良い親、悪い親、普通の親、あなたはどの親?

ありのパパの子供時代に、萩本欽一さんがやっていたコメディー番組の中に「よいこ・悪い子・普通の子」というのがありました。

当時は腹を抱えて笑っているだけでしたが、今になって思えば大切なことを教えてくれていることに気づきました。

それはよい子も悪い子も普通の子も、同一人物が演じているということです。

これは単に番組の中で「演じている」ということにとどまりません。

私たちはみな、人生という舞台で自分の人生を演じているのです。

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1.アダルトチルドレンが毒親になる可能性

何よりも重要なことは、全く同じ人が、全く異なるパーソナリティーを演じる可能性が私たちにはあるということです。

たとえばアダルトチルドレンは子ども時代に親から虐待ないし養育放棄をされて育ちました。

「あぁ、嫌だな。自分だったら絶対こんなことはしない」と誓いながら子ども時代を生きたのです。

しかし、大人になって気がついてみれば自分がされて嫌だったことを自分の身近の人々に仕返しているのです。

これぐらい皮肉なことは世の中にありません。
(しかし、この問題にも解決の道が用意されていますので、絶望する必要は全然ありません。)

2.問題から逃げないで、責任をひきうける

どなたであっても、ちょっとした工夫や他の人からの助言によって、途方に暮れる自分の問題を乗り越えることができます。

①知恵をもって問題に対処する

たとえば自分の子供時代に「私の親はなんで怒鳴るのか?」と思っていたにもかかわらず、今度は自分が親になって自分の子供を怒鳴りつけているということが往々にしてあります。

このような場合、どうしたらよいでしょう?

「毒になる親」という本に次のように書かれてありました。

それは自分の子供時代に親が怒鳴ると「感情が収まるまで、ちがう部屋に行ってもらいたかった」と願っていたので、今度は大人になった自分自身が怒鳴りそうになったら、感情が落ち着くまで一人になれる部屋に退避するという行動を取るようにしました。

②子供のせいにしない。誤りを認めて子供に謝る

そしてもう一つは、その方の親は「お前に問題があるから、私は怒鳴らざるを得なかったのだ」と子供に責任を押し付ける人間のクズでした。

しかし、その方は自分自身が子供に怒鳴った時に「あなたに問題があるから怒鳴ったのではない。私に怒りの爆発という問題があるから怒鳴ったのだ。すまなかった」と謝るようにしました。

この2つの対策によって、直面する問題を解決することができたのでした。

3.共依存の親はどうしたらよいか?

問題を抱えているお子さんをお持ちの親御さんが、よい親になるにはどうしたらよいでしょうか?

悪い親(毒親)のセリフ⇒あなたがそうなったのは、私のせいではない。あなたの自業自得である。

普通の親(共依存の親)のセリフ⇒あなたがそうなったのは、私のせいである。だから私があなたのことをきっとなんとかしてあげる。

よい親(回復した共依存の親)のセリフ⇒あなたがそうなったは私のせいかもしれない。しかしそれにもかかわらず、回復する責任は親の私にではなく、あなた自身にある。

「私は悪い親にしかなることはできない」と諦めることはありません。

それは、あなたの思い込みにしか過ぎません。

私たちは誰でも、こころならずも悪い親になる場合があるものですし、普通の親になることもできるし、さらによい親になることも可能なのです。

さて、今日の私たちは「よい親・悪い親・普通の親」のどれを生きているでしょうか?

時々は立ち止まって思いをめぐらせてみたいものです。

◎平安と祝福を祈っています。