職場や学校やサークルで孤立している方はおられませんか?
この記事では孤立する原因を明らかにし、どうしたら孤立から解放されるかについて解説しています。
1.孤立を嗜癖として使っているのがアダルトチルドレン
「孤立」という言葉を検索すると、同時に検索されている言葉が「職場」であることが分かります。
これは職場で孤立した人がどうにかしたいと願って情報を検索しているのだと推測します。
人格的に問題があり(たとえば極度に自分勝手など)職場で孤立するのは不思議でも何でもありません。
しかしACの場合は良い人柄であるにもかかわらず、気がつくと孤立しているという場合が多いのです。
それはAC本人が孤立することを嗜癖として使っているからです。
そう言われて「はい、その通りです」と答えるACは一人もいないでしょう。
皆さんは出会い頭(がしら)の事故のように孤立していましたか?
それとも狙い澄ましたように孤立するという手を使っていましたか?
この質問をありのパパが自分にしたとき、孤立することを嗜癖として使っていたのを認めざるを得ませんでした。
もちろんすべてのACが孤立することを嗜癖として使っていると断定はできません。
皆さんにお願いしたいことは正直な心になって自らを探っていただきたいということです。

2.なぜ嗜癖を使わざるを得ないのか?
嗜癖を使うのは不快感情から逃れるためです。
不快感情は四つあります。
それは恨み・罪悪感・恐れ・後悔です。
孤立を嗜癖として使わせる不快感情はおもに恐れであるということができるでしょう。
そして恐れの感情が暴走するのは共存本能や安全本能が傷ついた場合が多いようです。
共存本能とは周りとうまくやっていきたいと願う本能であり、安全本能とは自分の生きている環境を安全・安心に保ちたいと願う本能です。
これらの本能が傷つくと恐れや恨みの感情が暴走しやすくなります。
ではなぜ本能は傷ついたのでしょうか?
それは「人が怖い」という人への恐れが動機となって不正直行動や身勝手な行動をしたからです。
もっともACの場合は実際に傷つく前に「傷つけられるかも?!」と感じただけで傷ついてしまう傾向があります。
これは「傷つけられるかも?!」と感じただけで周りから孤立するという嗜癖に逃げ込んでしまう形で現れることになります。
3.解決策は新しい行動パターン
本質的な解決策は不快感情を心の中に残しておかないことです。
そのために行動パターンを変える必要があります。
新しい行動パターンは一人一人がご自分のマインドにぴったりと合うものを作り出すことが大切です。
ある人は「自分を大切にするために相手に配慮を充実させる」であったりします。
ちなみにありのパパは「すべての人に敬意をもって接することに全力を尽くす」です。
この新しい行動パターンをバカの一つの覚えのように実践したとき、気がつくと周囲から孤立するということがなくなっていました。
もともと孤独好きなのですが、孤立することは嫌いでした。
それが孤独好きな部分はそのままに、孤立する部分だけを解消することができました。
世俗主義のプログラムであるライフハックなどは孤独と孤立を分離することに失敗しています。
彼らはあたかも孤立を解消しようとするなら孤独好きからもお別れしなければならないとでも言っているかのようです。
しかしそんなことはできることではありませんし、やる必要もないことです。
あなたはあなたのままで素晴らしいのです。
内向的な人は内向的なままで、外向的な人は外向的なままで人格的成長を果たすことが可能です。

◎回復と平安と祝福を祈っています。