アダルトチルドレンかも知れないと感じたら「リカバリー」を読もう!

ありのパパが自分のことをアダルトチルドレンであると自覚させてくれた本は「リカバリー アダルトチルドレンガイド」(ハーバード・グラヴィッツ&ジュリー・ボーデン著)という書籍でした。
皆さんに、この「リカバリー」をご紹介します。

この書籍はアダルトチルドレンの回復を「回復の六段階」と名付け、その順番で書籍に展開しています。
そしてこの書籍をもっとも特徴的にしているのは全編が質問と答えの形式で書かれていることです。
読者は初めから順に読むことも出来ますし、また御自分のもっとも気になる質問を選んで読むことも出来ます。

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0.ルーツ「なぜ私はこんなふうに変わっていて、まごついて、おどおどしてしまうのか?」(質問10)

この反応に何の不思議もない。
あなたが育った機能不全家庭の異常な状況の中での「正常な反応」にすぎない。

この答えを読んで、ありのパパは腑に落ちました。
しかし、問題は今は機能不全家庭にいないにも関わらず、依然として機能不全家族の中にいるように「まごついて、おどおどしてしまう」ことです。

原因がわかれば、解決策も自ずと明らかになるというのが、12ステッププログラムの教えるところです。

1.サバイバル「私は子供であったことが一度もないように思う。子供時代に何があったのか?」(質問14)

ありのパパも回復の過程で自分のなかに「子供であるな!」という禁止規定があることに気づきました。

なぜ子供であることができないのか?
それは親が責任能力をもっていなかったからです。

子供たちは責任を果たすことの出来ない親に代わって用事をこなしていく必要があったのであり、一分たりとも子供であってよい時間はありませんでした。

ありのパパに関して言えば、父は外国航路の船員であり、一年を通して家にいませんでした。
母は私が学校から帰ってくると外出していることが多く、家には大人がいませんでした。
このような状況の中で、無意識に「ご飯を作る必要はあるか?」「守ってくれる人がいない状況でどうするか?」を考えていたのだと思います。

振り返って考えてみるとき、このような状況では「子供であるな」という禁止命令を自分自身に与えたのも頷(うなず)けることではありました。

実は今でも「遊ぶとはどういうことか?」が分かりません。
リラックスするというのは難しいですが出来るようにはなりました。
しかし遊ぶということになると皆目見当がつきません。

2.不意の気づき「不意の気づきとは何か?」(質問22)

ここから回復が始まる。

彼ら(私たち)は自分の子供時代の間違いに気づき、もはやそれを否認する必要がないことを認識します。
そして自分の体験やそこから来る影響を認めてもかまわないことを知るようになります。

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3.問題の核心「アルコール依存の家庭で育った子供が大人になるとどうなるのか?」(質問33)

彼ら(私たち)は子供時代に状況を乗り越えるのに使ったやり口を、自覚なしに大人になっても使い続ける。

これがアダルトチルドレンが成人してから起きるすべての問題の土壌となります。

4.変化「自尊心についての考え方は?」(質問56)

アダルトチルドレンは一様に自尊心が低い。
低い自尊心が傷つけられると恐れ、その結果として怒りが爆発する。
これが「ガラスのハート」であることの真の原因である。

元々低い自尊心をおだてられることによって自尊心が満たされたように感じると、相手の言いなりになる。
しかし、これはあくまでも錯覚にすぎない。
なぜなら自分自身の自尊心を満たすのは、自分以外にはいないからです。

自尊心を取り戻す唯一の方法は、回復のために努力している自分自身に対して敬意を持つことです。

回復するために奮闘している自分に向けて、「君もなかなか頑張ってるじゃないか!」と声を掛けてあげるのです。
これが自尊心の元となります。

5.統合「統合とは何か?」(質問59)

「自分の面倒は自分でみる」とは自分自身の親に自分がなることを意味しています。

これが成し遂げられると、アダルトチルドレンのうちに質的な変化を見ることが出来るようになります。

これは親との間に適切な境界線を引くことによって始まります。
いったん、境界線が引かれると、親の酷い扱いに黙ってはいないし、他人の思慮のない振る舞いも受け入れることはなくなる。

6.創始「創始とは何か?」(質問72)

創始とは、霊・心・体の成長と、ハイヤー・セルフについての気づきが発展すること

これは12ステッププログラムでいうところの霊的目覚めを意味しているようです。

ありのパパが読んだ本の中で、この本ほど自分がアダルトチルドレンであることを納得させてくれた本はありません。
ただ、「ではどうしたら回復できるのか?」というニーズを満たす面は弱いと感じます。

皆様の中で「自分はどうもアダルトチルドレンらしいのだが、はっきりしない」という方がおられましたら、この本が最適です。
そしてご自身がアダルトチルドレンであることが分かったら、回復のために歩みはじめられることを願っています。

◎回復と平安を祈っています。

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