アダルトチルドレンの人間関係が悪くなるのは人の選り好みが原因!

ACの方で「自分は人間関係に気を使っているのに、なぜ人間関係のトラブルに襲われるのだろうか?」と訝(いぶか)しんでおられる人はいないでしょうか?
この記事ではその理由を明らかにし、解決のための方策を解説します。

「私たちは人を哀れむことを愛と取り違え、自分が救ってあげれそうな人を故意に選ぶ。そうすることで自分の問題を見ないようにする」(アダルトチルドレンの問題の9番目)

        

1.アダルトチルドレンの人間関係が悪くなる真の原因

人間関係に気を遣っているにもかかわらず、人間関係のトラブルに継続的に見舞われる人がいます。
それがアダルトチルドレンです。
もちろんアダルトチルドレンでない人も人間関係のトラブルに見舞われることはあります。
しかしそれはたまたまであり、自分ではどうすることも出来ない場合が多いのです。

しかしアダルトチルドレンの人間関係が悪くなるのは、こちらの側に原因がある場合が多いようです。
その最大のものが『人々を故意に選ぶ』ということです。
なぜ故意に選ぶかというと「この人は私が救ってあげれそうな人かどうか?」という思いがあるからです。

アダルトチルドレンに選ばれた方はとんだ迷惑です。
なぜなら、すべての人は選ばれたいと願っているのですが、しかしアダルトチルドレンが選ぶのは『自分が救ってあげれそうな人』に限ります。

選ばれなかった人は怒りますし、選ばれた人だって自分がなぜ選ばれたのかを知れば怒り出すでしょう。
そして更に悪いことは、たとえ選んだとしても「この人は救うことができない」と分かれば、選んだその人に対する関心は消え失せてしまい、途中で見捨てます。
当然のことながら見捨てられたほうは怒り狂います。

        

2.アダルトチルドレンが人を故意に選ぶ理由

アダルトチルドレンはなぜ人を選ぶのでしょうか?
それは人を救ってあげるためです。

なぜ頼まれもしないのに、人を救おうとするのでしょうか?
それは子供時代に機能不全家庭で育ったことにさかのぼります。
子供ながらにも自分がある役割を果たすことによって機能が復活することを、すなわち人並みの家庭にしようとします。
(子ども時代のアダルトチルドレンが果たそうとする役割にはいくつかあります。この記事で紹介している救護者のほかにピエロ・ヒーロー・反抗者・逃避者などです)

子ども時代に無意識のうちにやっていたことが知らず知らずのうちに嗜癖となり、大人になってからは自分のうちにある不快感情から逃れるために人を救おうとします。

        

3.目標達成依存症とは?

目標達成依存症とは目標を立て、それを達成する喜びに依存することです。
あたかもアルコールに依存するかのように目標達成に依存します。
ある人たちは「目標を達成するなんて結構なことじゃないか?」と思われるかもしれません。
しかしそうではありません。
なぜならいつかは目標を達成することが出来ない日が来るからです。

仕事上の目標を達成する喜びに依存している人にも定年退職は訪れます。
その後、その人はどのようにして人生を過ごすのでしょうか?
その人は途方に暮れるほかはありません。

仕事以外の人生目標を達成する喜びに依存している人々も、いつかは虚無感に襲われる日がやってきます。
「自分は何をやってきたのだろう?」という感じです。

これの解決策は唯一つです。
それは目標達成の喜びに依存するのではなく、人生の内なる旅を送ることによる充足感から来るモチベーションによって日々の生活を生きることです。
人から見たら何でもないようなことを大切にし、淡々と日々の生活を生きるのです。

        

4.解決策は新しい行動パターンを使う

私たちアダルトチルドレンは人生の何処かで「私は人を救うことを嗜癖として使ってきた」という事実に気づく必要があります。

そしてその出所が自分の子供時代にあることをも知る必要があります。

嗜癖を使うのは不快感情から逃れるためです。
ですから嗜癖を使わないようにするためには不快感情を生み出さないために本能が傷つかないようにすることが大切です。
そのためには自分自身の性格上の欠点からくる行動パターンを変えることです。

なぜなら私たちの本能が傷ついたのは他人のせいではなく、自分自身の性格上の欠点が原因だからです。
例として不正直ということを考えます。
誰かが自分に「こうしてくれる?」と聞きます。
本当はしたくないのですが、人が怖いので心ならずも「はい、分かりました」と答えます。
その結果、何が起きるかというと、自分の本意に背いた行動を取らせた相手を恨むようになります。

恨みは立派な不快感情の一つですから、その恨みの感情から逃れるために嗜癖を用いたくてたまらなくなります。

この場合の新しい行動パターンは以下のようになります。
それは相手が私に理不尽な要求をしたので私は傷つき相手を恨んだとばかり思っていたが、実は違った。
真実は私がその時に「これこれしかじかの理由で出来ません」と言っていれば、私は相手を恨まなかったはずだ。
ということは相手を恨んだ原因は自分自身の不正直な行動にある。
そうであればこれからは新しい行動パターンを使って生きていくようにしよう!ということになります。

        

5.救ってあげれそうな人を選ばなくなる時に起きること

アダルトチルドレンは人を救うことを嗜癖として使っている人々です。
そして虎視眈々と自分が救ってあげれそうな人を値踏みしています。
これで人間関係にトラブルが起きなければ不思議なほどです。

しかし人を救いたいという衝動が自分の子ども時代の体験から来ていることに気づき、そして大人になった今は人を救いたいという衝動を嗜癖として使っていることに気づきます。

ここまでくれば半分は解決したようなものです。
あとは新しい行動パターンを全力で実践することです。

今までの人を選り好みしていた生き方を放棄し、これからは文字通りすべての人に敬意をもって接することに全力を尽くします。
結果として救われるかどうかは神におまかせします。
自分の手を離すのです。

そうしたら人間関係が劇的に良くなります。
かつては自分の人生に人間関係のトラブルは付きものであり、ホトホト手を焼いていたのです。
それが新しい行動パターンを実践するようになってからしばらくすると自分のまわりの人間関係が平和の絆(きずな)でしっかりと結ばれているのを感じるようになります。
そして自分の人生もこれはこれで捨てたものではないと思えるようになります。

◎回復と平安を祈っています。

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