ガッテンできる人生を生きるために、ACの問題と短所の関係を見直す

多くのアダルトチルドレン(AC)が、標準的な12ステップとACのための12ステッププログラムは別物であると思っています。

果たして本当のところはどうなのでしょうか?
今日はこの問題を皆さんとご一緒に考えます。

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1.12ステップは一つしかない

もちろんアルコールや薬物などの物質依存と買い物依存や共依存などの行為依存は異なる点もあります。

まして思考習慣の依存症であるACであれば、なおさらのことです。

しかし、それにもかかわらす12ステッププログラムは一つしか存在しないということが言えます。

これはありのパパの経験からも、そのように申し上げることができます。

ありのパパは定期的にAA(アルコール依存症者の自助グループ)のビッグブックを読み直すのですが、読んでいるとアルコール依存ではないにもかかわらず「これはまさに自分のことが書かれてある」と驚いてしまうのです。

そしてそこに書かれてある『霊的目覚め』についても、自分が持っている霊的目覚めと全く同一のものであるのを発見するのです。

2.ACの回復にとっても性格上の欠点が取り除かれることが必須の条件

12ステップを踏んで分かることは、自分の人生をダメにしたのは自分の性格上の欠点であるということです。

ですから、どうしても神に短所を取り除いてもらわなければなりません。

それをやる前に、ランドリーリストと呼ばれるACの問題の統合作業に手を付けても徒労に終わるでしょう。

なぜなら統合作業をやるには回復のエンジンである『霊的目覚め』を持っていなければなりませんが、霊的目覚めは性格上の欠点を取り除いてもらう作業なしには与えられないからです。

3.性格上の欠点とアダルトチルドレンの関係は?

性格上の欠点とACの問題リストは別々のものではありません。

この2つはつながっているものです。
ありのパパの例で言うと以下のようになります

①自分の短所がどこからきたのか知っているのがアダルトチルドレン

ありのパパの性格上の欠点は「恐れが動機となって不正直な対応をなし、その不正直な対応が原因で人々との間にトラブルが起きた。そのトラブルが起きた人々を自分の側に落ち度があるにもかかわらず一方的に恨んだ」というものです。

恐れは父親に突然殴られるということによって身についたものです。

不正直さは、殴られているときにかばってくれなかった母親に「なぜかばってくれないのか?」と聞くことができなかったことによって身につけました。

問題はその次です。

②親のせいにしているうちは問題は解決しない

12ステップをやる人で、恐れや不正直などの短所を人のせいにする人はいません。

ただ、アダルトチルドレンだけが親のせいにします(笑)。

どのような原因があって、その短所が自分のものになってしまったとしても、その短所を後生大事(ごしょうだいじ)に持ったままでいるのは自分自身の責任です。

そういうわけですから、アダルトチルドレンであっても12テップをやるときは、恐れや不正直を自分の短所として認める必要があります。

そうでなければ12ステッププログラムは親に恨み・辛(つら)みを言う道具にしかなりません。

4.性格上の欠点とACの問題リストの関係

ランドリーリストの一番目は「私たちは孤立し、人を恐れるようになった」です。

この「恐れ」は性格上の欠点である「恐れ」と同一のものです。

ですから性格上の欠点である恐れを神に取り除いてもらえれば、当然のこととしてランドリーリストの一番目の「人への恐れ」も改善します。

私たちの人生から、恐れと不正直と利己心と配慮の欠如が取り除かれ、そして霊的目覚めを持つことが、ACの回復のエンジンになります。

5.ACが12ステップに取り組む際の困難さ

12ステップは正直言って面倒くさいプログラムです。

自分自身にいかんともしがたい致命的な大問題でもない限り、普通なら取り組もうとは思わないのではないでしょうか。

それにもかかわらず多くの依存症者が12ステップに取り組むのは、そうしなければ死んでしまうか、刑務所に行く羽目に陥るのが火を見るよりも明らかだからです。

ではACはどうかというと、これは難しいです。

なぜなら生きづらさを抱えてはいても、それで死ぬわけではないからです。

ありのパパ自身は、感情の爆発という問題を持っていて本当に良かったと思っています。

なぜなら、感情の爆発という問題を12ステップによって解決したことにより、12ステップに取り組むときのコツを身につけることができたからです。

いったんコツを身につければ、同じような調子で次々と自分の問題の解決に当たることが出来るようになりました。

その中の一つがACの問題というわけです。

他のACの方々にご助言することがあるとしたら、「自分の力ではどうにもならないものを一つ見つけて、それからの回復に12ステップを用いてください。そしてその問題を解決する過程で身につけたコツを使ってACの問題にあたってください」ということです。

もちろん、そのどうにもならないものをランドリーリストから選び出すやり方でもよろしいと思います。

◎平安と祝福を祈っています。

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