SNSで同僚が自分を悪く言う投稿を見つけた。どうすればよいか?

SNSを覗いていたら、職場の人が自分の悪口を書いているのを見つけて悶々とするというのは、ありそうな話です。
実際にこのような体験をなさったら、皆さんはどのように対応されるでしょうか?

ご相談内容: 
ありのパパさんはじめまして。
日ごろからブログを拝見しております、ゆかちといいます。
ありのパパさんの記事を読んでから、自分はアダルトチルドレンかつ共依存持ちではないか、と疑い始めたところです。

今回の相談したい内容ですが、職場の愚痴についてです。
職場の同僚(ほぼ毎日ペアで働く方)が私に関する愚痴をSNSに投稿しているのをたまたま見かけました。

内容は「ミスを私(ゆかちさん)が謝らず『助けてくれてありがとう』と言うのが気にくわない」というものでした。

これ以外にもいくつか見つけましたが、本人にも言えず、未だモヤモヤしています。

哀しい気持ちにもなりましたし、2年ほどずっと一緒に仕事をしてきたのでショックが大きかったです。
まだこのことは上司にも誰にも打ち明けていません。
今後、どう接していくかも悩んでいます。

私のプライドのせいでその方のことが赦せずモヤモヤしているのか、なんなのかよくわかりません。

ありのパパさんから客観的に見ていただき、どう思われるかご意見を頂戴したいです。

こんにちは、ゆかちさん。
ご相談を下さり、ありがとうございます。
難しい問題ですね。

共依存症かもしれないと思い始めているということですので、共依存の観点からまずお話しますね。
そしてその次に社会人としてどのように振る舞えばいいかを考えます。

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1.共依存はどの部分に現れているか?

共依存とは相手は自分の思ったとおりに感じるべきだし、動くべきだと考えることです。
これを病的なコントロール欲求と言います。

ゆかちさんは同僚に対して「あなたはこう感じるべき」「あなたはこう発言すべき」と(無意識かもしれませんが)考えています。
だからこそ、ご自分の期待通りに発言しているかどうかを確かめるためにSNSを覗きに行ったのではないでしょうか?
そして自分が期待しているのと異なる反応を相手がしているのを見て、ショックを受けておられます。

しかしよく考えてみると、相手がゆかちさんの期待通りに感じ、発言しなければならない理由は何一つとしてありません。
一人ひとりに自由意志が与えられているのであり、誰もその権利を侵害することは出来ません。

2.どうすることが最善か?(内面の問題)

他者を変えることは出来ないという事実を受け入れることです。
これを受け入れることができれば心が健康な人ということになります。

もし受入れられないとしたら、ゆかちさんはありのパパの仲間ということになります(笑)。
共依存症者であるとわかれば、12ステッププログラムに取り組み、共依存から回復する道が備えられていますので、少しも失望することはありません。

3.人間関係はどうするか?

ゆかちさんがこのことを誰にも話さず黙っているとしたら、ゆかちさんはアダルトチルドレンでもあるということになります。

アダルトチルドレンや共依存症者のやり口は、汗をかかずに自分の中だけで処理をするというラクチンな生き方です。
しかし、このラクチンな生き方を続けていると、人生が思い通りにならなくなったことを認めなくてはいけなくなります。

それが嫌なら相手のところにトコトコと出かけて行って「あなたはなぜこのようなことをしたのか?」と問いただすべきです。
上司にも内容を詳しく説明し、職場において人間関係の問題が発生していることを明確に伝えます。

4.あったことを無かったことには出来ない

もし上司が「見なければよかったのに、それを敢えて見たのは、ゆかちさんの問題ではないか」と言ったとします。
そのときには「そうかもしれません。しかし見てしまった以上、これを無かったことには出来ないのです。おわかりですね。そしてこれは(いじめを行ってはならないという)会社の規則にも違反している可能性があります。これを会社として放置することは問題です」とはっきりと申し上げましょう。

相手の同僚にも「あなたには自分の感じたことを発言する自由がある。しかしそれによって相手を傷つける権利はない」と伝えます。

だいたいはこれで一件落着します(笑)。
相手の同僚が、ゆかちさんのことをどう思うか分かりませんが、少なくとも「愚か者のように自分の感じたことをそのまま垂れ流すと大変なことになる」ということだけは分からせることが出来るのではないでしょうか。

5.もう一つの別の道

それはすべての問題の原因を自分自身の性格上の欠点である「配慮の欠如」に求める生き方です。
この生き方をすると無限に成長することが可能になります。

しかし、この生き方が可能なのは12ステッププログラムに取り組んで、「今まで他人が悪いとばかり思ってきたが、実は問題は自分自身の性格上の欠点にあった」という体験をした人だけです。

この体験をせずに頭の理解だけで、すべての問題を自分の配慮の欠如に求める生き方は、抑圧的な生き方であり自分自身を生地獄に追い込みます。
ですから、はじめからこの生き方を意図的に始めるようなことはしないほうが良いでしょう。

スタートは人を病的にコントロールしようとすることに無力であるのを認めるところから始まります。

◎これをきっかけにして共依存症の問題にしっかりと取り組まれるようにと願っています。
回復と平安を祈っています。

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コメント

  1. ゆかち より:

    ありのぱぱさん、ゆかちです。親身にお答えいただき、ありがとうございます。そして、いくつか感じたことをご報告と共にお話したいと思います。

    まず、相談の段階で自己紹介のルールを無視してしまいました、申し訳ありません。私は所属の教会も自身の信仰も福音派の福音主義のクリスチャンです。2年前に洗礼を受けました。20代OLです、よろしくお願いします。

    今日、さっそくですが上司に相談しました。結果、上司が必ず私の立場を守ること、シフトを調整すること、何かあれば個人的に連絡するように、と言ってくれました。ありのパパさんに相談した時もそうですが、自分のことを大切にできたようなあたたかい気持ちになりました。
    実は同僚が他にも問題行動(物にあたったり、人を無視したり)を起こしていたこともあり、上司も気にしてくれていたようです。

    ただ、気付いたことは、今回の問題を本人に直接言うことにとても抵抗があります。同僚に対して、恐れがあります。これはアダルトチルドレン的な部分かなと感じています。
    さらに、相手をコントロールしたいという気持ちですが、ありのパパさんに相談する前はとても強く感じました。自分のことをお話した後はそれが弱くなった印象です。その上、同僚の問題行動も落ち着きました。これは私の心の癖が現実にも影響しているということでしょうか。

    神様が必ず自分の短所を取り除いてくれると信じていますが、自身もそのために行動したいと思っています。ありのパパさんが推薦されている、自助グループが近くにあるので来週参加予定です。12ステップに関しても取り組みたい所存です。せっかくありのパパさんの仲間になりましたから(笑)

    今回のことで、自分が共依存だと認識でき、ありのパパさんの記事に出会えたことも感謝です。本当にありがとうございました。
    ありのパパさんのもとにも主の平安が絶え間なくありますように。

    • ありのパパ より:

      おはようございます、ゆかちさん。
      コメントをありがとうこざいます。

      勇気を持って第一歩を踏み出されておられる姿に、こちらも励ましをいただきました。
      「相手の方に話す」というのは相手の方が「普通」の人の場合に限ります。
      自己愛性人格や反社会性人格の傾向が垣間見える場合には、こちらの対応は慎重である必要があります。
      どうぞ、上司の方と相談しつつ、次善を目指して行動なさいますように。

      「ありのパパの仲間」というところで、爆笑させてもらいました。
      ありがとうございました。

      またコメントしてください。お待ちしています。

  2. ゆかち より:

    ありのパパさん、ありがとうございます。このブログを読んで、自分や他人のことをまったく理解していなかったことにいつも驚かされます。自己愛性障害や反社会性障害と判断する基準のようなものは何かありますか?

    上司と密に相談する中で、同僚に直接伝えることはひとまずやめておこう、という話に落ち着きました。ありのパパさんがおっしゃるように、「普通」でない人だった場合のことを上司も危惧しているようです。