恨みを手放せない人は人生の棚卸しと相手の祝福を願う祈りをしよう!

(2020/09/29記事更新)「どうしても恨みを手放せない」という方はおられませんか?
恨みとは不快感情の一つであり、これを持っている限りシラフを保つのは難しくなります。
この記事は恨みを手放すための二つの方法を具体的に解説しています。

        

1.棚卸ししないで赦そうとしても赦せるものではない

ほとんどの12ステップ本には次のようなことが書かれてあります。

棚卸しする前は「相手が悪い」と思っているが、棚卸しをすると「てっきり悪いのは相手だとばかり思っていたが、実は自分に問題があったことが分かった。相手を恨んでいたのはお門違(かどちが)いだった」と気づくのです。

ですから人を赦そうとする前に本当に赦す必要があるのかどうかを確かめなければなりません。
だいたいは棚卸しがすんだあとは、ほとんどの人を自然に赦すことができているものです。

棚卸しなしに他人を赦そうとしても出来るものではありません。
なぜなら内面はグチャグチャであり、とても人のことを赦す精神的余裕はないからです。
精神的余裕は棚卸しを済ますことによって与えられます。

        

2.自分がほしいと願っているすべてが、その人にも与えられるように祈る

棚卸しをしても赦せない相手はどうしたら良いでしょうか?
赦せない自分を裁いて「やっぱり私はダメな奴だ」と溜飲(りゅういん)を下げますか。
いいえ、そんなことをしても何の足(た)しにもなりません。
ただでさえ混乱している人生がますます混沌(こんとん)とするだけです。

赦せない相手を赦すためのとっておきの方法があります。
それは相手のために21日間祈ることです。

ありのパパもこの薦めにしたがって祈りました。
そうしたところ相手を赦すことができました。
そして今もその人のために祈っています。

祈りの最中に気づかされたことがあります。
それはありのパパが憎んだのは、その人が余りにも世俗的だったからです。
そしてありのパパが一番ほしいものは心の平安でした。

自分のほしいものを相手にも願うとすると、それは心の平安ということになります。
その時に分かったことは「あの人は一生涯心の平安が欲しいとは思わないだろうな」ということでした。

その時に、その人を赦すことができました。
結局のところ、ありのパパは無い物ねだりをしていたのに気づいたのでした。
そして心の平安をさえ願わないような人を憎むことの馬鹿馬鹿しさを知りました。

『自分の願ったような人になって欲しい』という依存心を捨てて、あなたは新しい人生へと足を踏み出すことです。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

        

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