自分の人格傾向を知って生きればハッピーになれる!

今日は「パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか」(岡田尊司著)をご紹介します。

著者はこの書籍で、人々の生きづらさを10個のパーソナリティ(人格)障害というフィルターを掛けることによって解決に導こうとしています。

10個の人格障害

①境界性人格障害
②自己愛性人格障害
③演技性人格障害
④反社会性人格障害
⑤妄想性人格障害
⑥失調性人格障害
⑦シゾイド人格障害
⑧回避性人格障害
⑨依存性人格障害
⑩強迫性人格障害

巻末に診断テストがありますので、まずそれをやってみて、ご自分の人格傾向を把握してから本書をお読みになると、より身につまされると思います(笑)。
一番やってはいけない読み方は「これはあの人のことを書いている」と人に当てて読むことです。
これは百害あって一利なしです。
(もちろん、自分自身に当てはめて読んだ後に、他の人を理解するために読むことは大変良いことです)

ありのパパの診断結果は、シゾイドが5点、失調型と強迫性が4点でした。

この診断結果からすると、ありのパパはシゾイド人格傾向が最も強く、失調型傾向と強迫性が次に強いということになります。

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1.人格障害と人格傾向の見分け方の基準

だいぶ以前の話ですが、精神病と言えばうつ病と統合失調症(当時は分裂病と呼ばれていました)の二つだけであり、あとはカウンセリングの領域でした。
しかし、うつ病や統合失調症ではないものの、どうにもこうにもカウンセラーや医者の手に負えない一群の人々が現れてきました。
これらの人々を専門家たちは「境界性」とか「境界例」と呼びました。
(現在では「境界性」という言葉はもっと狭い意味で使われており、以前のような使われ方はしていませんので注意が必要です)

①健康な心とは何か?

この健康な心とは何かという質問はくせものです。
厳密に言うとカウンセリング流派によっても健康の定義は異なりますし、社会的にも「健康な心と人生」の定義は難しいものです。

どういうことかと言うと、音楽家などの芸術家のなかには変人と呼ばれた方が多くおられます。
しかし変人と呼ばれながらも、家族や仲間に愛され、偉大な業績を成し遂げた人もおられます。
我が国では岡本太郎さんの名前を挙げれば、みなさんにも「なるほど」と思っていただけるのではないでしょうか。

現在の一般的な捉え方は「病気か病気でないかの区別は、社会生活に支障があるかないかによって決まる」というものです。
顕著な障害と見えるものがあっても、それによって社会生活に支障を来していないなら、それは個性として捉えるべきだという考えです。

乱暴に言ってしまえば、程度問題ということになります。
この記事では病気を人格障害、社会生活に支障を与えないものを人格傾向と呼ぶことにします。

2.シゾイド人格

シゾイド人格の概念に出会って、ありのパパは正直言ってほっとしました。
なぜなら「だいぶ変わっているけど、それも良し!」と思えたからです。
若いときは、他の人格傾向の人々のようになろうと思って必死に頑張りました。
その結果は空回りの人生であり、ついには依存症にもなってしまいました。
この場合、精神疾患になっても不思議はなかったのですが、そうならなかったのはキリスト信仰のおかげであり、教会に定期的に規則正しく通うという生活の仕方が自分を守ってくれたのだと感じています。

①十年一日のごとく

この十年一日のごとくという言葉にどのように反応するかで、あなたの人格傾向がある程度分かります。
なぜなら多くの方は「10年間同じことをやれ」と言われると、拒否反応を示すでしょうが、ありのパパなどは「やった~。うれしい!」と感じるのです(もちろん自分の好きなことに限りますが)。

ルーチンワークが大好きなのも、この人格傾向の人の特長です。
ありのパパも、毎日を30分に区分けして、25分働くと5分休むというルーチンを朝9時から夕5時まで延々と繰り返しています。
これが無情に楽しいのです。
ある人には「頭がおかしい」と言われます(笑)。

②この人格傾向の社会への接し方

本の中にも書かれてありますが、この人格傾向の人々の適職は一人でできる仕事です。
また物質的な豊かさを欲しません。

ありのパパの個人的な感想ですが、キリスト教会にはこのタイプの人が多くおられるように思います。
気をつけないといけないことは、自分がそうだからと言って、他人もそうだとは限らないと言うことです。

他の人格傾向の人々は物質的な豊かさを求めますし、他人とつるむことを良しとします。
教会の中でも、このタイプの人は同じことを延々とやり続けることを無上の喜びとします。
しかし他の人々は同じことをやると飽き飽きするのです。
このちがいを肝に銘じていなければなりません。
勘違いして「あの者たちは世俗的で困る」などとお門違いの裁きを下すようなことがないようにしましょう。

また、人とつるむことを気持ち悪いと、このタイプの人は感じますが、他のタイプの人々はそうではありません。
つるまないと死んでしまうと感じる人もおられるのです。
そのような人に対して心の中で「おまえは団子虫か!」などと罵(ののし)ってはなりません。

3.強迫性人格

①日本社会と強迫性人格

この人格の人々はもっとも日本的な人柄の持ち主であると言えます。
どういうことかと言うと、日本文化ととても親和性があるということです。
日本社会が求める要件を兼ね備えていますので、現実社会ではうまくやっていける可能性が高いです。
しかし、激変する21世紀初頭の日本社会では、この人格傾向が持つ威力も効力がなくなるばかりか、かえってマイナスに働く場面も多くなってきています。

②休めない人々

この人格傾向の人々にとって休日は文字通り「何もしない日」です。
それで家族と旅行に行ったりすると、何を勘違いしたのか「家族サービス」と言ったりします。

しかし、休日の真の目的はリラックスすることです。
ですからリラックスとは何かを知らないと休日を過ごしたことにはなりません。

4.失調型人格

このタイプは統合失調症になりやすい遺伝子を持っている人が、たまたま発症しなかった場合に、この人格傾向を持つことになります。
ありのパパも兄弟三人のうち、二人までが統合失調症ですので、ありのパパの人格傾向にこのタイプがシゾイド人格の次に強く現れているのも納得できます。

①統合失調症と失調型人格

統合失調症は40歳までにほとんどが発症すると言われています。
逆に言えば、40歳までに発病しないならば、まず一安心だということです。
ありのパパも、そのために心と体の健康に最大限の注意を払ってきました。
おかげで気がつくと40歳を遙かに越えていました(笑)。

②頭の中で生きている人々

この人格の人々は内面性が豊かであると言えます。
しかし、その反面、外面的なことをおろそかにしがちです。
小さなことに忠実である者が、大きなことを任せられると聖書にはあります。
部屋は片づいているでしょうか?
早寝早起きは習慣になっているでしょうか?
毎日の食生活は完全栄養を達成しているでしょうか?

身近なことをおろそかにしない生き方を身につけたいものです。

◎平安と祝福を祈っています。

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