「私の幸せはあなたに掛かっている」と考える共依存症者の回復方法!

(2020/07/20記事更新)あなたは誰かを変えてやろうとしていませんか?
そのような人のことを共依存症者と言います。
この記事は共依存の問題点を明らかにし、回復方法を解説しています。

1.「あの人にこうなってほしい」と期待するのは共依存症

相手に対する依存は私たちの回復に致命的な悪影響をもたらします。
なぜなら「この問題を解決するためには、相手が変わってくれることが絶対必要だ」という思い込みは、実は自分の回復は相手の変化にかかっていると言っているようなものだからです。

この文章をお読みの方のなかには「理屈はわかるけど、現実はそうではない。やはり相手が変わらないと何ともならないこともある」とお思いの方もおられるでしょう。

確かにその通りです。
ここで言っているのは、すべての問題に対してではなく、「私個人の回復」という問題に対してだけです。

もし自分の幸せが私自身の心の有り様だけで決まるなら、私たちは力強く生きていくことができるのではないでしょうか?
そうです。実際に自分の幸せは自分もちであり、他の誰かの変化を必要とはしないのです。

2.間違った思い込みは繰り返し打破する必要がある

12ステップにたどり着く以前の私たちは問題を他人のせいにしてきました。
その結果、自分の人生がどうにもならなくなり「思い通りに生きていけなくなったことを認め」ました。

そして12ステップに取り組みさえするなら与えられると約束されている『霊的目覚め』を手に入れました。
これで万々歳と思ったのも束(つか)の間(ま)、霊的目覚めという力を使って「生き方を変えていく」という宿題があることに気づきます。

どんな宿題かというと、それは「問題はあの人にあり、解決はあの人が変わることだ」という間違った思い込みを打破し続けることです。

間違った思い込みをもち続けるとまちがいなく私たちはスベります。

自分は無力であることを認め、自分を超えた大きな力が自分を健康な心に戻してくれると信じるようになりました。
これがステップの1・2で私たちがやったことです。

このステップには「回復は自分の決心にかかっている」という前提があります。

自分が回復するのに、両親が変わる必要もないし、恋人が変わる必要もないし、夫が、妻が変化する必要もありません。

私たちが変わるのに必要なのは、私たちが決心することです。
それ以外はなにも必要ではありません。

3.自分の回復は自分自身に掛かっている

これはもちろん「私の力に掛かっている」ということではありません。
そうではなく、あなたがどのような環境のなかにいようとも、もしあなたが自分の無力を認め、神になら自分を健康な心に戻すことができると信じ、自分の意志と生き方を神の配慮に委ねる決心をするなら、あなたは回復することができるということを意味しています。

私の回復・幸せは「あの人が変わること」に掛かっているという間違った思い込みは、あなたに耐え切れないほどのストレスを与えます。
そしてそのストレスはあなたのソーバー(しらふ)をいとも簡単に崩(くず)してしまいます。

共依存症を始めとした依存症者にとって変わっていくことの責任を相手に押し付けてしまうところからくるストレスは命取りになります。
「相手が変わってくれないから、私はこんなにストレスを感じている」という思い込みはコントロール不可能な状態に私たちを引きずり込みます。
そうなると嗜癖(しへき)の嵐に再び巻き込まれるのは時間の問題です。

そうならないためのたった一つの方法は「問題は相手にはない。問題は私にある。そして問題の解決も私にある」と受け止めることです。
このように考え始めるとき、心の静けさが戻り、力強さにもう一度包まれるようになります。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

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