(2020/11/04記事更新)神の愛は無条件だと分かっていないと信じても意味がないどころか却って悪影響を与えることさえあります。
この記事は神の愛が無条件であることを明らかにし、神の愛を受けるための前提である親替えについて解説しています。
1.たとえ養育者が鬼だったとしても
「人々は言った。『主(神)は、私たちを見捨てられたに違いない』『母親が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。自分の子供をあわれまないだろうか。たとい母親が忘れても、わたしはあなたを忘れない』」〔イザヤ書49章15節〕
この聖書箇所はアダルトチルドレンにとっては大きな慰めになる部分です。
「母親が自分の子供を忘れるだろうか?」と言われても、「養育放棄されて育ったし」「虐待されたし」と答えるほかはないのがACです。
しかし聖書はそこで終わりません。
「たとい母親があなたを忘れても、わたし(神)はあなたを忘れない」というのです。
2.神の愛が親替えの根拠
親替えは人間の側の一人芝居ではありません。
確かに神があなたの真(まこと)の親となってくださるのです。
アダルトチルドレンにとって親替えこそ回復する前提であり条件です。
確かに「子供を生きれば、大人になれる」のです。
そのためには、まず自分が自分自身の親になること、そして神にわたしの親になっていただくことの両方が必要です。
3.インナーアダルトとインナーチャイルド
自分が自分自身の親になるとはインナーアダルトを育てることを意味します。
神にわたしの親になっていただくのはインナーチャイルドを育てることを意味しています。
もちろん心の世界は目に見えない世界ですから、カチッカチッときれいに棲み分けできるものではありません。
ただ「そういうものなんだな」と了解しておくことが回復をスムーズに進めるためには有効であるということです。

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◎回復と平安と祝福を祈っています。
コメント
ありのパパさん、こんばんは。
この御言葉…、万感胸に迫る思いです。
十数年前、この御言葉で私を慰め励まそうとしてくれた友人に向かって
「そう、その通り。神様は俺の罪、俺の咎を忘れる事が御出来にならない。俺は生まれながらに神様から呪われて、忌み嫌われている」、と言い放ちました(何逆ギレしてんだ←自分ツッコミ)
その一年くらい後に、「神様が私を諦めないので、私も私自身を諦めない」、と思うようになりました。父からは「おまえは堕ろす予定だった」、母からは「お前なんか、生まなきゃよかった」、とことある事に言われ続けて育ちましたが、
「そうだ。親はどうか知らないけど、神様が俺のことを覚えていて下さる」、と思うようになりました。
大逆転の人生、今は幼い子供のいる身として、「子供の人生は、神様が守ってくれるんじゃね?」と思う今日この頃です。\(^o^)/(焼鳥屋で羽を伸ばしてんな!!早く帰って家族に仕えろ←自分ツッコミ)
こんばんは、マッキーさん。
コメントをありがとうございます。
私も万感胸に迫ります。
「神が私を諦めないから、私も自分自身を諦めない」
その通りですね。
またコメントしてください。お待ちしています。