病的な恐れを克服して、無限に成長する人になるための3つの秘訣

今日は「できる人は感情の整理がうまい」(佐々木正悟著)をご紹介する2回目です。

病的・強迫的恐れから解放されて、無限に成長する秘訣は3つあります。
すなわち、打たれ強い心をつくること、絶えず新しいことを始めることによってポジティブになること、ストレスから解放されるための休日の過ごし方がうまくなることです。

スポンサーリンク

1.普通の恐れと病的(強迫的)な恐れはちがう

電車の女性車掌が乳母車がドアに挟まさったのを見ていたにもかかわらず電車を発車させ、そのため乳母車が大破した事件がありました。
なぜこの女性車掌は目前で起きている事実に対して必要なアクションを起こすことなく、次の駅まで電車を走らせてしまったのでしょうか?

これは想像にすぎないことをあらかじめお断りしておきますが、この女性車掌に人を(この場合は上司)怒らせてはならないという強迫的な思いこみがあったらしたら、ロボットが作動停止するように自分の中のシステムが凍結してしまったのは十分に理解できます(これは女性車掌の行動を正当化しているのではありません。ただ単に理解できると言っているのにすぎません)。

「人は怒らせないほうがよい」というのと「人を怒らせてはならない」はちがいます。
また「人を怒らせるのが怖い」というのは病的な問題です。

2.病的な恐れへの対処法

それは「打たれ強い心」をつくることです。

○打たれ強い心をつくる5ステップ

①批判に自分がなぜ対応するのかの理由をハッキリさせる

なぜ自分はその批判に応対するのかの理由をハッキリさせます。
多くの強迫的な恐れを持っている人々は「対応する人ではなく、反応する人」です。
これはアダルトチルドレンの問題の一つでもあります。

難しくはありますが、脊髄反射のように反応するのではなく、いったん立ち止まって理由を考えます。
これだけでも大きな効果があります。

②そもそも批判された内容が、そんなに意味のあることかをとりあえず考える

非難されるほど大変なことをしでかしてしまったのかを考える習慣を付けると、批判に負けない心を作ることができます。
ただ相手が大騒ぎしているだけという場合も往々にしてあるものです。

③批判に動じているような素振(そぶ)りを見せない

批判されたとき、決してうろたえた様子を見せてはいけません。

これは非難する人にも、自分自身に対してもです。
非難する人は、非難されてオロオロする人をコントロール(支配)下に置こうとします。

また自分でもオロオロしてしまうと、情けない気持ちになります。
逆に超然としていると、冷静な気持ちになったりもするのです。

気持ちが表情に表れるだけではなく、表情(身体表現)が気持ちを決定するという面もあります。
ですから、たとえお芝居であったとしても冷静な態度を「演技」する習慣も必要ということになります。

④自分自身と時間をかけて対話する

これは内的対話ということです。
落ち込む人というのは、ネガティブスパイラルが発動する自動回路を持っています。
ですから、これを自分自身と対話することによって俯瞰(ふかん)します。
この作業によって落ち込まずにいることが可能です。

⑤実際に取る対処行動を決める

以上の4つのステップを踏んだ後に5番目のステップ、すなわち「行動」を行います。
これが「反応する人ではなく、対応する人になる」ただ一つの道です。

3.無限に成長するために

①毎日少しずつポジティブになれる!

毎日新しいことに挑戦してみることを始めます。
「一日一新」
何でもいいから新しいことを一日に一つやります。

「毎日が代わり映えしない」ということで悩んでいるなら、始めてみることです。
「毎日が代わり映えしないなんて、いったい誰のことじゃ?」という日がすぐにもやってくるでしょう。

②休むスキルをアップする

「休むのも繰り返しである」と意識できれば、休むことがうまくなります。

車の運転も料理も繰り返すことによって上達します。
しかし休むことをそのように意識する人はあまりいません。
なぜなら「休む」とは何もしないことだと考えているからです。
しかし実際は何もしないことだとしても、視点を変えてみれば「休む」という作業を繰り返しているのです。
そうであれば休むことに習熟することもまた可能であると言えます。

休み明けに疲れているなら、あなたの休み方はうまく行っているとは言えません。
「仕事しているのが一番いい」などと寝言を言うようになります。
休日の目的は、ストレスから解放されることです。

さて、みなさんは休日の目的を達成しておられるでしょうか?

◎平安と祝福を祈っています。