今日は「やめる習慣」(古川武士著)をご紹介します。
1.やめたい習慣ベスト5
著者がアンケートをとったところ、やめたい習慣には次の五つがランクアップしました。
①いやなことを先延ばしする
②ネットやスマホに依存している
③つい食べ過ぎてしまう
④夜更かしで寝不足になる
⑤無駄遣いしてしまう
どうでしょうか?この中に皆さんが「自分もやめたい」と思う習慣はあったでしょうか?
もしおありなら、あなたにとってもこの本は読むべき価値があるということになります。
2.習慣には身に付けやすいものと身に付けるのが難しいものがある
著者の古川武士さんが気になっておられたことは、片づけや英語学習などの習慣化は成功率が高いのに、ダイエットや禁煙、早起きなどの習慣化は成功率が低いということでした。
皆さんは、その理由はなんだと思われますか?
著者の分析の結果、二つの事実が明らかになりました。
ひとつは成功率が高い習慣は行動習慣であること。
これに対して成功率が低い習慣は、身につけるのに三ヶ月かかる身体習慣でした。
もうひとつは、悪い習慣をやめるのは良い習慣を身につけるのに比べて比較にならないほどの困難さがあるということです。
このような訳で、古川武士さんは「身体習慣」と「やめる習慣」という二つにフォーカスを当てて、この本を書くことにされました。
3.悪い習慣はひとつやめるだけでいい
というのは、その一つの悪い習慣をやめると次から次へと好循環が起きるからです。
そのためには生活をだめにしている根っこにある悪い習慣を特定することが大事です。
ありのパパにとっての根っこになる悪習慣は夜更かしでした。
この夜更かしを止めただけで、生活全体が変わりました。
自己コントロール力が増しました。
今では夜更かししていたことが信じられないぐらいです。
この本に書かれてあることをそのまま実践するなら皆さんにも奇跡が起きます。
ありのパパが12ステッププログラムに取り組んで霊的目覚めを得たとき、次のように考えました。
「ちょうどいい機会だから、自分の人生から一切の嗜癖(しへき)・依存を根絶しよう」
その結果、自分の人生が五月晴(さつきば)れのように雲一つない澄み切った状態になりました。
習慣をコントロールする人生を生きるのか、それとも習慣に振り回される人生を送るのか、それを選ぶのは私たちの決断に掛かっています。
◎回復と平安と祝福を祈っています。