アダルトチルドレンはステップ6・7が分かると回復の車輪が回り始める

アダルトチルドレンの方で「ステップ6・7の意味が分からない」という方はおられませんか?
しかし回復するためにはステップ6・7の理解が欠かせません。
この記事はステップ6・7が何を意味しているのかを具体的に分かりやすく解説しています。

1.アダルトチルドレン&共依存症者はステップ6・7が分かると回復の車輪が回り始める

人生と回復の車輪

12ステップの1から5までは一つずつ取り組んでいきますが、6と7は同時に取り組みます。
ちょうど車の両輪のようにです。

ACや共依存症者が回復するためには『回復の車輪』が回っていかなければなりません。
ステップの6・7は回復するための人生の車軸に当たります。
当然のことながら車軸がしっかりしていないと人生という名の車輪が回っていきません。

2.ステップ6は「やりたいことをやらない決心」

やりたいことをやらない

「われわれの無益な振る舞いを取り除くために神と協力して歩む心の準備が完全にできた」

ステップ6では「やりたいことをやらないと決心」します。

やりたいこととは無益な振る舞いであり、古い行動パターンのことです。
それは使いなれた手でしたし、それしか知らないというのもあって、私たちはよく使いました。

しかしその結果、人生は思い通りにならなくなりました。
だから使わない決心をします。
もちろん使わないと決心したからと言っても、それで使わなくなるわけではありません。
決心しただけで使わくなるのであれば、私たちは無力ではないということになってしまいます。

決心することは必要ですが、それと同時に「使わない人生」を生きるために神と協力することが必須です。

そもそも「やりたいこと」とは何でしょうか?
それは古い行動パターンを指しています。
そのためにはステップ4・5で古い行動パターンを特定できている必要があります。

もしステップ4・5の棚卸し作業を飛ばして古い行動パターンを使わない決心をしたとしても効果はありません。
実際には人生の車輪が回り始めないということです。

私たちがやっていることで効果があるかないかを測定する基準は人生の車輪・回復の車輪が回っているかどうかです。
この回復の車輪とは今日一日だけのシラフを指しています。

そして今日一日だけのシラフを積み重ねていけば、人生の車輪が回り始めます。

これは一目瞭然であり、誰にでも分かる変化となって私たちの人生に訪れます。

3.ステップ7は「やりたくないことをやる決心」

神に助力を祈る

「自分の短所を変えるのを手伝ってくださいと謙虚に神に求めた」

ステップ7では「やりたくないことをやると決心」します。
やりたくないこととは新しい行動パターンのことです。
新しい行動パターンは古い行動パターンの対極にあるものです。

古い行動パターンが「人が怖いという人への恐れが動機となって不正直な行動をする」というものであれば、新しい行動パターンはどのようなものになるでしょうか?

多くの方が陥りやすい誤りは「私の新しい行動パターンは人を恐れないようにすることです!」とおっしゃることです。
その方に「あなたは人を恐れないことができますか?」とお聞きすると、一瞬の間の後に「できませんね(笑)」と言われます。

できないことをやろうとしてはなりません。
いくら神の協力があるからと言っても、ものには限度というものがあります。
あなたが本音で「これだったら神の協力と助けがあれば何とかなるのではないか」と思える行動パターンを考え出すことが大切です。

恐れと正面対決すれば私たちは必ず負けます。
だから敵を倒すには知恵を使います。
それは背後に回り込むか、側面から敵を倒しに行くことです。

では具体的にはどうすればいいのでしょうか?
ありのパパの新しい行動パターンは「すべての人に敬意をもって接することに全力を尽くす」です。
なぜなら「この方にどのように接すれば敬意をもって接することになるだろうか?」を全力で考えているときは自分の中から「人が怖い」という人への恐れが締め出されるからです。

皆さんはご自分にピッタリ来る新しい行動パターンをもつ必要があります。
借り物の服ではダメです。
どうしてかというと借り物の服では「ええと、この状況ではどのように振る舞えばいいのかな?」と考えているうちに、場面展開してしまい後の祭りになってしまうからです。

だからいつでもどんな場面でもバカの一つ覚えのように同じ行動パターンを繰り返し使い続けることがうまく行くためにはどうしても必要です。

「自分だけが新しい行動パターンを使うのは損だ」と考えるあなたへ

新しい行動パターンを使うという話をすると必ず「他の人に新しい行動パターンを使ってもらいたい」という方が現れます。
このお気持ちも分からないではありませんが、そう思っている間は人生は1mmも変わりません。

どうしたら「私は被害者なのに自分ばっかり変わらなければならないなんて納得できない」という気持ちに打ち勝つことが出来るでしょうか?
それは「なぜ新しい行動パターンを使うのか?」の目的を24時間いつもはっきりさせておくことです。

現実の世界ではこちらが新しい行動パターンを使ったとしても、相手から否定的な反応が返ってくることがあります。
そのようなときに気落ちしないためには「私は相手のために新しい行動パターンを使っているのではなく、自分のために、もっと言えば嗜癖を使わないという唯一つの目的のために新しい行動パターンを使っているのだ」ということを自分自身に常に言い聞かせることです。

そうしたら気落ちすることから守られることができます。

ありのパパも嗜癖を使わないという目的のために「すべての人に敬意をもって接することに全力を尽く」しますので気落ちすることがありません。
なぜなら「何のために」が明白だからです。

ステップ6・7の位置づけを理解なさったでしょうか?
今日一日だけ、古い行動パターンを使わず、新しい行動パターンだけを使って生きていく決心と実践をなさるなら、私たちの人生は必ず変わることができます。

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アダルトチルドレンと共依存症者のためのスカイプミーティングが始まりました。 時間は毎週水曜日の20時〜21時1…

◎回復と平安と祝福を祈っています。

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コメント

  1. ハウスウォッチャー より:

    相手のためではなくて、自分の為に新しい生き方を使う。
    そうかと思います。
    なぜならどんなに相手の反応が悪くても、それはその人の問題と神さまとの関係のことであって、そこまで踏み込む責任はないからだと思います。
    ありがとうございました。

    • ありのパパ より:

      そうですね。一面では自分がシラフでいるために相手との関係を使っているのに過ぎないのですから、相手の反応は関係ないとも言えます。
      だから相手の反応が自分の思ったものでない時は自分に上記のことを言い聞かせます。
      それでも不満が出てくると「共依存症発症!」と自分を認定します(笑)。

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