(2020/07/15記事更新)人は誰でも劣等感をもっています。
しかし劣等コンプレックスは人生に悪い影響をもたらします。
この記事は劣等コンプレックスを克服する方法を解説しています。
目次
1.自分が劣った存在だと思っているとどうなるか?
劣等感とは自分には人より劣ったところがあると感じる感情です。
これに対して劣等コンプレックスとは自分は人より劣った存在であると考えることです。
「どこがちがうの?どっちも同じじゃん?」
いいえ、前者は「私には人より劣ったところもあるが、私の存在自体は高価で尊い存在である」と考えます。
後者は「私は存在自体が人より劣った存在である」と考えています。
この違いは人生に天と地ほどの違いをもたらします。
前者にとって劣等感は自分を笑うネタになりますし、また克服するための努力目標ともなります。
後者にとって劣等コンプレックスは毎日を生き生きと生きる妨げになりますし、努力する力が湧き上がる妨げともなります。
また悪くすると自殺願望に発展することもあります。
このような訳で劣等感は正しく用いるなら存在自体は良いものとなります。
しかし劣等コンプレックスは存在自体が悪いものです。
ですから気づきを得て、劣等コンプレックスを取り除くことが大切です。
2.マイナスからプラスか?それともプラスからプラスか?
存在自体が劣っていると考えている人は生きていること自体が苦痛に満ちています。
健全な心を持つ人は0から人生をスタートさせますが、劣等コンプレックスを持っている人はマイナスから人生をスタートさせます。
しかも悪いことに、このマイナスは決してプラスになることはありません。
なぜなら「マイナスからスタート」という認識自体が「存在が劣っている」という考えから出ているからです。
ですから「存在自体が劣っている」という考えをなんとかしない限り、マイナスがプラスになることは決してありません。
人は「私は神に愛されており、高価で尊い存在である」という理解をもつとき、マイナスであると思っていたことが実はプラスであったということに目が開かれます。
そのことによって世の中には「プラスからプラス」しか存在しないという真実に初めて気づくようになります。
3.劣等コンプレックスを持つようになった原因
尊厳をもって親に育てられなかったのが原因です。
でも、ちょっと待ってください。
「あぁ、そうか。親が悪いのね」で終わってしまうなら、なんにもなりませんし、まったくの的外(まとはず)れです。
親のせいにしたままで終わるなら、回復・成長しない責任はその人にあると言わなければなりません。
私たちは大人ですから、回復する責任は自分にあるのです。
決して親にはありません。
4.解決と具体的やり方
①解決は親替え
それは自分が自分自身の親になることです。
②心の中のテープを代える
「私は劣った存在だ」というテープが頭の中でぐるぐる回っています。
そのテープを新しい「あなたは私の目に高価で尊い」というテープに交換します。
古いテープは無意識の領域で回っています。
新しいテープは顕在意識の領域で回ります。
ですから古いテープと新しいテープが勝負すると、どうしたって古いテープの方が勝つことになります。
その理由は顕在意識の下に、はるかに大きな存在として無意識とか潜在意識と呼ばれる領域があるからです。
私たちの心には誰のうちにも神が住んでおられます。
その神は潜在意識のさらに下にある領域におられます。
その私たちの心の奥底におられる神と、顕在意識の自分が手をつないで、真ん中の潜在意識・無意識の自分自身をコントロールします。
これだけが私たちが勝利することの出来る道です。
【まとめ】
自己意志は暴走しやすいのです。
また自己意志は自己意志をコントロールすることができません。
だからこそコントロールを神に委ねるのです。
◎回復と平安と祝福を祈っています。
ありのパパさんへ
なんか10年前の自分を久しぶりに思い出しました。古いテープがエンドレスに回っていた頃は、生きているのが辛かったなぁ…。
マインドコントロールが解けて、神の恵みによって親替えされた後は、人生大逆転!!
(その割には、不平不満、愚痴泣き言が多いな←自分ツッコミ)
これで通っている教会がもう少し健全なら、人生まさに絶好調、イケイケドンドンなんですけどね~、ピンポイントで問題教会になんか導かれているような…。
(そこで愚痴るな!!教会の健全化のためになんかしろ←自分ツッコミ)
おはようございます、マッキーさん。
コメントをありがとうございます。
もしマッキーさんが何の問題もない状態になったら、今苦しんでおられる方々はマッキーさんの視界から消えてしまうのではないでしょうか?
そうならないための神様の絶妙なご配慮かもしれませんね。
私たちがかつて苦しんだのは、今苦しんでおられる方々の助けとなるためであることを覚えたいものです。
今日も元気に一日お過ごしください。
平安と祝福を祈っています。
またコメントしてください。お待ちしています。