アダルトチルドレンが他者が怒っていると怯えるのには理由がある!

アダルトチルドレンの問題の三番目には「私たちは人が怒っていたり、それが何であれ個人的な批判・陰口・噂話を聞くと怯える」とあります。
この記事ではまずACが怯える理由を挙げ、次に怯えなくなる方法を解説します。

        

1.他者が怒っていると怯える一般的な理由

①攻撃の矢が自分にも飛んでくるのではないかと怯える

これはアダルトチルドレンでない人にも当てはまることです。
それは「今は他の人が攻撃されているが、この攻撃がいつか自分に向かってくるのではないだろうか?」と無意識のうちに恐れるのです。

これが父親が子供を虐待していても、母親が子供を助けようとしない理由の一つでもあります。
母親は無意識のうちに「少なくとも子供が攻撃されている間は自分は安全だ」と考えるのです。

アダルトチルドレンの場合には子ども時代の経験がたとえ抑圧されていたとしても大人になってから誰かが怒っていると子ども時代の経験がよみがえり、膝がガクガクブルブル震えます。

②自分の価値観王国が侵食されることを怯える

アダルトチルドレンは「人はこうあるべき。このように行動すべき」という規範が比較的強いです。
これは自分にも他人にも当てはめています。
実はそうすることによって自分の世界(王国)を守っているのです。
子ども時代に散々に自分の世界が蹴散(けち)らされたにもかかわらずです。
いやかえって子ども時代にそのような経験を持っているからこそ、なおのこと大人になってから強い思い込みを持つようになったのかもしれません。

        

2.相手が自分を愛していないという事実に直面することを恐れる

これがアダルトチルドレンにとっての怯える本質的な理由です。
犬でも蹴飛ばせば「キャン!」となきます。
ですから犬を愛していれば犬を蹴飛ばさないでしょう。
これが想像力ということであり、共感力ということです。
もし犬を蹴飛ばす人がいたら、その人は犬を愛していない人であり、「蹴飛ばしたら犬は痛いだろうな」と感じる想像力・共感力の欠如した人ということになります。

ですからそういう意味では愛とは想像力・共感力のことなのです。

これを人との関係に当てはめると、AさんがBさんを愛していたら、AさんはBさんに暴力を振るうことはありません。
なぜなら「暴力を振るったたらBさんは痛いだろうな」という想像力と共感力が働くからです。

これがもしAさんがBさんに暴力を振るったとしたら、それはAさんはBさんに対して想像力が働かないし、共感もしていないということです。
これは取りも直さずAさんはBさんを愛していないということでもあります。

この事実に直面するのが最も苦痛に感じることです。
アダルトチルドレンや共依存の人はこの事実を認めないためになら何でもやってのけるほどです。(アダルトチルドレンの問題行動の10番目)

        

3.どうしたら怯えなくなるか?

それは全ての人に敬意をもって接することに全力を尽くすことです。

怯えているときは自分のことだけを心配している状態です。
他の人たちだって傷つけられたらどうしようと恐れているかもしれないのです。
ですから自分のことだけを心配するというのは利己的極まりない生き方と言えます。

もし他人が怒っていると怯えるという問題から回復したいなら、自分の恐れをいったん脇にどけて、他者への配慮に全力を尽くすことです。
そうしたらその時だけ、あなたの中から恐れは締め出されます。

自己意志にはある特徴があり、それは一つのことに集中していると他のものを自分の中から締め出してしまうのです。
あなたが他者への配慮に全力投球するならば、その時だけ恐れを締め出すことができます。

恐れがなくなることはありません。
ですから生きている間中、締め出し続ける必要があります。
大変だと感じますか?
大丈夫です。「私にはできない。しかし神には何でもできるからである」(聖書)

ステップの11で祈りと黙想を通して、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めるなら、神の力が与えられます。

◎回復と平安を祈っています。

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