自分を大切にできない人が大切にできるようになるために

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1.自分を大切にしていないのに、それに気づいてさえいない人々

心が健康な人にとっては「自分を大切にする」などは当たり前のことです。
しかしAC(アダルトチルドレン)にとって、それは空前絶後、考えも及ばないことです。

しかし大変具合が悪いことに、自分がそのように考えていることに気が付いてさえいません。
これが問題解決の最大の障害かもしれません。
なぜなら気が付いてないので、解決しようとも決して思わないからです。

さて、ありのパパは何十年間も電気毛布を使ったことがありませんでした。
健康に悪いというのは建前の理由であり、本当の理由は「私は電気毛布を使ってもよい者ではない」という自分でも気づいてない思いがあったからです。

先日、その事に気づきました。
早速アマゾンから電気毛布を取り寄せて、使い始めた翌朝、気温はなんと2度でした。
当地に来てから何十年も経ちますが、どんなに寒くとも6度より下になったことはありませんでした。
それが2度です!
もしこれが電気毛布を使ってなかったとしたら、どうなっていただろうかと考えると心から「神のなさることは時にかなって美しい」と思わせられました。

2.自分を大切にできない原因は自己評価の低さ

自己評価とは自分が自分自身に対して下している評価のことです。
セキュラー(世俗的)な心理学は、自己評価そのものを変えることができると教えます。
もし本当に自己評価を変えることができるのであれば問題は解決します。万々歳(ばんばんざい)です。

しかし現実はそうなっていないようです。
ライフハックは「うまくいくための5つの方法」などの記事を連発しますが、ありのパパはこの類いの記事を読んで役に立ったことがありません。
なぜなら自己評価を変えることができると考えている前提そのものに誤りがあるからです。

(もちろんACでない人々ならライハック系の記事は大いに役立つでしょう。
また、ありのパパも回復がだんだんと進むにつれて実行可能なライフハック系の記事が増えてきているのを感じています)

3.12ステッププログラムの教えていること

私たちは無力であり、この無力は死んでも治らないと12ステップは教えています。
その故に私たちは、自分以外の自分を超えた大きな力が私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになりました。

そうです。12ステップは私たちの無力さは自分の努力で何とかなるようなものではなく、決して治らないというのです。
ではそのままかというと、そんなことはありません。
ではどうなるのかと言えば、無力な自分は変わらないままで、霊的な力が私たちを覆うことによって私たちは回復することができると教えます。

4.治ることと回復することの違い

中には「やっぱり治るんじゃん」と思った方もおられるでしょう。
しかしそうではありません。
治ったというのは症状がなくなると共に原因も取り去られます。

これに対して回復するとは症状はなくなるが原因はそのままということです。
ですから条件や環境が再現されると、何度でも同じ失敗を繰り返すことになります。
そうならないための唯一の方法は、自分が無力であることを認め、決して治っているのではないことに留意し、日々の生活を注意深く送ることです。

5.自分を大切にする方法

私たちはどんな人であっても「成功したい」「幸せになりたい」という願いを持っています。
この願いを持つことは健全なことです。
だからこそ、この願いに反するものを自分の中から追い出そうとするからです。

①低い自己イメージ

自分の中に低い自己イメージがあると、自分が脚光を浴びそうになると足が震え始めます。
聖書に「あなたがたは恐れ退(しりぞ)いてはならない」とあるにもかかわらず、体が全自動の機械のように反応します。

②セルフイメージを置き換える

この全自動の機械が動き出さないようにするための手段はただひとつです。
それは自分が思っていることが正しいのではなく、神が私について言っておられることが正しいとすることです。

神は『私』に何と言っておられるのでしょうか?
聖書は言っています。
「あなたは私の目に高価で尊い」
神はあなた個人を指して「あなたは私(神)の目に高価で尊い存在だ」と言っておられるのです。

この神が言っておられることを自分にとっての真実とします。

③日々の実践

これを毎朝実行します。
なぜ毎朝やる必要があるのでしょうか?
それは「自分は高価ではない。自分はダメな存在だ」というのは「そんなことは言われなくてもわかっている」ことです。

しかし「あなたは私の目に高価で尊い」という言葉は今まで耳にしたことがありません。
ですから毎朝、確認しないと容易に昔の自分に戻ってしまうからです。

④統合作業のやり方(ありのパパの個人例)

12ステップが与える『霊的目覚め』と共同体から得られる『支えと助け』によって、回復の道を歩む中で教えられたことは「自己評価の低さ」ということです。

これはACの洗濯物リストとか問題リストと呼ばれるものの中に載っています。

はじめのうちは「ふん、俺はこんなことしなくても自己評価たかいもん~」てな感じで、まるでバカ丸出しでした(笑)。
しかし、飽きずに懲りずにやっていると、やがて化(ば)けの皮(かわ)が剥(は)がれてきました。

「成功することへの恐れ」「夢が実現することへの恐れ」「幸せになることへの恐れ」が自分の中に確かにあることを気づきました。
それを認めることが出来たところからが、統合作業の真のスタートとなりました。

結論から申しますと、自己評価の低さはなくなりません。
ですから、これを変えることの出来ないものとして受け入れる必要があります。
しかし自己評価の低さのゆえに人生を台無しにしてしまうことからは変えられていく必要がありますし、変えられていくことが可能です。

「神の目に私は高価で尊い。だからそれが神の意志(みこころ)なら必ず成功することができる」と自分に毎朝言い聞かせています。

◎平安と祝福を祈っています。

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コメント

  1. freeze より:

    ありのパパ様

    こんにちは、初めてのコメントです。
    私は今、ACと共依存からの回復を目指して、12ステップに取り組んでいる最中です。
    いつも記事を読ませていただき、励みにしております。
    ニックネームはフリーゼです。

    ちょうど昨日、人から「無邪気で天真爛漫な雰囲気が素敵ね」と褒められたにも関わらず、素直に受け取れない自分を発見しました。

    大人になりきれていない、子供の部分を見透かされて馬鹿にされている気がする。(天才的に瞬時に、よい事も悪い方に変換されます!)
    理想の自分と、人から見られる実際の自分にギャップがあって、苦しいなと思います。
    (「アナ雪」で例えると、私はエルサになりたいと思っているのに、あなたはアナだよね。アナは女王にふさわしくないよね。という語りかけです。)

    ありのパパ様の記事を読んで「私は神の目に高価で尊い」のお祈りをしてみると、アナもアナでかわいいし、女王になる訳じゃないしって思えました。

    無力の部分は、脳内の自動変換装置と、エルサになりたいという思い。ってことでいいのでしょうか?
    アナ雪をご覧になっていなければ、伝わりにくい内容でごめんなさい。

    • ありのパパ より:

      こんばんは、フリーゼさん。
      はじめてのコメントをありがとうございます。

      そうですね。それでよいと思います。
      脳内の自動変換装置がなくなることはありませんが、無効化することができます。
      そして自分以外の者になりたいという思いは、当然のことながら自分らしく生きることを続けているうちに自然に消失していきます。

      またコメントしてください。お待ちしています。

      • freeze より:

        ありのパパ様

        こんにちはフリーゼです。
        コメントありがとうございました。

        納得!しました。