(2020/10/16記事更新)短所を神に取り除いてもらう方法を知っていますか?
この記事は神に短所を取り除いてもらうには短所を行動パターンとしてとらえ、それと正反対の行動パターンを実践することであるのを解説しています。
1.我力で行わず、神の恵みを知る機会として行う
中間施設のスタッフの方が言っておられました。
「ステップの4と5の棚卸しをすると疲労困憊します。そして6と7の性格上の欠点を神に取り除いていただくステップで途方に暮れます。更にステップの8と9では埋め合わせを行いますが『私も埋め合わせできるような者になった。たいしたもんだ』ということでいい気になります(笑)。
本当は各ステップを神の恵みを知る機会とするために行うべきであるのに、我力でやろうとするから疲れたり途方にくれたり、いい気になったりするのです」
2.自分の性格上の欠点を行動パターンとして捉える
ありのパパがステップの6について初めの頃に持っていたイメージは、心がパカッと二つに分かれて(桃太郎の桃のように)、天からベルトコンベヤーのようなものが降りてきて自分の短所を根っこから引き抜いてくれるというものでした。
しかしこのような奇跡は起きません。
ではどのようにしたら性格上の欠点を神に取り除いていただけるのでしょうか?
それは短所の行動パターンと正反対の行動パターンを実践することによってです。
たとえばありのパパの短所の行動パターンは「恐れが動機となって不正直な対応をし、それが原因で人々との間にトラブルが起きる。自分の側に落ち度があるにもかかわらず、その人々を恨む」という利己的きわまりない生き方でした。
これの正反対の行動パターンは「すべての人に敬意をもって接することに全力を尽くす」です。
どうすれば相手の方が「敬意をもって接してくれた」と感じていただけるかを一生懸命考えているときは恐れを感じている暇がありません。
これを恐れを締め出すとも言います。
恐れを感じなければ不正直な対応にも陥りることがなくなります。
「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します」(聖書ヨハネの手紙一04:18)
3.短所が取り除かれるとは行動パターンが置き換えられること
「すべての人に敬意をもって接する」生き方を実践し始めて驚いたことは「こんなきついことを言って人間関係にひびが入らないだろうか?」ということでもあっても恐れと不正直から出ていなければ厳しい言葉であってもトラブルにならないということです。
そういう訳でありのパパにとっての性格上の欠点と正反対の行動パターンは「すべての人に敬意をもって接することに全力を尽くす」です。
この行動パターンに徹するときに、結果としてありのパパから短所は取り除かれたことになります。
これを「今日一日だけ」を基準として行います。
実践する力を与えてくださるのは神
短所と正反対の行動パターンを実践する力は私たちの内にはありません。
ではなぜ実践できるかと言えば、それは神が力を与えてくださるからです。
しかしそれは座り込んで「力が与えられたら良いな~」と夢想しているときではありません。
与えられると信じて短所と正反対の行動パターンを実践することに全力投球しているときに神の力は与えられます。
【まとめ】
棚卸しすることによって自分の短所の行動パターンを明確に知り、ステップの6・7で自分の短所と正反対の行動パターンを生きることに全力投球します。
このような生き方をするとき、私たちの短所は神によって取り除いていただくことが可能です。
◎回復と平安と祝福を祈っています。