毒親から神の意志と自己意志が協働で愛ある親の役割をバタンタッチ!

自分自身を大切にしようとしてもどうしても粗末にしてしまう方はおられませんか?
親替えによって自分自身を大切にできるようになります。
ステップ3の決心とは神の意志と自己意志が協働で愛ある親の役割を果たす決心です。

        

1.毒親は子どもに本能は抑圧するもの、感情は否認するものとウソを教え込んだ

毒親に限りませんが「ほらほら、そんな顔したらダメよ」とか「あなたが悪いのよ」とか聞かされて育つと、子どもは大人になってからも不快感情を感じるたびに「こんな感情を感じる私はダメ」と自分にダメ出しをします。

これは止めなければなりません。
不快感情は感じて当たり前であり「なんか文句あっか!」ってなもんです。

棚卸しをする目的は不快感情を解消するためです。
しかし不快感情が未来永劫なくなることを12ステップは前提としていません。
していないどころか生きている限りは感情が暴走することによって不快感情が生じることを前提にしています。
だからこそステップ10の日々の棚卸しが用意されているのです。
もしいったん消えてなくなったあとは、きれいサッパリこれっきりなら日々の棚卸しは用意されてなかったはずです。

また、不快感情を持つこと自体に罪悪感を持つと、次第に生きる気力が失われ、日々の棚卸しをする気力も無くなってしまうでしょう。
だから、ありのままの自分自身を受け入れましょう。
「ありのままでいい」と常に自分自身に語り掛けます。

        

2.毒親から親の役割を引き継いだ私たちも自分自身に同じことをした

致し方なかったとは言え、私たちも毒親と同じことを自分自身に対してしました。
感情が暴走しても知らん顔(否認)、本能が傷ついても気が付かないふり(抑圧)をしてやり過ごしました。

このような生き方で人生が何とかなるのはしばらくの間だけです。
定められた期間が過ぎると、人生がどうにもならなくなっていることに気付かされます。

私たち依存症者は内心「嗜癖を使いたくないのになんで使うのかな?」と訝(いぶか)しんでいます。
いくら無力とは言ってもおかしいではないかというわけです。
この理解はある面では正しいです。

感情を否認している人は本能が傷ついてもそれに気づくことができませんから、感情は暴走し放題になります。
その結果、不快感情から逃れるためにどうしても嗜癖に走る必要が出てきます。
これが私たちが嗜癖を使わざるを得ない真の理由です。

        

3.自分自身が傷つかないように守るのが自己意志の果たすべき役割

そもそも私たちは自分自身を大切にするということがどういうことかを知りません。
ある人は自分自身を粗末にしながら、その結果として本能が傷ついたにもかかわらず、日々の棚卸しをして「自分の側に問題があった!」と言っています。
このような茶番劇は止めなければなりません。

本当の人生の転換とは『自分自身を粗末にする人生』から『自分自身を大切にする人生』への転換です。

一番大切な人間関係は『自分と自分自身の関係』です。
この自分と自分自身の関係がうまくいっていれば、他者との関係もうまく行きます。
逆に自分自身との関係をないがしろにして、他者との関係を優先すると、常に不快感情が溜まります。

自分自身とは四つの本能を指しています。
四つの本能とは共存・安全・性・将来野心です。
これらの本能が傷つかないように見守るのが自己意志の役割です。
これはやったことのない経験ですから、慣れるまでは大変ですが、何とかなるものです。

        

4.感情を否認するとコントロール不能の怒りが出てくる

コントロール不能の怒りが出てくる原因は主に二つあります。

①感情の否認

否認しているから不快感情が溜まりに溜まり、不快感情ダムが決壊寸前なのです。
ダムが決壊すると嗜癖になだれ込みます。
だから私たちにとって不快感情ダムに水を溜めないことが根本的な解決策です。

繰り返しになりますが、ここにも罠があります。
それは「不快感情を溜めないように頑張っているのに、私は次から次へと不快感情を感じている。こんな私はダメ!」と感じるなら、その自分はダメと感じる感情自体が不快感情だということです。

日々の棚卸しをしながら不快感情を溜め込んでどうすんねん!(笑)

②被害者意識

コントロール不能の怒りが出てくるもう一つの理由は被害者意識です。
これはACの問題の5番目の「私たちは自分の人生を被害者の視点で生きている」というものです。

長期間にわたって被害者意識をもつと、そのうちに傷つけられる予兆を感じるだけで怒りが爆発するようになります。
自分ではなぜ怒りが出てくるのかさえ分かりませんから、当然のことながらコントロール不能です。
コントロールできるのは怒る理由が分かっているときだけです。

それで大切なことは自分の怒りの原因が被害者意識だということに気づくこととなります。
もしこの記事を読んでおられる方の中で「自分は過剰反応することが多い」と感じる方は、どうぞ自分の心を探ってみてください。
あなたが過剰に反応する時、ご自身の心の中で「再び傷つけられてたまるか!この野郎!」と感じてないかを注意深く観察してみてください。

もちろんコントロール不能の怒りの原因が被害者意識にあると分かっても、問題は解決しません。
なぜなら私たちはそれを嗜癖として使っていますから。
嗜癖として使っているなら私たちは無力です。

しかし問題の原因を知っているかいないかは、雲泥の差を私たちの人生にもたらします。
なにより振り回されることから解放されるからです。

◎回復と平安を祈っています。

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