祝福された人生に必要なものは、神の国用イースト菌と、ねりにねることと、精錬の炎で焼かれることです。
神の国のイースト菌なしで焼かれても固くて食べられないパンが出来上がるだけです。
では神の国用イースト菌とは何でしょうか?
イエス様は神の国はイースト菌のようなものだと言われました。[新約聖書ルカの福音書13章21節]
小麦粉が神の国と言うなら分かる気もしますが、イースト菌が神の国とは一体どのような意味なのでしょうか?
今日はこの問題を皆さんとご一緒に考えます。
1.神の国用イースト菌をください
小麦粉だけでもパンは出来なくはありませんが、十分に膨らんだおいしいパンを食べようとするなら、どうしてもイースト菌が必要になります。
このたとえ話の肝は「ふくらむ」というところにあります。
神の国が膨(ふく)らむとは拡大するということです。
日本の教会は長らく膨らまずに難儀しています。
こんなに便利な『神の国用イースト菌』があったら欲しいものです。
全財産を売り払っても手に入れたいと思うのではないでしょうか。
教会にパッパッと振りかけて、練りに練って。
そして時間が経つと、あ~ら不思議!教会がムクムクと膨らんでまいります。
膨らんだと喜んだのも、つかの間。
気がつくと、精錬の炎という名前のオーブンに入れられて「あっちっち。熱いよ。ここから出して」と叫んでも、パンは焼かれなければパンになることは出来ません。
そうやって教会は神の御心にかなったものになることが出来ます。
2.神の国のイースト菌とは、一体何を指しているのか?
①自己の無力を認めること
自分は出来ると考えることが、いつでも神の国の拡大の妨げとなります。
②神様なら、こんな自分を通して神の国拡大の業をなしてくださると信じることです。
③そして自分の意志(考え方)と生き方(行動パターン)を、神に委ねながら歩んでいきます。
これが神の国のイースト菌です。
3.神の国のレシピ(成功法則)はひとつ
家庭に問題があるとき、神の国というイースト菌を家庭に振りかけて、練りに練って、そして火で焼かれると、愛にあふれた家庭となることが出来ます。
それが会社であっても、地域であっても、神の国のレシピはみな同じです。
①神の国というイースト菌を振りかける
これは神の国の生き方に従って生きると覚悟することです。
②練りに練る
これは実践を意味します。
信じたつもりと、本当に信じていることの違いは、行動がついてくるかどうかです。
レシピを手に入れても、実際にやってみないなら何の意味もありません。
③十分に膨らんだら、火で焼く
この聖霊の炎だけは、私たちがすることではありません。
神様が丁度良いときに(十分膨らむまで)、丁度良い温度と時間で(きれいに、おいしく焼ける温度と時間)、試練と困難と苦悩を与えてくださいます。
◎あなたはイースト菌を持っておられますか?あなたにとっての小麦粉は何でしょうか?
平安と祝福を祈っています。
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