今日は「うまく行っている人の考え方」(ジェリー・ミンチントン著)をご紹介します。
1.本書のテーマは「自尊心をどう高めるか?」
①自尊心とは何か?
それは「自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造できる人間であると信じる」能力です。
要するに「あぁ、こんな自分で幸せだな〜」と感じる心の有り様です。
著者は「自尊心は人生のコアに位置しており、人生の全てに影響を与える」と言っています。
②なぜ、人が自尊心の欠如に苦しむのか?
私たちはみな、人生の過程で自分自身に対して悪感情を抱かざるを得ないような体験をします。
その体験が積み重なると、以下のような誤った信念が形作られます。
a.私は自分の人生を切り開くことができない弱虫だ。
b.私は不完全な人間だ。みんなより劣っている。
c.私は生まれつき欠点だらけの人間である。
これらの信念は文字通り誤った信念であり、修正方法は「自分の人生は自分で創造できると確信し、生まれつき持っている自分の価値に目を向けること」です。
そうすれば間違った信念すなわち間違った思い込みは簡単に取り去ることができます。
自尊心を高めるために(本書を読むための)時間をさこう。
そうしたら、見返りとして「自信」を身につけ、「素晴らしい人間関係」を築くことができ、「楽観的な人間」になれます。
しかし、最も大きな見返りは「刷新されたセルフ・イメージ」です。
2.自分に寛大になる
自分が失敗したとき、自分自身に向かって「ドンマイ!」と言いましょう。
そして問題はその次です。
たとえドンマイと言ったとてしも本音では「今度失敗したら承知しないからな!」と言っている場合が多くあります。
これは許しているとは言いません。
よく言って「蛇の生殺し」です(笑)。
ツイッターを見ていると「だめだ、だめだ、こんな私」というマインドが伝わってくるときがあります。
存在に対して赦しを与えるのはもちろん、行為に対しても許す必要があります。
3.なぜ断ってもいいのか?
それは相手もあなたに押し付けるのに疑問を感じていないからです。
だから、あなたも断るのに疑問を感じる必要がないのです。
これを自分自身に言い聞かすことです。
4.正しい解決法を得る唯一のやり方
それは正解を得るまで、失敗し続けることです。
失敗を避けようとする人は、結局のところ同じことを何度も繰り返す羽目に陥ります。
大切なことは失敗したとき「また失敗した!」ではなく、「これは学ぶための絶好の機会である」と考えることです。
5.自分の幸せは自分の人生観しだい
良いことが起きると幸せに感じ、悪いことが起きると自分を惨めに感じるのは、生まれつきの私たちです。
しかし、練習によってこれを変えていくことができます。
やり方は毎日五分間、幸せを意識的に感じる練習をするのです。
何かがあるから幸せだというのではなく、とにかく幸せな「気分」に自分からなってみるのです。
「そんなばかな!」とお思いかもしれませんが、これは可能です。
薬もいらないし、お酒もいらないし、怒りの爆発もいりません(笑)。
ありのパパは寝床で「神は私を愛しておられる。神は私を大切に思っておられる」と何回も繰り返します。
そうすると寝床を蹴って起き上がることができます(9時間寝ますけど)。
これがありのパパにとっての幸せの根拠です。
◎平安と祝福を祈っています。