人生の断捨離。行動パターンを知る。心の平安。この3つが人生に必要

AC(アダルトチルドレン)や依存症になって、しみじみと感じるのは悪いことばかりではないということです。
依存症になったことでメリットも感じているのです。
それを今日は皆さんにご紹介します。

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1.12ステップ発祥の地であるキリスト教会の現状はどうなっているか?

ありのパパがキリスト教に入信してやったことと言えば、聖い人を目指すことでした。
聖い人を目指すこと自体は良い目標ですが、それは結局、聖い人を演じる生き方に堕していきました。
なぜなら聖い人生を生きていくための方法論を知らなかったからです。
いくつかの方法論は提供されていましたが、その方法論では聖い生き方はできなかったのです。

キリスト教の入信時に「悔い改めて信じる」というのがあります。
この「悔い改め」とは「すいませんでした。はい、終わり」というものではありません。
風呂敷(ふろしき)につつんだまま悔い改めるのではなく、風呂敷をほどいて一つ一つ悔い改めていく必要があります。

しかし実際には入信時にそのような指導はされず、悪く言えばおざなりで通り一遍の「はい、これで悔い改めは終わり」みたいな指導しかされませんでした。

しかし悔い改めを指導されただけでも良かったと言わなければなりません。
なぜなら入信時に悔い改めを指導する教会は極めて少ないからです。
大多数の教会では信じるという意思表示である「信仰告白」しか求められていません。
(カルト化した教会では牧師が信徒の悔い改めた内容を悪用して、信徒を脅かしたりコントロールする手段にする場合があります。カルトの噂のある教会には絶対に近寄らないことです)

2.12ステップを使って人生の大掃除をやる

12ステッププログラムに出会ってよかった最大の点は、人生の大掃除ができたということです。

①アダルトチルドレンの棚卸し

ステップの4で棚卸し表を作り、ステップの5で「神と、自分自身と、もう一人の人」に棚卸し表を見せます。

AC(アダルトチルドレン)には過去の記憶の否認と抑圧と合理化があります。
そのため棚卸表を書くということ自体が困難です。

ありのパパもそうでした。
それで「ここまでは自力でなんとかなった。しかしステップのこれから先は自力ではなんともならない。仲間の力を借りるためにミーティングに参加しよう」と考えるようになったのでした。

ミーティングで他の人の話を聞いても「ふ〜ん、そんなこともあるのか?」みたいな感じで他人事としてしか聴くことができませんでした。
しかし日常生活を営んでいる中で、突然過去の記憶が蘇(よみがえ)るということが頻繁(ひんぱん)に起きるようになりました。
「あの経験はあの人だけのものじゃない。自分にも同じようなことがあった!」と否認・抑圧していた過去の記憶の封印が解ける体験をするようになりました。

②棚卸しはもう一人の人に見せないと完結しない

ミーティングに参加することによって棚卸し表を書くことはできましたが、「もう一人の人」に見せることができませんでした。
AC系の自助グループではスポンサーシップがないに等しいのが現状です。
そのため中間施設と呼ばれる依存症からの回復を目指す施設の職員の方に「もう一人の人」の役をお願いしました。
(ステップ5の「もう一人の人」が見つからないという方のために、ありのパパがいつでもシェアリング・パートナーをやらせていだきます)

③棚卸しをやる目的は人生をダメにしてきた自分の行動パターンを知ること

ステップ5が終わった時、そのスタッフの方が仰ったことは「ありのパパさん、あなたの棚卸しをお伺いしていると、全部ワンパターンですね。『恐れが動機となって不正直な対応をし、不正直な対応が原因で人々との間にトラブルが起きる。そしてそのトラブルが起きた人々を自分の側に落ち度があるにもかかわらず一方的に恨むという利己的極まりない生き方』ということが言えるのではないでしょうか?」という言葉でした。

それを聞いた私は心の中で「そのとおりです。まちがいございません」とあたかも罪状認否で罪を洗いざらい認めた犯罪者のようでした。
しかし同時に思ったことは「自分の人生を支配していたカラクリをこれぐらい明々白々に捉えることができたなら、人生は必ず変わる。変わらないと考えるほうがむずかしい」ということでした。

そして実際に自分が感じたとおりに私の人生は全くちがうものになってしまいました。
[演じる生き方]を止め、[建前と本音が一致する人生]を生きるようになりました。
そして何より大事なことは嗜癖(しへき)と呼ばれる問題行動が止まったことです。
もちろん治ってはいません。止まっているだけです。
ですから脇が甘くなれば必ずスリップします。

12ステッププログラムは完全を目指すプログラムではなく、成長を目指すプログラムです。
「今日一日だけ」(感情・情緒面、思考習慣、性的な面での)しらふを保つことを心がけて生きていきます。

この文章を読んでおられるあなたも、ご自分の人生を棚卸し表に書いてごらんになりませんか?
そしてそれを信用できる人に見てもらってください。
そうしたら、あなたの人生は変わらざるを得なくなります。
変わりたいと思っていないなら、それをする必要はありません。
しかし、もしあなたが真実に「変わりたい」と願っておられるなら是非棚卸し作業にチャレンジしてください。
そうしたらあなたは十分な見返りを得ることになるでしょう。

3.心の平安とは何かを知ることができた

賛美歌を歌うと必ずと言ってよいほどに「私は平安を得ました」という意味の歌詞が入っています。
ありのパパには、その歌詞の意味を本当には理解することができませんでした。
ありのパパにとって平安とは霊的な体験でしかなかったのです。
それで徹夜で祈ったり、断食したり、熱心に聖書を読んだりしました。
そのような営みの結果、爆発的な喜びというものを知ることはできました。
しかし心の平安というものを味わうことはありませんでした。

12ステッププログラムに徹底して取り組むと、霊的に目覚めるという経験をします。
霊的目覚めとは、回復するのに十分な人格の変化を指しています。
要するに物の見方や考え方がそれまでとはまるで変わってしまうということです。
この霊的に目覚めるということが起きると、心の平安とは何かを誰かに教えてもらう必要はなくなります。
誰に教えてもらわなくても自然に「心の平安とはこういうものか」と感じるようになります。
そして人生の中で一番大切なものは心の平安であることを知るようになるのです。

一人でも多くの方が、この「心の平安」を霊的目覚めを得ることによって体験なさるようにと願っています。

◎平安と祝福を祈っています。

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