埋め合わせの12ステップ全体の中での位置づけを知れば人生が変わる!

(2020/03/16記事更新)ステップ8・9の埋め合わせを単なる謝罪であると考えるなら、12ステップが本来意図している効果を発揮しないままに終わってしまう危険があります。
そのためこの記事ではステップ全体の流れはどうなっているのかを解説しています。

        

ステップ1

無力とは安全に楽しむことが出来ないということです。
これは渇望現象が原因です。

ありのパパの例で言えば、叱ろうと思って声を上げると自動的に怒りの爆発に移行しています。
アルコール依存症者も一杯だけ飲むということが出来ません。
なぜなら、そのはじめの一杯が渇望現象によりブラックアウトするまで飲み続けてしまう切っ掛けになるからです。

        

ステップ2

問題が二つあるように解決策も二つあります。
一つは共同体から受ける助けと支えです。
もう一つは「簡単な霊的な道具一式」であり、そこから得られる霊的目覚めです。

        

ステップ3

自分の意志と生き方を自分なりに理解した神の配慮に委ねる決心をします。
これは「委ねます」と告白することではありません。
単にそのように告白するだけでは、いつまで経ってもそのままです。

そうではなく、4・5の棚卸し、6・7の短所を神に取り除いてもらうこと、8・9の埋め合わせの人生を送ることの三つを実践することを指し示しています。

この三つをやった人を「自分の意志と生き方を神の配慮に委ねた」人というのです。

〇ステップ全体の流れの中で、短所を神に取り除いていただくこと、埋め合わせの人生を生きることを実践していきます。

        

ステップ6

変わりたいという意欲を持つことが大切です。
変わりたいという願いは古いものを捨てる決心に繋がります。(見切りをつける)

「知恵がある」とは先が見えていることです。
また、物ごとの概要が分かっていることでもあります。

性的な問題を持っている人は自己中心であることが多いようです。
自尊心を高めるために性を使う人には、この知恵が決定的に欠けています。
なぜなら先のことを予測できれば「これはやめておこう」と思うことが出来るはずだからです。

        

ステップ7

手離す気持ちがないときには神に「手離す気持ちを与えてください」と祈ります。
手離す気になれず「どうせ私なんか」と自暴自棄になるのは有害以外の何ものでもありません。

なぜなら自暴自棄になっている暇があるなら、「私を変えてください」と祈ったほうがなんぼかましだからです。

        

ステップ8

ステップの8では傷つけた人の表を作ります。
これは棚卸し表がそのまま傷つけた人の表となります。

回復の力学から幸せの力学へ(プラスからプラスへ)

人が病むときは内側から外側へと病んでいくように、回復するときも人の内側から外側に向かって回復が進んでいきます

        

ステップ9

①人を傷つけない限りにおいて埋め合わせをする

これは自分の埋め合わせ行動によって、新たな傷を人に与えない限り、そのようにするということです。

たとえば浮気・不貞などの行為を、相手が知らないにもかかわらず告白するような場合です。
自分の良心のために不貞行為を告白するようなことが合ってはなりません。

このような行為をする人は、いまだに病んだ人であると言わなければなりません。
他の人の不幸の上に自分の幸福を建ててはいけません。

②過ちを正すとは?

損失を補うことです。
もちろん、補えるものと補えないものがあります。

➂これからどうするか?

埋め合わせの機会が与えられたら、躊躇せずいつでも行えるように準備しておくことが大切です。
埋め合わせは生涯に渡るものです。
というよりは私たちは埋め合わせの人生を生きるのだといったほうが適切です。

        

ステップ10

他人とぶつかるのは自分自身に問題がある証拠です。
(自分の問題に気づいていない人ほど「相手にも問題があるんじゃない?」と突っかかってきます)

これからも人生において問題が起こるたびに棚卸しを実行していきます。(日々の棚卸し)

◎回復と平安と祝福を祈っています。

        

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