アダルトチルドレンの「感情を感じない」(否認)問題を統合する方法!

(2020/07/20記事更新)「私は感情を感じない」という方はおられませんか?
この記事は「感情を感じない」という問題をもつアダルトチルドレンが、どのようにしたら感情を感じることができるようになるかについて解説しています。

1.アダルトチルドレンが感情を感じなくなった原因

「私たちの子供時代は悪夢のようであり、生き延びるすべとして自分の感情を心の奥底に閉じ込めた。大人になった今は感情を否認することを嗜癖として使う」(ACの問題の10番目)

ACにとって特徴的であり、また一般的であるのが「感情を感じることができない」という問題です。
たとえば、どこで笑ってよいか分からない、他の人が「何であんなことを言われて怒らないのか?」というようなことに対しても「あそこは怒るべき場面だったのか?」という感じです。
悪く言うと昼行灯(ひるあんどん)のような心理状態です。

こうなった原因は子ども時代の生育歴にあります。
感情を感じない原因の一つは、体験を抑圧して思い出さないようにしていることです。
そもそも体験を思い出さなければ、それに付随する感情も感じないのは当然です。

2.感情を取り戻す三つの方法

①ミーティングで仲間の分かち合いを聴くことによって

「これを言ってはならない。あの秘密を話してはならない」という家庭で育った者にとって自由に語るのは難しいことです。
そうであっても禁止規定を解除する方法があります。

それはミーティングで語られるメンバーの体験談に耳を傾けることです。
「そんなひどいことをされたのか!」とか「さぞ、おつらかったでしょう」という感想を持つことによって、自分のうちに封印している同じような経験を思い出すことができます。

封印していた体験が思い出されれば、それに付随する感情も当然よみがえってきます。

②インナーチャイルドと会話することによって

インナーチャイルドとは自分自身のことです。
ACには自分自身と会話する習慣が乏しい方が多いようです。

ありのパパもテレビドラマなどで主人公が鏡に向かって自分自身と対話しているシーンをみて、「いったい何をしているのだろう?」と思っていました。

それがカウンセリングを勉強して、「人が心理的な問題を抱える原因は自己一致していないから」と学びました。
自己一致とは自分ともう一人の自分である自分自身が一致しているということです。

この理論を学んで最初の頃は途方に暮れました。
それでも一歩一歩自分自身との対話を進めていきました。

はじめのうちは何度呼びかけても音無しでした。
それはそうです。何十年も無視し続けていたのに、手のひらを返したように「自己一致しようね~」などと言っても反応するはずはないのです。

でもそのうちにポツポツと本音を語ってくれるようになりました。

私「神はあなたは愛しておられる」
自分自身「それは知ってる」

私「私もあなたを愛している」
自分自身「それは初耳(はつみみ)だ」(笑)

こんな具合ですが、文字通り一歩一歩自分自身との調和を心がけて一日を生きるようにしています。

③霊的目覚めを得ることによって

12ステップに徹底して取り組むなら、どなたにも与えられると約束されている霊的目覚めを得ると、確かにある程度感情が戻ってくるのを感じます。

3.どのくらいまで感情を感じるようになるか?

ここでも「変えられないものは受け入れる落ち着きを、変えられるものは変えていく勇気を、そして二つのものを見分ける賢さを」与えられるように祈ることが必要です。

何が変えられないもので、何が変えられるものかは人によって違います。

ありのパパの場合ですと、怒りの感情の爆発という問題を抱えていますから、怒りの感情を感じようとすることは御法度(ごはっと)です。

そんなことしたら大変なことになります。
これはありのパパにとっては「変えられないもの」に当たります。

ほかの感情はどうでしょうか?
泣くという感情は大分戻ってきました。

笑うという感情は、おかしさに対しては反応できますが、喜ぶということに関してはまだ反応しきれないところがあります。

ありのパパにとっての「変えていけるものは変えていく勇気」はどうやら喜ぶという感情のようです。

さて、あなたにとって回復させていくことのできる感情とは一体なんでしょうか?

【まとめ】
皆さんの中にも「私は自分自身などという存在があることさえ知らなかった」という方がおられるのではないでしょうか?
もしおられましたら、ご一緒に回復の道を歩んでまいりましょう。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

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