承認を追い求めると地獄。しかし、そこから抜け出す道があります。

朝一(あさいち)で筋トレを始めてから32日目にぎっくり腰になってしまいました。
理由は休みを取らなかったこと、腰に違和感を感じていたにも拘らず、それを無視したことです。

なぜこのような行動をとったのかを自分なりに考えてみました。
そうすると見えてくるものがありました。

それは承認を求めていたということです。

        

1.病的な承認欲求に従うと生き地獄

アダルトチルドレン(AC)の問題とかランドリーリストと呼ばれるものの中に「私たちは承認を追い求める過程で、自分が何者か分からなくなった」というのがあります。

これが病的な承認欲求ということです。

        

2.病的な承認欲求の特徴

聖書の中に「わたしの目には、あなたは高価で尊い」とあります。
「わたし」とあるのは神のことです。

神が私たち一人一人に対して「あなたは高価で尊い」と言われているのです。
これはとりもなおさず私たちは神によって承認されているということです。

ですから神に承認されるために、私たちは何もする必要がありません。
それにもかかわらずなぜ私たちは何かを成し遂げることによって神の承認を求めようとするのでしょうか?

結局の所これは虚(むな)しい一人芝居に過ぎません。

        

3.承認欲求が強迫観念になっていることを何というか?

飲酒欲求が強迫観念になっていることをアルコール依存症と言います。
それでは承認を追い求めることが強迫観念になっている人のことを何というのでしょうか?

そうです。承認欲求が強迫観念になっている人のことをアダルトチルドレンと呼ぶのです。

この事のゆえにACのことを疑似(パラ)アルコール依存症と呼びます。

        

4.病的な承認欲求は治らない。しかし回復可能

もし承認欲求が強迫観念になっているのなら、それは明確に依存症ですから、治ることは決してありません。
ただし、回復は可能です。
これはどういうことかというと、回路自体がなくなることはないが、回路のスイッチを入れないで生きていくことは可能だということです。

ありのパパはこれから6ヶ月掛けて病的な承認欲求の統合作業に取り組むことにしました。

すでに「行き過ぎた責任感」「病的な見捨てられ不安」「低い自己評価」の統合作業に取り組んできました。
そして今度は四つ目ということになります。

13個全部の強迫観念の統合化作業が終わるのは順調に行って5年後になります。
「先は長い」という感じですが、希望を持ってやり抜くことが出来ます。
これを読まれている方で「私の中にも強迫観念がある」という方はご一緒に統合作業に取り組もうではありませんか。

AC Skypeミーティングのお誘い
アダルトチルドレンと共依存症者のためのSkypeミーティングが始まりました。 時間は毎週水曜日の20時〜21時…

◎平安と祝福を祈っています。

タイトルとURLをコピーしました