(2020/08/15記事更新)「ダイエットはしたいが健康が損なわれるのは困る」と思っている方はおられませんか?
この記事は四群点数法ならダイエットと完全栄養が同時に達成できることを明らかにし、具体的な実践方法を解説しています。
1.四群点数法はダイエットだけでなく、完全栄養まで達成できる!
四群点数法はすべての食品を四つのグループに分け、80kcalを一点として計算します。
初めは面倒に感じるかもしれませんが、すぐに馴れてしまいます。
一群は栄養を完全にする働きのある食品群です。
牛乳や乳製品、卵です。
二群は筋肉や骨・血をつくる働きのある食品群です。
肉や魚、豆類や豆腐です。
三群は体を健康にする働きのある食品群です。
野菜、芋類、果物です。
野菜は300g(緑黄色野菜100g・単色野菜200g)とるようにします。
四群は体が活動するために必要な熱やエネルギーを与える働きをする食品群です。
穀物、油などです(調味料なども四群の中に入れて計算します)
2.四群点数法の実践は思ったより簡単!
九九を暗記できた人なら、誰でも四群点数法を実践することが可能です。
とは言っても、ひとつの食品だけを食べ続けたり、御飯だけを食べず他の物は好きなだけ食べて良いという食事法に比べれば難易度は上がります。
それは四群点数法が単なるダイエットではなく、一生涯にわたって健康に生きるための食事法だからです。
ありのパパは若いときに「料理を勉強するか、栄養学を勉強するか?」と迷ったことがありました。
答えは「やる気は有限だから、まず始めに栄養学を勉強し、マスターできた時点でやる気が残っていれば料理を勉強しよう」というものでした。
結果は栄養学の簡易版である四群点数法はマスターできましたが、その時点でやる気は残っていませんでしたので料理は勉強しませんでした(笑)。
しかしそれで良かったと思っています。
なぜなら料理の仕方を身に付けても長生きできるとは限りませんが、四群点数法を身に付けることができれば健康で長生き出来、生き生き人生を送ることができるからです。
3.摂食障害がある人にとっても四群点数法はピッタリ!
ありのパパには摂食障害はありませんがアダルトチルドレンであるゆえに刺激を嗜癖するために使う傾向があります。
たとえばテレビを見始めると何時間でも見てしまいます。
それでテレビを捨ててしまいました。
テレビの場合は捨ててしまうことが出来ますが、食物の場合は食べるのを止めてしまうことは出来ません。
もし止めてしまえば拒食症ということになり、これは立派な病気です。
「これだけを食べれば良い、これ以上を食べる必要はない」と教えてくれる科学的な基準を自分の中に持っているのは最強です。
過食傾向のある人はどうして食べすぎてしまいますが、そうなる原因のひとつは「どれだけ食べれば良いのかを知らない」ということにあります。
もちろん知っていても守れるかどうかは、また別の話です。
しかし知らなければ守れるはずもありません。
ありのパパは現在のところ食欲がわかず、どうしても体重が減少しがちの状態にあります。
しかし頭の中に「これだけは食べなければ完全栄養を達成できない」という基準がありますから、自分を強いて無理矢理にでも食べることができています。
若いときは太りぎみ、年を取ると痩せぎみになります(もちろん例外はあります)。
どのような年齢の時期であっても、四群点数法を身に付けていれば適正な量の食事を摂ることができ、また何十年にもわたって完全栄養を達成することが可能です。
4.四群点数法を用いたダイエットの実際
食事ごとに一群と二群から二点ずつ摂取します。
これだけで一日に必要なタンパク質を完全に摂取することができます。
三群の野菜(300g)・芋(ジャガイモなら100g)・果物(バナナなら100g)からも摂取します。
野菜は三回に分けても二回に分けても構いません。
また、芋や果物はオヤツとして摂っても良いでしょう。
これで完全栄養を達成です!
これ以下ではならないし、これ以上とる必要はありません。
四群の穀物・油・調味料を増減させることによって体重をコントロールします。
痩せたいときは一回目の食事でオートミール21g(1点)、二回目の食事で食パン半枚(1点)、三回目の食事でご飯100g(2点)をとります。
こうすると徐々に脂肪が燃えていきます。
どうぞ、お好きなだけお痩せください(笑)。
とは言っても、何事にもほどほどが肝心です。
男性は10%まで、女性は20%までにしておくことです。
体から余計な脂肪がなくなったら、今度は筋トレをして体に筋肉をつけてあげましょう。
適正な脂肪と筋肉が付いている体こそ、理想の身体です。
◎回復と平安と祝福を祈っています。