廃案に追い込めないのは分かっているのに「廃案に追い込む」と言うのはどういうことか?

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1.新安保法案の行方

今週中にも新安保法案が強行採決され可決されようとしています。
(ひょっとしたらこの記事がブログに掲載される頃には既に可決されているかもしれません)
市民からの反対運動は盛んになされています。
しかし政党の側からのアプローチはないに等しいものです。
これはなぜでしょうか?

民主党の岡田さんは「廃案が一億の国民の心だ。絶対、廃案に追い込む」と言いました。
ではなぜ可決された場合に備えての選挙準備をしないのでしょうか?
これでは「反対はポーズであり、本音はここで新安保法案を可決・成立させておいた方がよい」と考えているのではないかと痛くない腹を探られようというものです。

2.民主党の維新の会の合流問題

現在、民主党は維新の会と合流をふまえた話し合いをしています。
これはどういうことでしょうか?
維新の会は新安保法案に基本的に賛成の立場です。

もちろん維新の党が賛成しようが反対しようがそんなことはどうでもいいことです。
問題は国会内でも、国会外でも新安保法案反対を明言する民主党が、なぜ新安保法案賛成の党と合流できるのかということです。

これを選挙目当てであるという人がおりますが、まったく見当はずれも甚(はなは)だしいと言わなければなりません。
なぜなら言行(げんこう)不一致の政党を支持する人など誰もいないからです。
もし維新の会との合流が言われているとおり選挙目当てであるとするなら、まったくの的外れと言わなければなりません。

3.新安保法案に反対する政党は今すぐ選挙準備の行動を起こせ!

これは安倍自民党に対する大きな対抗力となります。
なぜなら「本気で戦うつもりだ」というメッセージを送ることになるからです。
しかし現在の体(てい)たらくでは「どうせ反対はポーズだけで、お腹の中では私たちと同じように賛成なんだろ?」と思われても仕方ありません。

もちろん賛成が本音なら、それで良いのです。
申し上げたいことは「どうぞ自らの主張を明確にしてから戦ってください」ということです。
反対であろうが、たとえ賛成であろうが、極端なことを言えばどちらでもかまいません。

ただ「反対に見せかけて本音は賛成!」みたいのだけは困るということです。

◎国民の意見が政治に反映されるためには、まず政党が自らの主張を明らかにすべきです。
そうしない限り、国民の政治不信はなくなるものではありません。

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