(2020/03/11記事更新)ステップ1で無力を認め、2で自分を超えた大きな力が健康な心に戻してくれると信じました。
これは万能キーです。
しかしキーを持っているだけでは問題は解決しません。
この記事は万能キーをどう使えばいいのかを解説しています。
目次
1.12ステッププログラムに取り組む過程は、自分以外の力に頼るプロセス
4以降のステップに取り組む目的は神の力が私たちの心と生活に流れ込んでくるようにするためです。
このような状態を指して「霊的目覚め」という言葉が使われています。
私たちは生まれてからこの方ずっと神とともに生きてきました。
私たちの側ではそれを自覚せずとも神は私たちと共にいてくださいました。
ではなぜ私たちの人生はトラブルだらけになったのでしょうか?
この問題を扱うのがステップ3です。
①ステップ3の核心は自分の意志を委ねること
意志(will)は行動を生み、行動は生き方を生み、生き方は生活と人生を生み出します。
本能は暴走しがちですが、本能自体は悪いものではありません。
人間関係のトラブルが重なるとき、 感情のバロメーターがあがります。
感情のバロメーターが上がるときが本能が暴走する機会となります。
暴走させないために、私たちは自己意志を神に委ねます。
ここで問題があります。
それは口でいくら「委ねます。私は委ねました」と百万遍唱えたとしても、実際に委ねていなければ、そんなものは何の役にも立たないということです。
②自分に向き合う本当の意味
私たちと内なるハイヤーパワーをブロックしている第一の犯人は恨みであり、恐れであり、性関係であり、それ以外で人を傷つけたことです。
問題の核心は人が何をしたかではなく、それによって自分自身がいかに傷ついたかにあります。
このようにして問題の焦点は徐々に自分の内面に移っていきます。
2.ステップ6・7は私たちの心と生活に質的な変化をもたらすステップ
短所を取り除く作業は神との共同作業です。
もちろん神だけが取り除くことが出来るのですが、私たちの側の努力も必要とされています。
ステップ6・7の実践には意志の力が必要です。
a.今までだったら古いやり口を使う場面で、古い手を使わないという決心
(やりたいことをやらない)
b.古い手を使わないというところに止まらないで、さらに進んで新しい手を使うという決心
(やりたくないことをやる)
精神の活動には二つの種類があります。
それは思考と感情です。
c.古い考えを使わず、新しい考え方を使う実践
感情を良く観察し、感情のバロメーターが上がったり下がったりするのを見逃さず、なぜそうなったのかを常に考える習慣を身に付ける。
(日々の棚卸し習慣)
そうやって日々の生活を過ごしていくと、自分の考え方と感じ方が変わったのに気づくときが必ずやってきます。
そのために新しい生き方を意識的に努力してやってみるのです。
努力した結果、得られた考え方や感じ方が好ましいものであれば、私たちは必ずその生き方が好きになります。
鍵はそうなるまで神の恵みによって歩み続けることです。
◎回復と平安と祝福を祈っています。