には自分の本能に対して「仕方ないよ。傷ついて当然だよ」と言ってあげることです。
(この記事では存在に対するゆるしには「赦し」を、行為に対するゆるしには「許し」という言葉を当てています)

同様に暴走した感情についても「辛かったね。恨みや恐れを感じて当然。罪悪感や後悔を感じて当然」と言ってあげることです。

ここまで出来れば本能が傷ついた原因がたやすく明らかになります。
それは自分の性格上の欠点からくる行動パターンです。

これが分かると自分のことを笑えるようになり、「この世界も、自分の人生も捨てたものではない」と思えるようになります。

これはビッグブッグに書かれてある「12の約束」(120〜121頁)の実現でもあります。

        

3.新しい行動パターンの実践がなければすべては徒労に終わる

人生の変革に取り掛かる

反省よりも棚卸しよりも祈りよりも先に来るのは【新しい行動パターン】です。

ちなみにありのパパの新しい行動の仕方は「すべての人に敬意をもって接することに全力で取り組む」です。

12ステップに取り組む人が気をつけなければならないのは「できるはず」と考えるだけで、一向に全力で実践しようとしないことです。

「今までやってきた」「これからやる」では全く不十分です。
今このとき実践しておられますか?

これは笑い話ですが、ある人が「おかしいな。最近、神の力を感じない。神様、サボっているのかな?」と言いました。

そうしたらそれを天で見ておられた神様が「感じないはずだよ。新しい行動パターンを実践してないもの。わたしの力をあなたに常に与えているが、あなたが新しい行動パターンを実践しないので、神の力を受け取りそこねているのだ」と言われたとか。

新しい行動パターンを全力で実践すると心が空っぽになります。
そうしたら空っぽになったあなたの心を神が再び満たしてくださいます。
私たちの毎日はこの繰り返しです。

実践する前に祈りが必要ですが、実践なしの祈りは無意味です。
実践できなかった時には棚卸しをし、祈りと黙想をします。

【まとめ】
アダルトチルドレンは反省しないで棚卸しをしましょう。
なぜならACが反省しようとすると即自分いじめになるからです。

もちろん棚卸しさえも自分いじめに変質する危険はあります。
そうならないためには自分が自分自身の愛ある親として接することです。
そして暴走した感情と傷ついた本能に対して共感的・肯定的に接します。

人生が実際に変革されていくためには新しい行動パターンを全力で実践することが必須です。
実践なしの祈りは無意味であり、神の力を継続的に受け取ろうとするなら、新しい行動の実践を継続的に行う必要があります。

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アダルトチルドレンと共依存症者のためのスカイプミーティングが始まりました。 時間は毎週水曜日の20時〜21時1…

◎回復と平安と祝福を祈っています。

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