(2020/07/27記事更新)野党が反対するのは「反対するのは仕事だから」みたいな感じで反対しているだけであり、本音かどうか疑わしいと感じることがあります。
この記事は国民にそう思われないためにはどうしたら良いかを解説しています。
1.重要法案への対処に見る本音と建前
賛成・反対が極端に分かれる重要法案が提出されると、市民からの反対運動が盛んになされることがあります。
しかし政党の側からのアプローチはないに等しいものです。
これはなぜでしょうか?
野党の指導者は「廃案が一億の国民の心だ。絶対、廃案に追い込む」と言いがちですが、ではなぜ可決された場合に備えての選挙準備をしないのでしょうか?
これでは「反対はポーズであり、本音はここで法案を可決・成立させてもよい」と考えているのではないか勘ぐられようというものです。
2.志がちがう物同士の合流は自滅する
現在、立憲民主党と国民民主党は合流をふまえた話し合いをしています。
これはどういうことでしょうか?
国民民主党は原子力発電所維持の立場です。
もちろん国民民主党が賛成しようが反対しようがそんなことはどうでもいいことです。
問題は国会内でも、国会外でも原発廃棄を明言する立憲民主党が、なぜ原発維持の党と合流できるのかということです。
これを選挙目当てであるという人がおりますが、まったく見当はずれも甚(はなは)だしいと言わなければなりません。
なぜなら言行(げんこう)不一致の政党を支持する人など誰もいないからです。
前の民主党の時の間違いを再び繰り返そうとしているように、ありのパパには見えます。
合流ではなく選挙協力にとどめておくべきであるとありのパパは考えます。
3.本音を明確にしてこそ、国民の指示は集まる
以前の社会党などのように「反対に見せかけて本音は賛成!」みたいのだけは困ると国民は思っています。
あれだけ声高に叫んでいた番発廃棄・自衛隊違憲などの政策をことごとくひっくり返してしまった自社さ連立政権の出来事を国民は忘れていません。
もちろん賛成が本音なら、それで良いのです。
申し上げたいことは「どうぞ自らの主張を明確にしてから戦ってください」ということです。
反対であろうが、たとえ賛成であろうが、極端なことを言えばどちらでもかまいません。
政治家の皆さんに言いたいことは「あなたの本音はどこにありますか?」ということです。
本音でない建前の主張で戦う素振りを見せても虚しいことです。
そのようなの体(てい)たらくでは与党に「どうせ反対はポーズだけで、お腹の中では私たちと同じように賛成なんだろ?」と思われても仕方ありません。
そのような野党を支持する国民はどこにもいません。
【まとめ】
国民の意見が政治に反映されるためには、まず政党が自らの主張を明らかにすべきです。
そうしない限り、国民の政治不信はなくなるものではありません。
◎回復と平安と祝福を祈っています。
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