カウンセリングの手助けを求める

手助けを求められないのはACの特徴です。
まして日本人は自分の心の内を他人に打ち明けるのが不得意です。
日本人としての特徴と、他人に助けを求めることが出来ないACの特徴が重なりあうと、死ぬぎりぎりまで頑張ってしまう人が出来上がることになります。

皆さんには思い当たるフシはありませんか?
ありのパパには大ありのコンコンチキです(笑)。

スポンサーリンク

1.カウンセリングは有益

カウンセリングの中でも特に『自己受容』が重要です。
なぜなら100の内99が悪くても、存在そのものは善いものであり、神に受け入れ愛されているということが体験的に分かっていないと棚卸しが大変恐ろしい作業になってしまうからです。
(自己受容していても棚卸し作業に対しては多少の恐怖感は感じます)

ある人は「棚卸しをやっていると、自分には価値がない。こんな自分は死んだほうがよいと思った」と言われました。
その言葉を聞いたとき、なぜそのようなことを言うのか分かりませんでした。
しかし、振り返って考えてみると、それは自己受容していなかったということが原因ではなかったかと考えます。

ですから「カウンセリングなんかしても意味ない。12ステップだけをやればいいんだ」という考えは全くの的外(まとはず)れです。

2.カウンセラーの選び方

カウンセリングには幾つかの流派があります。
これらの流派を分けているのは何かというと「治るとはどういうことか?」という問いに対する答えです。
たとえばロジャーズが創始した来談者中心療法ですと、治るとは「自己一致した状態になること」と答えます。
これは自己一致していないことが病的な状態の原因であるという認識によります。

では自分の問題は何かを知って、その問題に対する答えが用意されているカウンセリングの流派を選べば良いということになりますが、これは実際には実行不可能です。
なぜなら問題が解決される前の段階で自分の問題がなんであるかを明確に認識できている人などいないからです。

それではどうしたら良いかというと、お試しで何ヵ所かのカウンセラーを回ってみるのが良いでしょう。
時間がない人は電話で話を聞いてみるのもいいでしょう(電話でのサービスをしているところに限ります)。

もうひとつは12ステッププログラムに理解をもっているカウンセラーを選ぶのが良いということです。
これはカウンセリングを受けているときは「アダルトチルドレンなんていう病気はない」と言われ、ミーティングに出席しているときは「私はACからの回復を目指しています」と言っていると、自分自身が混乱してしまうからです。

3.否認スイッチがオフになるにはミーティングに出席するしかない

アダルトチルドレンの方と話していて感じるのはとても否認が強いということです。
親に対して恐怖心を持っているのが他人には明らかであるのに真顔で「私は親に対して恐怖心を持っていません」と言ったりします。

ありのパパ自身もACの13の特徴(「問題」とか「ランドリーリスト」と呼ばれているもの)を読んだとき「自分には当てはまらない」といけしゃあしゃあと思ってしまいました。

否認システムとでも呼ぶべきものがACにはありますが、この否認システムのスイッチをオフにする方法がひとつだけあります。
それはミーティングでほかのACの幼年期の話をお伺いすることによってです。

ありのパパも何回も他のACの話を聞くことによって否認スイッチがオフになる体験をしました。
それまでは自分の幼年期・少年期の体験などはありふれたホームドラマみたいにどこにでもあるものだと思っていました。
それがほかのACの分かち合いを聞いていて「自分もそうだった」と抑圧していた過去の記憶が戻ってきました。
その有り様(ありさま)は、まるで白黒の画面がカラーの画面に変化していくようでした。

思い出さない限り、回復もあり得ません。
自分の過去などありふれたものであると思っている人が、どうして回復することができるでしょうか?
自分の幼年期は虐待や養育放棄などの機能不全家庭に特有の問題があったということを認める人だけが、回復を手にすることができるのです。

◎平安と祝福を祈っています。

スポンサーリンク