(2020/02/26記事更新)「自分にはどうしてもゆるすことができない人がいる」という方はおられませんか?
この記事では12ステップを使った人をゆるす方法について明らかにし、棚卸しの具体的方法を解説しています。
1.人をゆるす方法
12ステップを使った人をゆるす方法はまず第一に棚卸し表を書くことです。
棚卸し表を完成させることによって、自分の内面が明らかになります。
そのことによって「ゆるすなんてとんでもない。こちらがゆるしていただかねばならない」と考えるようになります。
ジョー&チャーリーの12ステップスタディを書籍にした「プログラムフォーユー」には次のように書かれてあります。
「(棚卸し表を)書くことによって、恨みの95%は消える。
それでも消えない5%の恨みは祈ることによって消える。
具体的方法は21日間、その方のために祈ります。
祈り方は、自分が神に与えられたいと願っているものを、その人にも神がお与えくださるように祈ります」
ありのパパもこの方法を試したところ、約束通りゆるすことができました。
どんな心の変化があったのでしょうか。
それはありのパパの求めているのは心の平安ですが、その恨んでいる人にも心の平安が与えられるように祈ったときに奇蹟が起きました。
それは俗っぽい生き方・お金がすべてであるという生き方をしている人を恨むことの愚かさを知ったからです。
そんな人を恨んでも仕方ないと考えるようになったのでした。
2.棚卸しの方法
自分の誤りを見つめることが目的です。
棚卸しの後でも他人の誤りに目がいきやすいですが、自分の側の誤り・間違いを見つけることに専念します。
それが回復のための秘訣です。
①恐れについての棚卸し
恐れとは自己に悪影響を及ぼす物事が起きるだろうと予期する感情です。
まだ起こっていないものに対する感情です。
(例)~してくるだろう。どうせ~してくれないだろう。[誤った信念(思い込み)]
恐れにとらわれると今を生きることが出来なくなります。
なぜなら恐れはまだ起きてないものに対して持つ感情である故に、心と身体が硬直(フリーズ)してしまうからです。
②恨みについての棚卸し
・恨みは「~してくれなかった」とか「~してきた」など過去の体験に対して持つものです。
「恨み」とは辞書では「他からの仕打ちを不満に思っていきどおり憎む気持ち」と書かれています。
恐れと恨みは根っこは同じです。
そのゆえにセットで扱う必要があります。
要するに同じ根っこから、将来に対しては恐れが生じ、過去に対しては恨みが生じているということです。
3.ありのパパの例
ありのパパの人生を振り返ってみても、そのように言うことができます。
必ず他人は自分を失望させるという恐れに支配されて、恐れに膝を屈します。
そして「どうせ説明してもわかってくれないし、一生懸命説明するのはカッコ悪い」と考え、不正直に足を絡(から)めとられます。
その結果、人々との間にトラブルが起きると、今度は「やっぱり、こうなった」と自分の落ち度は棚に上げて、人々のせいにします。
そして自分でも気づかないうちにその人々を恨んでいました。
これが自分の性格上の欠点である行動パターンなのだと気づくまでに何と多くの時間がかかったことでしょうか。
しかし棚卸し表をもう一人の人に見ていただくことによって、気づくことができました。
長い間、気づけなかった理由は棚卸し表を作らず、それをもう一人の人に見せなかったという単純な理由です。
自分を支配してきた性格上の欠点からくる行動パターンに気づいた現在では、今日一日だけこの短所を利用しないで生きていく決心を朝ごとにしています。
どうぞ皆さんも棚卸し表を書く祝福にあずかってください。
そしてさらに棚卸し表を信頼できるもう一人の人に見てもらい、自分の性格上の欠点からくる行動パターンに気づいてください。
そうしたら心の平安があなたの心を満たすようになります。
◎回復と平安と祝福を祈っています。
ありのパパさん、いつもありがとうございます。
ありのパパさんと私はとても似ているので、すごく参考になります。
自分は正直棚卸し表を書くのが怖いというところがありますが、少しずつですが書き始めました。
もし見ていただけたら幸いです。
こんばんは、しんさん。
コメントをありがとうございます。
喜んでお引き受けさせていただきます。
私で良ければ、いつでもどうぞ。
その場合は、メールとskype、もしくはIP電話(フュージョン・コミュニケーションズ)をつかって、ステップの5を行うことになります。
skypeとフュージョン・コミュニケーションズを使うのは、いくら話しても無料だからです。
よろしくお願いします。
またコメントしてください。お待ちしています。