長続きする人間関係を作ろうとするなら本当の自分を出すことが必要!

(2019/12/11記事更新)みなさんは長続きする人間関係とはどのような関係だと思われますか?
この記事ではその問を投げかけてくださった読者のご質問にお答えしています。

        

1.ご相談内容

ありのパパさん、いつもありがとうございます。
今日はご質問があります。

「良い人間関係とはどのような関係でしょうか?」

漠然としていて申し訳ないのですが、自分には正直わからないのです。
私個人は家族の中でもいつも孤立している感じを持っていましたし、友人も人生のタイミングタイミングで出来ることはあるのですが、長続きしません。
今ふりかえりますと、有意識的に関係を壊していたり、無意識に孤独を選びとっている自分も確かにいます。
どうか教えていただければ幸いです。

        

2.相談へのお答え

こんにちは、しんさん。
ご相談をくださり、ありがとうございます。

①どんな関係が良い人間関係か?

良い人間関係とは相手のありのままを受け入れ、自分のありのままを出して相手に受け入れてもらう関係です。
これが無理のない人間関係であり、長続きする秘訣でもあります。

そのためにはまずご自分が本来の自分を表に出せるようになっていなければなりません。
そうしないと相手がどんなに良い人であっても表に出している「しんさん」を「本当のしんさん」として受取らざるをえません。
そうすると、こちらの側はストレスが溜まることになります。

なぜなら建前の自分を表に出しているのは自分であるにもかかわらず、その建前の自分を本当の自分であると受け止められてしまうことに怒りを感じるからです。

②本音の自分を出せている時だけ長続きする人間関係が可能

建前の自分を出しているのは自分であるにもかかわらず、それにストレスを感じるのは自作自演の一人芝居です。

大切なことは普段から素(す)の自分、本音の自分を出していくことです。
そうすると、他の人も「この人はこういう人なんだな」と理解することが出来ます。

もちろんそれを受け入れてくれるかどうかは別の話です。
しかし相手が受け入れてくれるかどうかを恐れてはいけません。
結局のところ本当の自分を受け入れてくれる人とだけ長続きする人間関係を作ることが出来るからです。

③本音を出せるようになるには練習が必要

12ステップグループでの分かち合いは素の自分を出す良い訓練になります。
言いっぱなし・聴きっぱなし・他言無用のルールにもとづいて運営されているミーティングでは、初めの頃こそ建前の自分で話をしていても、いつかは必ず本音の自分が表に出てきて話をするようになります。
これは誰のことを言っているかというと私のことを言っています。

④人間関係に疲れを感じる本当の理由

「関係を壊したり孤独を選び取っている」のは様々な理由が考えられますが、一般的に言うと「しんどい」からであり「面倒くさい」からです。

しかし、もし本当の自分を受け入れてもらえていたら、しんどいとか面倒くさいと感じるでしょうか?
決して感じないと思います。

これはある意味ではリトマス試験紙のような役割を果たしています。
人間関係でストレスを感じるとしたら、それは私たち自身の側で本音を出しておらず、そのゆえに疲れているということです。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

        

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