依存症・AC&共依存の回復に神が必要な理由！

依存症やアダルトチルドレン&共依存症から回復するのになぜ神が必要なのかについて疑問をもつ方が多いようです。
この記事は依存症からの回復に神が必要な理由を解説しています。

１．依存症やアダルトチルドレン・共依存の回復プログラムに神が登場するたった一つの理由

ある方は「自助グループに行くと当たり前のように神が出てくるが違和感を覚える」と言いました。
この方は実際には世俗的プログラムに取り組んでおられます。

また反対に「キリスト教の洗礼を受ければ回復すると思った」と言われた方もいます。
この方は実際には宗教的プログラムに取り組んでおられるのです。

なぜ私たちは回復するために世俗的プログラムでもなく、宗教的プログラムでなく、霊的プログラムに取り組む必要があるのでしょうか？

なぜ依存症やAC・共依存症になったのかと言えば自分の問題に直面する勇気を持たなかったからです。

たとえば内心は「それは違う！」と思いつつ相手に従っていると、共存本能の自尊心と対人関係が傷つきます。

理由は「本心を言えない自分はダメな人間だ！」と感じるので自尊心が傷つき、同時に「自分の本心を分かってくれないあの人をゆるせない！」と感じるので対人関係も傷つきます。

この記事を読む方には「原因は相手にではなく、そう思っている人にある」のは一目瞭然ですが、これがいざ自分の番になると「そう、私に原因がある」とはなかなか思えないものです。

自分の問題を認めるぐらいなら、自分を偽り、人々を偽って生きるほうを選ぶのが私たちではないでしょうか？

そしてそのような生き方を続けると本能が傷つき感情が暴走しますから、不快感情から逃れるために嗜癖を使わざるを得ません。

「このまま嗜癖を使い続けると肉体的・社会的・精神的に死ぬ」と思えるときまで、私たちは自分の問題に直面することを避け続けます。

自助グループに参加する人からよく聞くのが「ステップの1から3まではやったんだけどね」という話です。
これの原因も同じです。

ありのパパも12ステップに取り組むことを18年間も先延ばしにしました。
その理由が自分の問題に直面する勇気の欠如でした。

定年間近になって「自分の働き盛りの人生を棒に振った」と認めて初めてプログラムに取り組む決心がつきました。

私たちには自分の問題に直面する力がありません。
だからもし12ステップが世俗的プログラムだとしたら、私たちがこのプログラムに取り組むことは決してできないと思います。

しかし幸いなことに12ステップは神とともに取り組んでいく霊的プログラムです。
「神様、私にはできません。しかし神にはどんなことでも出来ると信じますのでプログラムに取り組む力を与えてください」と祈りつつ取り組むなら、神の意志を知ることと、それを実践する力が与えられます。

依存症の構造は以下のようになっています。

性格上の欠点からくる行動パターンを使う
⇩
本能が傷つき、感情が暴走し、不快感情が溜まる
⇩
不快感情から逃れるために嗜癖を使う

だから嗜癖を使わないためには行動パターンを変えることが唯一つの方法ということになります。
この構造を理解することが12ステップに取り組む目的の一つです。

これが理解できた時ありのパパは「分かった！簡単じゃん！楽勝だよ」と思いました。
しかしあまりにも浅はかでした。

なぜなら誰一人として行動パターンを変え続けることが出来る人はこの地上に存在しないからです。
多くの方がありのパパと同じように「新しい行動パターンを実践することができません」と言います。
できないのは当然です。できたら無力ではありえません。
できないから無力なのです。

それで新しい行動パターンを実践することについても「神様、私にはできません。しかし神にはどんなことでも出来ると信じます」と祈りつつ実践することがどうしても必要なのです。

以上が依存症やAC&共依存症の回復に神が必要な理由です。
充分にご納得いただけたでしょうか？

回復のための神の力を得るためには二つの解決策を実践することです。

霊的に目覚めることと、ミーティングに参加することです。
そうしたら必ず神の力が働いてご自分の人生を変えることができます。

二つの解決策について詳しくお知りになりたい方は下記の記事をご覧ください。
https://wp.me/pEPCG-5kO

何をしたら霊的に目覚めることが出来るのでしょうか？
それは12ステップに取り組むことによってです。

棚卸し・古い行動パターンの特定・埋め合わせを「私にはできない(ステップ1)。しかし神にはどんなことでも出来る(ステップ2)」と祈りながら取り組みます。

そうしたら必ず霊的に目覚めることができます。

霊的目覚めについて詳しくお知りになりたい方は下記の記事を読みください。
https://wp.me/pEPCG-4gS
https://wp.me/PEPCG-4Yb

◎回復と平安と祝福を祈っています。