アダルトチルドレンになる原因、それは養育放棄と虐待

今日は皆さんとご一緒にAC(アダルトチルドレン)になる原因としての幼少期の家庭環境を考えます。

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1.虐待家庭

①親が子供を虐待する家庭

ACの自助グループのミーティングでメンバーの分かち合いをお伺いすると耳を覆(おお)いたくなる時があります。
それは鬼や悪魔でもここまでひどい扱いを自分の子供に対してしないだろうと思わされるものです。

これの原因は養育者自身が何らかの障害を人格に抱えていることがあげられます。
そしてこのような場合には養育者自身が依存症である場合が少なくありません。

②他者による虐待を親が見て見ぬ振りをした家庭

たとえば親戚の叔父さんに性的いたずら(性犯罪)をされているのが明らかであるにもかかわらず、養育者が知らぬ振りをするなどです。

または片方の親に虐待されているのを、もう片方の親が傍観(ぼうかん)するなどのケースもあります。

2.養育放棄家庭

養育放棄家庭とは言葉の意味そのままに子供にとっての必要なケアを提供しなかった家庭を指しています。

①肉体的ケアが提供されなかった

肉体的ケアとは食事の世話であったり、学習環境の提供であったりします。
ありのパパがキリスト者になって一番驚いたのは教会員の姉弟に対して教育熱心なことでした。
「これだと確かに勉強するわな」と感じたものでした。
(しかし心理的ケアも提供されていたかというと、それはまた別の話になります)

②心理的ケアが提供されなかった

より本質的なのはこちらです。
なぜなら小学校3・4年生になると自分で食事を作ったりすることが可能になるからであり、肉体的ケアの重要性は低下していきます。

しかし心理的ケアはひとりでできるものではありません。
かならず誰かにしてもらう必要があります。

神はこの心理的ケアを子供に与えるために養育者を備えておられるのです。

3.それぞれのケースでのACのちがい

はじめにお断りしておきますが、虐待家庭で育った場合と養育放棄家庭で育った場合のACのちがいを研究したものは(ありのパパの知る限り)ありません。
ですからこれから先の部分は、ありのパパの個人的感想に過ぎない恐れがあります。
どうぞ、ご了承ください。

①虐待家庭で育ったAC

これらの人々はACでありつつ、何らかの依存症である場合が多いようです。
しかし、話しなどをしてみると一見とても健全でACには見えません。

そして彼らは家庭における虐待経験をトラウマとして認識している場合もあります。

②養育放棄家庭で育ったAC

この人々は依存症は抱えていないもののACの問題のフルコースを抱えて難儀(なんぎ)しているように見えます。

余りに問題が複雑すぎて、どのようにして解決していけば良いのか皆目(かいもく)見当(けんとう)がつかず為(な)すすべなく立ち尽くし人生を無駄にしている場合もあります。

③回復の道にちがいはあるか?

ありません。
どちらも12ステップに取り組みさえするなら与えられると約束されている『霊的目覚め』と、共同体によって与えられる『助けと支え』によって、回復の道を歩むことです。
これがACに与えられている解決策です。

出身家庭のちがいによって、ACの現れに差違(さい)があることを知っておくのは有益なことです。
なぜならすべてのACが虐待と養育放棄の両方を抱えていることがほとんどだからです。

ただ注意する必要があるのは、人によってその割合が異なるということです。
ある人はほとんど虐待はなく養育放棄がメーンですが、ある人は虐待経験がほとんどを占めています。

◎私たちACは出身家庭の内容によってACの現れにも違いがあることを知って回復への歩みを考慮したいものです。
平安と祝福を祈っています。

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