自分が依存症であるかどうかをどのようにして判断するか?

今日は皆さんとご一緒に、ご自分、あるいは近しい人々が抱える問題が依存症のレベルかどうかをどのように判断すればよいかを考えます。

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1.様々な依存症

①怒りの爆発という問題

現代は「切れやすい人々」が問題になっています。
これらの人々は怒り依存症なのでしょうか?

ありのパパはそうではないと考えています。

その理由の第一は「切れやすい人々」は怒りを暴力に変換することを自覚的に行っているように見えることです。
怒り依存症の人々は怒ろうと思った瞬間に怒りが爆発しています。
しかし感情は爆発しますが、それは言葉の暴力にとどまり、肉体的な暴力に発展することは少ないです。

第二に、「切れやすい人々」が切れる際に感情の爆発が伴っていない場合が多いということが、彼らが怒り依存症でないと考える理由です。

怒り依存症の場合は自由意志ではなく狂気がそうさせており、それに対して私たちは無力を認めます。
依存症でない場合は意志の力で「切れる」ことを防止することが可能です。

②AC(アダルトチルドレン)と、AC的傾向があるということの違い

ACについての書物を読んで「これ自分にも当てはまるんですけど。私はアダルトチルドレンでしょうか?」とお問いになる方が時々おられます。

しかし、これは愚問です。
なぜならアダルトチルドレンの問題は、そのことで本人が苦しんでいることが前提にあるからです。

生育歴にアダルトチルドレンとの共通性が認められるというだけでは、ご自分もアダルトチルドレンということにはなりません。

たとえ、ご自分の生育歴がアダルトチルドレンと似通っているとしてもご自分がそのことで苦しんでいないなら問題はありません。

問題になるのは生育歴が原因で生きるのが苦しいという場合だけです。

③性的問題のこと

単に性欲が強いだけなのか、それとも性的依存症なのか、見分けることは簡単ではありません。

性的依存症の特徴は、長期にわたって反社会的行為(痴漢、のぞき、盗撮など)もしくは非倫理的行為(買売春やパートナー以外とのセックス)をおこなっており、幾度も止めようとしたが止めることが出来ないということです。

もう一つはマスターベーションなどで「この悪習慣がなければどれほど楽か」という苦しみを体験していたり、もしくはネットポルノなどを何時間も見てしまい、その時間をほかの創造的な活動に当てるなら、人生が豊かになるだろうという場合です。

この場合でも、その事についてご自分が苦しんでいるというのが前提です。
マスターベーションの問題にしても「若いんだから、何が悪いのか」と考えておられるなら、他人がどうこう言う問題ではありません。

2.なぜ区別する必要があるのか?

依存症のレベルならば、無力を認め、神になら自分を健康な心に戻してくれると信じる12ステップのやり方にしたがって回復していく必要があります。

しかし依存症のレベルに達していない場合は、自分の意志の力で何とかする必要がありますし、それが可能です。

3.嗜癖以外の問題の実際的解決

注意しなければならないのはACや依存症者であっても、ご自分が抱えている嗜癖(しへき)以外の問題は自分で何とかしなければならないということです。

もちろん嗜癖の問題が解決することによって、芋蔓式(いもづるしき)にほかの問題が解決することも多くあります。

しかしそうでない場合もあります。
このような場合には、いかに骨が折れるとしても問題をひとつひとつ丁寧に解決していく必要があります。

①様々な実際的問題

たとえば早起き・夜更かし・片づけ・引き延ばし・運動・十分な睡眠時間の確保などです。

ある専門家は「人生を本当に変えたいと願うなら、夜更かしを止める・片付けを毎日する・運動の三つを習慣にすることだ」と言われました。

依存症から回復した後も相変わらず暴飲・暴食が止まらない人々もおります。
これはお任せしてはならないものまで神様に全部おんぶに抱っこしているのが原因です。

②12ステップの原理を応用・適用する

ひとつの嗜癖から回復した経験を持つ人々は宝物を持っているということができます。
それが12ステップです。

12ステップの無力を認めるリストの中にあなたが克服したい悪習慣を入れればよいのです。
そうしたら問題が何であっても解決することができます。

◎私たちお互いは回復を手にした後も、神の恵みによって無限に成長していきたいものです。
平安と祝福を祈っています。

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