棚卸しは表でなければならない理由と気をつけるべき四つのこと!

(2020/08/08記事更新)12ステップで一番わかりにくいのが棚卸しの具体的なやり方ではないでしょうか?
この記事は実際の棚卸しのやり方について解説しています。

1.12ステップに「表にする」と書かれてある理由は何か?

「書くのは抵抗あるし、面倒くさいから口で言う」と言った方がおられました。
その時、ありのパパは「そういう考えもあるのかな?」という受け止めしか出来ませんでした。

しかし今なら「いけません。必ず表にしてください」と言うでしょう。
それは自分が棚卸しをやってみて、12ステップの文言(もんごん)にはっきりと「表にした」と書かれてある理由を悟ったからです。

①棚卸しの元々の意味

棚卸しとは倉庫にある在庫品を調査することです。
売れ筋商品はどれか、売れ残り商品はどれかを知り、売れ筋商品は追加注文を行い、売れ残り商品はセールに出します。

このようにして自分のところの在庫状況を明確に把握することが棚卸しの目的です。

実際の棚卸しをやったことがない人が12ステップの棚卸しをやろうとすると壁にぶち当たるようです。
ありのパパも仕事で棚卸しを経験したことがなく、当たり前のように「棚卸しをやろうね」と言われて面食(めんく)らいました。

②絶対に、絶対に、表に書く

実際の棚卸しをやるときに表ではなく文章の形式にする人はおりません。
そんなことをすれば、あとから見た人が理解することができないからです。
表形式であれば一目瞭然(いちもくりょうぜん)にだれでも理解することができます。

表を書くのはステップ5でもう一人の人に見せるためです。
文章では何を書いてあるのか分かりません。
12ステップが表を書くように言っているのは、実はこのような理由からです。

2.棚卸しをするときに気を付けること

①棚卸しは現在の問題の処理が目的

現在は倉庫にない商品は棚卸しの対象になりません。
「十年前のあの商品、良かったな~」と思い出に耽りながら棚卸しをする人はいません。

もしそんなことをすれば横から「あほんだら!早く目の前の仕事を片付けんかい」と怒鳴られるのがオチです。

②すべての問題を棚卸しの対象にする

粉飾決算はいけないということです。
そんなことをすれば、あとから後悔するのは自分です。
他の人はどんどん変わっていくのに自分だけ代(かわ)り映(ば)えしない理由のひとつにすべてのものを棚卸しの対象にしていないということが考えられます。

③棚卸しは自己分析ではないし、自分いじめでもない

12ステップの棚卸しにおいて一つ一つを思い入れたっぷりにやっていてはいけません。
どちからというと事務的にやる必要があります。
(手抜きで良いと言っているのではありません)

棚卸しの目的は性格上の欠点・短所を見つけ出すことにあります。
この目的に沿って棚卸しをやっていく必要があります。

3.生育歴からくる問題の取り扱い

アメリカの中間施設ですと、これらの問題を12ステップで扱う対象とせず、虐待専門のカウンセラーに委ねる方針のようです。

日本では虐待専門のカウンセラーが少なく、需要に対応できません。
それで現実的問題としてAC系の自助グループが受け皿の役割を果たすことになります。

そういう訳でAC系のミーティングが虐待を受けた者たちのグループセラピーの様相を呈するのはある面では仕方のないことです。

しかしながらたとえそうではあっても人生の何処かで「私は病的な人間関係を嗜癖として使う依存症者だ」という自覚を持ち、回復の道を歩み始めることが大切です。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

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