横の関係と縦の関係が健全な時、人生はうまく行く

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1.横の関係とは何か?

①それは他者と自分の関係

人によって人間関係の性質は異なります。

ある方は従属的・隷属的関係を人との間に作ります。
それでいて「何であの人は、ああなのか!」と常にストレスを貯めています。
なぜなら自分から進んでそのような関係を作っていることに気づいていないからです。

また、ある方は対立的な人間関係を作ります。
いわゆる喧嘩腰(けんかごし)というやつです。
自分が喧嘩腰なのは棚に上げて「人生って、つらいね」と泣き言を言っています。

ありのパパの人間関係は孤独型です。
これはAC(アダルトチルドレン)からくる孤立的生き方を統合した結果です。
統合作業を行う以前は孤立そのものの生き方でした。
それが統合作業を行うことによって孤立的生き方からは回復できました。
しかし、やっぱり孤独を愛していることには変化がありませんでした。
自分でも孤独のほうが安心するので、それで良しとしています。
(この孤独を愛する生き方は内向型から来ていると理解しています)

②人間関係をまずくする原因は自分の性格上の欠点

どのような人間関係を作っているとしても、人間関係がまずくなる原因は相手ではなく、自分の中にあります。
それは自分の性格上の欠点です。
利己心、不正直、身勝手&恐れ、配慮の不足などがあげられます。

「相手にも問題があるでしょ!」と言われる方よ。
それがあなたの問題であり、すぐ人のせいにするという、あなたの短所です(笑)。

③横の関係を何とかしようとするなら、その前に縦の関係に目を留める

巷(ちまた)には「こうすれば人間関係はうまく行く!」と題した書籍があふれています。
これらの特徴は、「自分が変われば相手も変わる」という天才的な勘違いが、あるいは「こうすれば相手はあなたの思い通りになる」というコントロール欲求がむき出しになっています。

真実は「私が変わっても、あの人は変わらない」のであり、「だれも支配欲求むき出しのコントロール欲求などに従う人はいない」のです。
こんなことは、ちょっと考えれば誰にでも明らかなことです。

横の関係を良くしようとするときに、横の関係だけを何とかしようとするなら、私たちはホープレスです。
しかし自分に絶望して、縦の関係に目を留めるなら人生に革命が訪れます。

2.縦の関係とは何か?

①それは「神と私」という関係

どなたであっても「心の一番深いところ」に神がおられます。
心の一番深いところとは、どこでしょうか?
普段、表に出てきているのは「顕在(けんざい)意識」と呼ばれているものです。
その奥にあるのが「潜在意識」です。
潜在意識とは今まで私たちが生きてきて様々な体験をしてきた集積です。

たとえば悲しい体験をしたとします。
十分に悲しむと傷になりませんが、周りの人の「こんなことぐらいで泣くんじゃない」とか、自分でも「こんなこと、どおってことない」と思いこんでしまうと、悲しみの体験は心の深いところに抑圧・封印されてしまいます。

またACの場合ですと「次のトラブルが起きる前に何とか体勢を立て直さないといけない」という緊迫感が常にありますので悲しみを感じている暇がありません。
このような場合もやはり抑圧・封印され、やがて時至(ときいた)って心と体に抑圧した結果が現れることになります。

さて、一般には潜在意識が一番深い場所とされていますが、実はそうではありません。
潜在意識のその奥に神がおられる場所が存在します。

顕在意識と神が手を結んで、その間にある潜在意識をコントロールできるようになったときにだけ、私たちの抱えている問題を解決することが出来ます。

②神とはどのような存在か?

一番の特徴は「自分を超えた大きな力」であるということです。
問題の本質は「私が無力である」ということです。
ですから当然のこととして問題の解決は「(無力である)私を超えた大きな力」ということになります。

昔、「イワシの頭も信心から」という戯れ言が言われたことがありました。
しかし、これは全然間違った理解です。
なぜなら「いくら私が無力だからと言って、イワシの頭が『私を超えた大きな力』であるはずはない」からです。

③どのような神を信じればよいのか?

自分なりに理解した神でよい

12ステップは霊的なプログラムであると言われます。
これが言おうとしていることは「宗教的なプログラムではない」ということです。
「宗教的」という言葉の対局にあるのは「世俗的」という言葉です。
世俗的プログラムとは「考え方を変えれば、すべてはよくなる」といった類のものです。

霊的プログラムとは、この宗教的プログラムと世俗的プログラムの中間領域に位置しているものです。
「神」とか「ハイヤーパワー」という言葉を使いますが、決してどんな神を信じればよいのかということをグループ内で議論することはありません。
どんな神を信じるかは、全くの自由です。

3.縦の関係と横の関係が交わるところ

①それは自分と自分自身という関係

対人関係は自分と自分自身の関係の投影にすぎません。
どのくらい自分と自分自身が良い関係を保っているかが、対人関係を決定します。

②自分自身との関係を良くしようと思うなら「神と私」の関係は避けて通れない

なぜなら自分の力では自分自身と良い関係を持つことは出来ないからです。

ありのパパは祈りと黙想の時間に自分自身に向かって語りかけるのですが、自分自身の応答を聞いて笑うことがあります。

私「神はあなたを愛しておられる」
自分自身「知ってる」
私「私もあなたを愛している」
自分自身「それは知らなかった」
私「………、これから愛することを学んでいこう」
自分自身「それだったら、話が分かる」

◎平安と祝福を祈っています。

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