怒りだけが感情じゃない。豊かな感情をACの12ステップで取り戻す!

アダルトチルドレンは子供時代に感情を否認しました。
大人になって感情をどうしたら取り戻すことができるだろうかと途方に暮れるアダルトチルドレンも多いようです。
ここに確かな効果がある方法があります。
それをご紹介します。

        

1.子供時代のサバイバル術と大人のサバイバル術の違い

子供時代に感情を否認したのはそれ以外の方法を知らなかったからです。
しかし大人になった今は大人らしい方法で感情の問題を解決します。
それは行動パターンを変えるという方法によってです。

子供時代の私たちが感情を否認したのは感情が暴走する危険をうすうす気づいていたからであり、それを止めるためでした。

大人になった私たちは知っています、感情が暴走したのは本能が傷ついたためであることを。

もちろん12ステッププログラムに取り組む前は、自分の本能が傷ついたのは他人のせいだと思い込んでいました。

自分は誠実に真面目に一生懸命に生きていたのに無遠慮で無思慮な人々が自分を傷つけたのだと思い込んでいました。

しかし12ステップに取り組んでみて、ことにステップ4・5に取り組んでみて真の原因は別にあることが分かりました。

2.他人ではなく自分自身が自分を傷つけていた

真犯人は自分自身の性格上の欠点からくる行動パターンでした。

私には「人が怖いという人への恐れ」があり、その「人への恐れ」がことあるごとに私を不正直な対応に陥らせました。

たとえばある人との間にトラブルが起きたら心が健康な人ならその人のところに行って「なぜあなたはこのようなことをしたのか?」と問いただすことによって問題解決に向けて努力します。

しかし人が怖かった私にはそれができませんでした。
足が一歩も前に進みまないのです。

それで私がやったことと言えば、自分の中で片を付けるというやり方でした。
「あの人は初めからそういう人だったんだ」とか「人間なんてそんなもんさ」などと分かったようなことを言って納得したふりをしました。

しかし自分の中にいるもう一人の自分はそのような私の行動を見て「お前は本当に臆病なやつだな。人間のクズだな」と言いました。

そのことによって私の自尊心が傷ついたのでした。

その時まで他人が私を傷つけたとばかり思い込んでいたのに、実は自分自身が自分を傷つけていたのであるということに気がついたのでした。

        

3.感情の暴走を止める解決策とは?

12ステップの世界では「問題の原因が分かったら解決策も自ずと明らかになる」と言われます。

問題の原因は自分自身の性格上の欠点からくる行動パターンだったのですから、解決策はこの古い行動パターンを使わないで生きていくことです。

古い行動パターンを使わないで生きていく秘訣は古い行動パターンと対極にある新しい行動パターンを使って古い行動パターンを上書きする方法で取り除くことです。

意志には一つの性質があります。
それは一つのことに集中していると、意志は他のものを心の中から締め出してしまうという性質です。
この性質を活用します。

「すべての人に敬意をもって接することに全力を尽くす」とき、意志は人が怖いという人への恐れを心から締め出してしまいます。

こうして新しい行動パターンを使って古い行動パターンを取り除くことが可能になります。

この状態では本能が傷つくことはありません。
かえってもう一人の人である自分自身は私に向かって「お前はよくやっているよ」と言ってくれます。
それで自尊心は傷つくどころかアップします。

また対人関係も敬意をもって接することに全力を尽くしているのですから悪くなるはずもありません。

本能が傷つかなければ恨みなどの感情が暴走することもありません。

この状態になって初めて感情の抑圧を取っ払っても大丈夫になります。

しかし感情の抑圧をなんとかしようとしなくても、感情の暴走が止まれば感情を抑圧する必要がなくなりますから自然に抑圧が取れるものです。

このやり方が最も安全で理にかなっています。
またこのやり方が12ステッププログラムのやり方であり、すべての依存症者・アダルトチルドレン・共依存症者におすすめできる方法です。

◎回復と平安を祈っています。

        

どうぞコメントをお残しください。初めてコメントなさる方は必ず自己紹介をお願いします。自己紹介のないコメントを承認することはありません。詳しくはメニューの「コメントしてくださる方へ」をご覧ください。