小さいことにくよくよするな・穏やかさを優先する生き方が満足の秘訣

(2020/11/05記事更新)「小さいことにくよくよするな!」(リチャード・カールソン著)のご紹介です。
この本を一言でまとめると「すべてのことは小さいことであり、その小さなことに引き出されずに心の穏やかさを保つことを優先せよ」です。

1.心穏やかな生き方を妨げるもの

引き出される原因となるものには、過剰反応、拡大解釈、コチコチ頭、悲観主義などがあります。
身につけるべき生き方とは、ものごとを「一歩引いて客観的にみる生き方」です。

この生き方が身につくと、周りの人々と共感しあうことができるようになり、また心穏やかに優雅に生きることが可能になると著者は教えます。

①完璧を求める心

「完璧主義の生き方をしつつ、心が平和な人生を送っている人にお目にかかったことがない」

今よりもっといいものを求めるばかりでは不平不満人生になってしまいます。
だから日常の生活の中で感謝できることを探し出し、感謝を捧げます。

人生のあらゆる場面で完璧主義を捨てれば、人生はすでにそれ自体で完璧であったことを気づくようになります。

②あせること

大きな目標を目指して一心不乱に努力する生き方は確かに素晴らしい生き方ではありますが、ときとして心が焦りで一杯になってしまいます。

これに対してあせらない生き方、すなわち心穏やかに生きる生き方は今日一日だけ確かに生きようとする生き方です。

大きな目標をめざす生き方のような強烈なモチベーションはありませんが(また必要ともしません)、こつこつと今日一日分の仕事をこなしていきます。
さて、どちらが人生で多くのことを成し遂げることができるでしょうか?

2.問題の解決策は新しいものの見方を身につけること

①どのように対応するかを私は選ぶことができる

今までは、憤ったり、嘆いたり、争ったりするのは、目の前の現実に対して当然の行動だと考えていました。
しかし実は私にはもう一つの行動の選択肢があるのです。
そして私はそのもう一つの選択肢を常に選び取ることが可能なのです。

②物事から一歩引き下がる生き方

それはどんなときでも心穏やかに生きるほうを選ぶ決心した人々の生き方です。

トラブルが起きたとき「あなたはこのことで私が感情的な反応をする思っているかもしれないが、私はそのような反応をしないと決めている。私は争わない。何よりも心の穏やかさを優先し、大切にする」と心の中で宣言するのです。

③悩み事に立ち向かおうとしない

悩み事は悩み事として神様にお任せする。
悩み事に立ち向かおうとする人が知っておかなければいけないことは、いったん戦い始めると悩み事は次から次へと現れるということです。

だから心の平安を保ちたいなら、悩み事は笑いとばすに限ります。

④思いやりの心

思いやりの心をもつように努めると、バランスのとれたものの見方ができるようになります。

思いやりは妄想でもないし、空想でもないし、思念の産物でもありません。

相手に心を自分から開くこと、そしてそれを実行に移すことによって思いやる心を育てることができます。
マザー・テレサが「私たちはこの世では大きいことはできません。小さなことを大きな愛でするだけです」と言ったように。

相手を思いやっているとき、自分をくよくよする暇がなくなります。
そして自分をくよくよする暇がないから、恐れや不正直に足を取られなくなります。

そのような時、自分をありのままに認め、受け入れることができるようになります。

⑤相手に花を持たせよう

人に注目されたいという思いがあると、世界は自分を中心に回っていると思いがちです。
その思いが私たちの心から穏やかさを奪っていきます。
自分に注目を集めたいという衝動を抑えると、相手に花を持たせてあげられるという静かな自信をもつことができるようになります。

穏やかな心で人の話を最後まで聞こう。
相手が話し終わるまで、話を聞こう。

3.人生は不公平が当たり前

この事実を認めると楽になります。

「まったく不公平だ」と愚痴をこぼす人は、無意識のうちに「人生は公平でなければならない」と思いこんでいるのです。

しかし人生は不公平なものだという事実を認めると、いま持っているものを最高に生かそうと自分を奮い立たせるようになります。

①正しさを求めることと、幸せになることは相容れない

いつも正しくあろうとするのはエネルギーのいることだし、それは人を遠ざけます。

私たちはみんな間違いを正されるのが大嫌いです。
誰一人として「いや~間違いを正してくれてありがとう」などと言う人はいない。

人は皆「自分の立場を理解してほしい」「敬意を払ってほしいと願っている」のです。

②人の話をじっくり聞く人は愛され尊敬される

心豊かな人になりたいなら、相手に正しさをゆずる練習をするに限る。
相手を正すのを止めるのだ。

相手の意見に反論せず、尊重するなら、相手はもっと心を開き、態度を和らげるだろう。
思いがけないほど相手から認められ、受け入れられるだろう。

今日からは「たいていは相手のほうが正しい」と思うようにしよう。

③自分から先に手を差し出す

人はだいたいの場合において、相手が先に謝るべきだと思っているものです。
しかし、そのように考えているかぎり人生は好転しません。

こちらから先に手を差し出すことで、結局みんなが勝者になります。

もし相手が心を開いてくれなかったとしてもがっかりすることはありません。
なぜなら自分のほうから手を差し出したという満足感で、自分自身が穏やかな心境になれるのだから。

④毎朝だれかの幸せを願う

朝、目覚めたときに寝床の中で「今日は誰を愛そうか?気の食わないあの人を愛そう。あの人の祝福を一生懸命祈ろう」と思いつつ、起きあがります。
これはとても良い習慣です。

この「だれか」は誰でも良いのです。
家族のであるかもしれないし、道で通り過ぎた人かもしれせん。

その人のために祈り、自分が与えられたいと願っているすべてが、その人にも与えられるように祈るのです。
これはとっても気持ちのいい体験ですよ。

憎んでいる人や、許せないと思っている人のために祈ると最高です。
なんだか笑えてきます。

⑤一度にひとつのことしかしない

マルチタスクではなくシングルタスクを心がけよう。
そうすると二つのことを気づくようになります。

ひとつは退屈に見える仕事を楽しんでやれるようになることです。
能率良くさっさと片づくことにびっくりします。

著者は目の前のことに集中する習慣を付けてからは、生活のすべての技術が向上したとのことです。
あなたにも同じことができます。
一度にひとつのことしかしないと決めるだけでいいのです。

⑥欲しい物より持っている物に意識を集中する

物を欲しがるとき人は心の中で「これが手に入ったら私は幸せになる」と言っています。
しかしそれはいま現在自分が不幸せであるのを認めているようなものです。
そうではなく持っているものに意識を集中するとき、先ほどとは反対のせりふを言うようになります。
すなわち「これを持っている私はすでに幸せだ」です。

【まとめ】
短い項目が全部で100項目もあるのですが、これには理由があります。
読み進めていくうちにパラダイムの転換が必ず起こるように書かれてあるのです。
どうぞ期待してお読みください。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

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