アダルトチルドレンが12ステップを使って回復していくときの勘どころ

ACoAのレッドビッグブックには「その当時(1930年代)には手渡すことができないものがあった」と書かれてあります。

今日はこの問題を皆さんとご一緒に考えます。

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1.標準的な12ステップに限界はあるか?

非AC系の自助グループでACに関する問題を語ると他のメンバーから「そんなことを話しても仕方がない。もっと回復に専念すべき」とか「あなたの話しは何を言っているのかさっぱりわからない」と言われたというのは時々聞く話です。
(これは非AC系の人々を非難しているのでもなく、ACでないグループでACの話をする愚かさを非難しているのでもありません )

2.1930年代に手渡すことが出来なかったこと、それはトラウマからの解放に12ステップを使う方法

トラウマとは具体的にはランドリーリストに載っている13の問題を指しています。
これは無理のない面はあります。
なぜなら、その当時にはトラウマという概念はおろかアダルトチルドレンの概念がなかったからです。
当然のことながら、その当時に概念として存在していなかったものに対して12ステッププログラムの効果云々を言うことは意味のないことです。

3.ACが12ステップを使って回復していく手順

①まず標準的な12ステップに取り組む

標準的な12ステッププログラムに取り組み、霊的目覚めを得たのちに、ACの13の問題の統合作業に取りかかることが最も効果的なやり方です。

霊的目覚めを得る前に統合作業に取り組むことは出来ません。
なぜなら、それは効果がないばかりか、12ステッププログラムを間違って理解してしまう危険があります。

②12ステッププログラムの構造を理解する

12ステップ全体の構造は

a.ステップ1で自分自身が持つ嗜癖に対して無力であることを認め、

b.ステップ2で解決が自分以外の力にあることを信じ、

c.ステップ3で自分の意志と生き方を自分なりに理解した神の配慮に委ねる決心をします。

d.ステップの4以降は、神と自分との間にある障壁を取り除くための作業です。

障壁とは恨み・恐れなどです。

③行動のプログラムに取り組む

ステップ3で決心したことを実行しようとするなら、どうしても私たちはステップ4・5で棚卸しをし、ステップ6・7で性格上の欠点を神に取り除いてもらい、ステップ8・9で迷惑をかけた人々に埋め合わせをする必要があります。

このようにして障壁が取り除かれれば、私たちは神とともに生きる人生を送ることが可能になります。
これが回復するのに充分な人格の変化であり、これを指して『霊的目覚め』と言われています。

◎平安と祝福を祈っています。

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