年齢によって最適な運動強度が変わってくるって知っていましたか?

今日は「なぜ、健康な人は『運動』をしないのか?」(青柳 幸利著)をご紹介します。

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1.「運動をすれば健康になれる」は思い込みに過ぎない

著者は「運動をすれば健康になれる」という「思いこみ」を正すために、この本を書かれました。

間違った運動を続けたために病気になった方は数知れないと、著者は言います。

2.運動には私たちを健康にしてくれるものと、そうでないものがある

「運動には一生の健康を約束してくれるものがある。その一方で健康という視点から見るとほとんど意味のないものや、かえって健康を害するおそれすらあるものも存在する」

ではその理由は何でしょうか?

3.自分の年齢に対して、運動強度が高すぎることが原因

「解決策は自分の年齢にちょうどいい強度で体を動かすこと」

「ちょうどいい強度」とは「中強度の運動」を指しています。
中強度の運動は年齢によって異なります。
そのため、基準となる単位を「メッツ」で示すことにしました。
それで、この原理にもとづく健康法を「メッツ健康法」を名付けました。

4.スポーツのための体力と病気にならないための体力(免疫力)は別物

免疫機能を衰えさせたり、遺伝子を傷つけるのはおもに生活習慣によります。
この生活習慣が乱れると、免疫機能が衰えウィルスなどに罹患しやすくなります。
また遺伝子が傷つくことによってガン細胞が発生するリスクが増大します。

ですから解決は遺伝子を傷つけず、免疫機能を活性化させることです。

運動で免疫機能を向上させることも、健康になる遺伝子をONにすることも可能です。

しかし、問題の本質は「運動の質を無視すると最悪の結果を招く」ということです。

「運動の質とは活動強度を指します」

運動強度は、低強度、中強度、高強度に分類されます。

5.運動強度の強さによって、健康になったり、病気になったりする

①なぜ中高年にとって高強度の運動が危険なのか?

その理由は高強度の運動をすると回復が間に合わなくなるからです。
回復が間に合わないと、知らず知らずのうちに抵抗力が落ちていきます。
それが原因で病気を引き寄せてしまうことになります。

②一定時間、中強度で身体を動かす人は健康を維持し、病気になりにくい

各強度別のリストをご紹介します。

低強度(1~3メッツ):簡単な家事、ゆっくりとした散歩、ゲートボールなど

中強度(3~6メッツ):速歩き、犬の散歩、山歩きなど

高強度(6メッツ):ジョギング、駆け足、ジャンプなど

60代以上にとっての中強度は3.0~4.9メッツ
40~50代にとっての中強度4.0~5.9メッツ
20~30代にとっての中強度5.0~6.9メッツ

中強度とは1分間に120歩の早さで歩くのが基準になる。(60代以上の場合)

③絶対に健康になれる黄金の法則とは?

男性は一日に中強度(一分間に120歩)の運動を20分間つづけることと、全体として8000歩あるくことです。

女性は一日に中強度の運動15分と、全部で7000歩あるくことです。

中強度の運動はいいことだらけです。
以下の病気の予防にも効果があるそうです。

うつ・心疾患・認知症・脳卒中・ガン・動脈硬化・骨粗しょう症・高血圧・糖尿病・メタボ。

◎この本を読んで、ありのパパが中年時代には筋トレを30分やっても平気だったのに、老年になってからは15分でなければできなくなった理由がわかりました。
今の自分にとっての「中強度」はどの程度のものかを知っておくことが肝要だと改めて理解することができました。

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