あなたも確かめてみる?性依存症の問題の三つの面と本質的な解決策!

性的領域に問題があるというのと、性依存症であるというのは違うことです。
性依存症の問題には身体的・情緒的・霊的な三つの面があるとホワイトブック(性依存症の12ステップ本)は言っています。
この記事は性依存症の三つの面を解説しています。

「性依存症の問題が三つの面から構成されていると分かった。それは身体的な面・情緒的な面・霊的な面である」(61頁1行目)

1.性依存症の身体的な面

嗜癖の奴隷

身体的な面とは文字通り性にかかわる一切の逸脱行動を指しています。
これは痴漢・盗撮・ストーカーなどの違法行為だけを指しているのではありません。
長時間のネットポルノの視聴や性的妄想を弄ぶことまで含んでいます。

単に性的領域に問題があるのと性依存症の違いは、それが嗜癖になっているかどうかに掛かっています。

嗜癖とは通常の社会生活や家庭生活を営むのに重大な支障をきたしていることを意味しています。
もちろんまわりは重大な支障をきたしていると認識しているのに、本人は依存症特有の否認のために「いや私は性依存症なんかではない」と思っている場合もあります。

それとは反対に性依存症ではないにもかかわらず、自分は性依存症かも知れないと考えるケースもあります。

たとえば恋人とうまく行きそうになると関係を終わらせるようなケースをどのように捉えるかという問題があります。

次々と恋人をつくるということなら恋愛依存症の可能性もありますが、「見捨てられる前に見捨ててやれ!」という見捨てられる痛みを嗜癖として使っている場合もあります。

相手の言いなりになる傾向が強いのであれば共依存症の可能性もあります。

またこれらの複合依存症(クロス・アディクション)の場合もあります。

対策としてはご自分の中で一番大きな要素を占めるものから手を打っていくことです。
どこから手を付けていくかというのは最終的には本人の自由意志にもとづきます。

たとえば薬物を使ってセックスを行っている人がいるとします。
その人が自分の核心的な問題は何かを決めるのは人によって異なります。
ある方は「自分の核心の問題は薬物だ」と考えますし、ある人は「自分の核心の問題は性にまつわることだ」と捉えます。

見極めるコツは明白に嗜癖として使っているものがあるなら、そこからの回復を目指すことです。
もちろんその場合でも明らかに重篤な嗜癖があるのに、それを脇に置いておいてどうでもいい嗜癖に時間を費やすのは逃避行動でしかありません。

2.性依存症の情緒的な面

人を信頼できない

情緒的な面とは性的嗜癖を使うに至る心の動きを指しています。

ありのパパの場合は対人関係で不正直行動をすると自分自身という存在が「そんな建前ばかりの人間関係をもっているといつかは人間関係が破綻するぞ!」と言いました。
その結果、将来野心の安全本能が傷つき、恐れの感情が暴走しました。
この不安感情から逃れるために性的領域の嗜癖を使いました。

75%の回復率をあげている医療機関の医師は「依存症は人を信頼できない病」であるとしました。
ありのパパ自身の経験とこの医師の主張を照らし合わせると確かに納得がいきます。
人を信頼できないので不正直行動をとったのです。
もし人を信頼できていたら決して本心を偽った行動を取ることはなかったでしょう。

ここでアダルトチルドレンなら「私は子供時代に人を信頼できなかったから」という言い訳が出てきがちです。
しかしその人々は次のことを見逃しています。
それは大人になってからいくらでも人を信頼する練習をする機会があったにもかかわらず、その機会を意図的に見逃し続けたのは他ならぬ自分であったということです。

3.性依存症の霊的な面

人格的な関係

性依存症の霊的な面とは他者に対して人格的な関係を持たないということです。
ある人は他者に対して「自分を愛してくれない人」として接します。
これは他者を恨み・ツラミの対象とする、つまりモノ扱いしているということです。

またある人は他者を自分に都合の良い存在として扱います。
これは他者をセックス・ドールあるいは金づるとして見ているということです。

このどちらもが相手を人間として見ておらず、人格的な関係が伴っていません。
人格的な関係とは相手に対して敬意をもって接することです。
なぜ敬意をもって接するかと言えば、それは人間が神によって造られた被造物だからです。

これが理解できると解決策も自ずと明らかになります。

12ステップが提供する本質的な解決策は霊的に目覚めることです。
霊的目覚めとは回復するのに十分な人格の変化であると言われます。
もっと具体的に言うと人格の変化とは対人関係のあり方が変わることです。

対人関係さえ変えることができれば、本能は傷つかなくなり、感情の暴走は止まります。
不快感情がなくなれば嗜癖を使う必要もなくなります。

これが性依存症ばかりでなく、アダルトチルドレンや共依存症を含むすべての依存症の本質的な解決策です。

【まとめ】
性依存症かどうかの分水嶺はそれを嗜癖として使っているか否かです。

すべての依存症の構造は同一であり、本能が傷つくと感情が暴走し、不快感情から逃れるために嗜癖を使わざるを得なくなるというものです。

本質的な解決策は利己的・不正直・恐れ・配慮の欠如からくる対人関係を変えることです。
そうしたら本能の傷つきはなくなり、感情の暴走も止まります。
不快感情がなくなれば嗜癖を使う必要もなくなるので嗜癖から自由に生きることが可能です。

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