新安保法案と我が国のこれから

現在、新安保法案をめぐってデモの嵐が吹き荒れています。
特にこれらのデモにおいては今までデモに参加したことがなかった人々がデモの主役になっております。

この状況をありのパパはひじょうに嬉しく思います。
デモによって自分たちの意見を表明することは民主主義の根幹的な事項だからです。

今日はこの問題を皆さんとご一緒に考えます。

スポンサーリンク

1.「一発の銃声」で世論は手のひらを返す

一発の銃声とは、世論が「どちらにしようかな?」と賛成派と反対派の間に立って迷いに迷っているときに、一発の銃声が世論の意志を決めてしまうことがあるのを指しています。

現在は世論はデモに共感的であり、世論調査でも新安保法案には過半数の人々が反対しています。

しかし、この状況で中国が南沙諸島(ベトナム・フィリピンなどと領有権争いがある)か、もしくは東沙諸島で紛争を起こせば、日本国内の世論はそれこそ一発で風向きを変えてしまうでしょう。

「そうは言っても、やっぱり新安保法案は必要かも?」ということでスンナリ国会を通ってしまう危険があります。

2.デモの次の段階は投票による政治行動

国の権力をどのグループの誰に委ねるかは衆議院と参議院の選挙によります。
結局、この選挙を制しない限り国民の意志が政治に反映されることはあり得ません。

現在、野党の指導者たちが国会前のデモに参加しています。
民主党のリーダーである岡田さんは「この法案を廃案にするために皆さんの力を貸してください」と演説しました。
しかし、これは順序が逆です。

3.新安保法案に反対の野党は今すぐ選挙協力に向けた動きを始めよ!

野党は新安保法案の反対の一点で統一候補を立てるか、もしくは選挙協力を行う手はずを整えてから、「私たちはこれらの方策を準備した。どうぞ皆さんの力を貸してほしい」と言うべきです。

大阪市長の橋元さんは「デモに参加している人の数など全体の選挙人数から言うと、わずかな数でしかない」と言いました。
確かにその通りでしょう。

しかし、もしデモに参加している人々が選挙において野党統一候補に投票してくれるように頼み込む働きをしたら、どうでしょうか?

それでも橋元さんは「恐れるに足らない」と、うそぶいていられるでしょうか。
きっと足をガタガタ振るわせるにちがいありません。

4.公明党と創価学会のこと

現在、創価学会の内部では新安保法案反対の空気が強いと言われています。
しかし結局は今まで通り自民党の忠実な協力者としての役割を果たし続けるのではないかと、ありのパパは考えています。

その理由は創価学会が池田大作名誉会長のカルト的支配のもとにあるからです。
彼が公明党と自民党の連立終了を決断しない限り、公明党が自らの意志で自民党とたもとを分かつことはあり得ません。

しかしカリスマ的リーダーというものは、全体の意見を俯瞰(ふかん)しながら落とし所を探るのが一般的な有り様です。
結局、民主主義が存在しない組織では正しい決断を下すことはできないのです。

5.成熟した民主主義に今こそなれるチャンス!

今国会でたとえ新安保法案が成立したとしても、野党連合が次の選挙で多数を占めるなら次の国会で新安保法案を廃止してしまえばよいのです。
これは無理なことでも、難しいことでもありません。
そのための準備を今から始めることが大切です。

a.予備選挙の実施

前回の民主党政権では「約束したことを実行しない」のが当たり前のことになっていました。
これではいけません。

こうなったのは、一人一人の議員が自分の本音を隠して、党の指導部や支持組織の意向に表面的に賛成したように見せかけて公認を得たことが原因です。

ですから、この事態を防ぐには公認を密室で選ぶのをやめることが唯一の解決策となります。

野党統一候補として公認を得るために予備選挙を実施し、候補者同士で本音を戦わせるのです。

また、この事はあまりに過激な意見をもつ候補者を除外する効果もあります。

本選挙になれば過激な意見をもつ候補者が当選する見込みはありませんから、どうしても中道寄りの候補者を選ぶ力が働きます。

b.必ず新安保法案反対の野党統一候補を擁立する。

次の選挙はたぶん参議院選挙になるでしょう。
この参議院選挙において野党が過半数を取れば、安倍内閣は一気に窮地に追い込まれます。

次の選挙が控える衆議院議員は浮き足立ちます。
そうなれば新安保法案がたとえ成立しても実行するのは到底無理な話しになります。

c.神風ではなく、海が割れる事を求めよ!

我が国野党の方々はずっとこれまで「風頼み」でした。
ただただ風が吹くのを待ち望むだけでした。
これではまるで蒙古襲来(もうこしゅうらい)に怯(おび)えて神風(かみかぜ)が吹くのをなすすべなく待ち望むことしかできなかった我が国のようです。

もしモーセのように紅海が二つに別れることを望むのであれば、その前に神の意志に従うことが必要です。
よくよく「神の意志」とは何であろうかと考えてみることです。

◎我が国が間違いのない道を歩むことができますようにと祈ります。

スポンサーリンク