人生を変えるために棚卸しをする。棚卸しは四つの領域ごとにやる!

(2020/02/07記事更新)「12ステップに取り組んだけれど棚卸しはまだやっていません」という方はおられないでしょうか?
この記事では棚卸しの重要性を明らかにし、棚卸しの具体的な進め方を解説しています。

        

1.棚卸しの目的

棚卸し表を書く目的は自分の短所を見つけ出すためです。
なぜ自分の短所を見つけ出す必要があるかと言えば、その短所が自分の人生の失敗の原因になっているからです。
大切なことは初めからこの目的をしっかりと頭に入れて棚卸しを行うことです。

棚卸しをする目的は自分を整理するためでもなく、まして他人や親を赦すためではありません。
(もちろん棚卸しの結果として恨みを手放すために他人や親を赦すのは大いにありうることです。しかしその場合でも真実は「やられたことをゆるすことはできないし忘れることもない。しかし私は自分自身のために相手に対して『生きてていいよ』と言う」のです)

ステップの1で問題の本質は何かを知りました。
それは自分が無力であり、力がないことなのだと認めます。

ステップの2で解決は何かを知りました。
それは(問題が自分の無力なのだから、解決は当然のこととして)力だと気づき、その力を信じるようになりました。
自分を超えた大きな力は私たちの一番深いところに見つかります。

さらにステップの3では行動のプログラム(ステップ4〜9)の実践へと進んでいきます。

棚卸しの意義をスポーツに例えるとサッカー試合のシュートチャンスのようなものです。
これによって自分の人生が一気に変わってしまうほどのインパクトがあります。

ありのパパも棚卸しの4・5によって人生がすっかり変わってしまいました。
これをお読みのあなたにもそのような転機が訪れるように願ってやみません。

        

2.スピリチュアルな病気(霊的な病)とは?

神と私たちの間に何も障害物がなければ、私たちは神と直付けされます。
しかし恨み・恐れ・性の問題があると、神の力が私たちの心と人生に流れ込むのを妨げる障害になります。

「私たちはどんなに罪深くても、神は愛のお方だから、そんなの平気!」といくら嘘ぶいたとしても人生に解決はありません。

問題は何か?問題の本質は何か?解決は何か?解決策は何か?
これらの問いに明確に答えられるなら、私たちはステップの3が指し示す実践へと歩みを進めることができます。

        

3.ステップ3が指し示すもの

それは棚卸しと、短所を神に取り除いてもらうこと、埋め合わせの人生を生きることの三つです。
棚卸しは四つの「神と私を隔てている壁」ごとに行います。

①恨みのリスト

一番始めに書くのは恨みに思っている人の表です。

②恐れのリスト

次に恐れている人・組織・思想・習慣などの表を書きます。

➂性の振る舞いのリスト

自分の性の振る舞いによって迷惑をかけた人々の表を書きます。

④性以外で傷つけた人のリスト

最後に1〜3のどれにも該当しなかったものを表に書きます。

他人から何か言われて、即座に言い返す・やり返すのを反応と言います。
恐れや恨みが心に巣くっていると、こうなります。

それに対して何かあっても一息入れて、神に尋ねて、それから何かを言ったりやったりする生き方を応答(response)・行動(action)と言います。

さて、私たちは反応する人でしょうか?
それとも応答・行動する人でしょうか?

◎回復と平安と祝福を祈っています。

        

メール登録をお願いします!

新しい記事を見逃したくない方はメール登録をどうぞ!新記事をメールでお知らせします。

タイトルとURLをコピーしました