12ステップが教える埋め合わせは謝罪ではない。ではどういうものか?

(2019/12/11記事更新)広辞苑によると謝罪とは[罪やあやまちをわびること]であり、埋め合わせは[a.欠けたところを補う。b.損失を他の物で補う]ことです。
この記事では12ステップが教える埋め合わせについて解説しています。

        

1.謝罪はもみ消しや他人を操作する危険性がある

謝罪とは土下座することかとありのパパは思っていました。
しかし埋め合わせは土下座でないのはもちろんのこと、謝罪とも違います。
これは大変含蓄のあることを私たちに教えています。

どういうことかと言うと、土下座してでも謝罪するという人の心には「土下座するから、これで赦してね」という他人をコントロールする気持ちが含まれているということです。

また「色々あったけど、全部水に流してね」という、あったことをなかったことにしようとする魂胆があります。
要するに揉(も)み消しです。

このような間違った動機が含まれていることがあるために、12ステップでは謝罪という言葉を使わず、埋め合わせという言葉を使うようです。

        

2.12ステップがいう埋め合わせとはどのようなものか?

過去に遡(さかのぼ)って修正する作業が埋め合わせです。
それは自分に問題があったにもかかわらず、相手を勝手に恨んでいたのを修正する必要があるということです。

埋め合わせとは過去の自分の過ちを修復し、元通りにすることです。
自分が一方的に恨んできた人との関係を修復することが目的であり、目標です。

埋め合わせの方法には幾つかの方法がありますが、遺憾の意を表すだけで良い場合もあります。
端的に言うと「申し訳ありません」ではなく「残念です」ということです。

①埋め合わせがもたらすもの

埋め合わせそのものは、相手の利益のために行うのではなく、自分のために行うものです。
その結果として罪悪感・後悔・自己憐憫・不安から解放されたことを気づくようになります。

②過ちを正す意欲を持つことがとても大事

埋め合わせを始めると、恩恵(おんけい)と自由を感じるようになります。
そうすると、もっと他の人々へも埋め合わせをしようという意欲が湧き上がってきます。

言葉を替えて言うなら、私たちの人生は埋め合わせの人生であるということです。
埋め合わせは、機会のあるたびに、どんな時であっても行います。
埋め合わせするタイミングはハイヤーパワー(神様)にお任せします。
ただ、私たちはどんな時であっても「あっ、今が埋め合わせのときだ」と分かった時、慌てなくて良いように準備しておくことが大切です。

        

3.ありのパパの埋め合わせ

ありのパパは中学時代に無銭飲食したことがありました。
それで埋め合わせのために、うどん屋さんにお詫びに行きました。

その時、お店の方がとてもジェントルな対応をしてくださったことを感謝しているのですが、その後で爆発的な喜びが押し寄せてきました。
それは本当に踊り出すような喜びでした(実際に踊り出しました。それを見て母は「私の息子はとうとう狂ってしまった」と言いました(笑))。

私たちが意欲を持ち(ステップ1)、信じ(ステップ2)、決心し(ステップ3)、行動を起こせば(ステップ4~9)、必ず結果を手にします(ステップ12)。
これが12ステップが提供するところの約束です。

◎回復と平安と祝福を祈っています。

メール登録をお願いします!

新しい記事を見逃したくない方はメール登録をどうぞ!新記事をメールでお知らせします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました